土曜日版の様子のページ
2015年11月~2016年1月にかけて行われた
子育てコースのフォローの会として、
「土曜日版 楽笑会」を立ち上げました。
この会は、コースのメンバーさんだった藤井さんが
お世話くださっています。
毎月の記事も藤井さんの手によるものです。
どうぞ、お楽しみください。

楽笑会土曜日版の問合せは、藤井さんまで。

  ようこそ 
 楽 笑 会
 

土曜日版 2023年

1月3月4月5月6月7月8月10月11月12月








楽笑会 土曜日版 12月

楽笑会のみなさま、

寒に入り寒さが厳しくなってまいりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。さて、12月の楽笑会だよりをお送りします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定


♪ 例会報告


 前半は、近況報告かねがね、1年を振り返って意見を述べたり、思い出したことをシェアリングしたりしました。後半は、北風さんが作ってくださった『「なかま」&「できる」』のワークシートを使って、「なかまとできる」を見つけあうワークを行いました。(ワークシートは、12月に配信済です)

 今年はというと、やはり新しく誕生した『EOLECT(エオレクト)』が話題の中心となりました。「なかま」と「できる」を見つけて、それを相手に伝えていく。とてもシンプルになったように思います。また、「なかま」と「できる」を見つける過程で、どのようなコミュニケーションにも、双方(メンバーさんとその相手さん)が、今できることを精一杯に、「そのとき考えうる最善の対応」を選択していることに気づく瞬間が、時々あります。

 慣れてくれば、相手の「そのとき考えうる最善の対応」だったことに、すぐに気づいたり、気づく回数が増えてきたりするかもしれませんね。それによって、マイナスの感情がコントロールしやすくなります。でも、まだなかなか自分では気づかないことが多いので、今年は、北風さんのワークシートを使って「なかまとできる」を見つける訓練をもっともっとしていきたいなと思うところです。 

 どのやりとり(会話)の中にも、「なかま」と「できる」ってあるんだそうです。ですから、北風さんのワークシートでは、一文一文ごとにそれらを考えていきます。また、感情を、ハートの形をしたイラストへ色塗りで表現することで、ワークをする前と後とで、自分の感情がどんなふうに変化したか、分かるようにも工夫されています。

 ワークを実際やってみて、特に他のメンバーさんが顕著だったのですが、あきらかに違っていたことにびっくり!! ワークを通じて、その方が十分な気づきと勇気を受け取られたんだなぁって、よく伝わってきました。それが、一番印象に残りました。

 さて、もう2024年を迎えます。また来年も、皆さんと歩んでまいりたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。


♪ メンバーさんのご感想

 
今回も、かぜさんや皆さまのおかげで、とても元気になって帰る事ができました。心の中に沢山のお土産をいただきありがとうございました。

 風さんのワーク、自分の心の状態が可視化できて、とても面白かったです。ありがとうございました。ワークで、メンバー皆様のエピソードには、沢山の「なかま」「できる」があって、宝物を探すみたいでワクワクしました。

 自分の中の「なかま」「できる」を教えてもらって気付けたり、自分で探す作業やハートに色を塗る作業は、自分の心と対話する感覚がしました。ちょっと自分を大切にできている感じがして嬉しかったです。

 相手の、「なかま」「できる」を探す時に、「もしかしたら、相手のこの言葉の背景にはこんな事があったのかもしれないなぁ〜」と、あくまで想像で妄想の範疇なのですが、、相手を思いやってみる。を意識して探してみると、見えなかった相手の「できる」「なかま」が少し出てきました。そして、自分自身が穏やかになる感じがしました。これが心の余裕なのかなぁと感じました。メンバーさん皆さまが、ワークの前後で、明るい変化があった事で、空気感もパァ〜っと明るくなった気がしました。

 私自身も、心を守ろうとする赤く鋭いトゲトゲや、心の中にいる我が子か、小さな私の周りに何重にも重なって作られたガード。それは狭くて暗い色で硬いトゲトゲしたガードで覆われていました。心の中でぎゅーっと固まったわが子か、小さな私が、、ワークを通して変わりました。

 暖色系のハート全体で「なかま〜」と笑ってます。そのハートの周りは「大丈夫」「なかまだよー」の明るい黄色がかった色で覆われていて、ピンクのハートがちらほらと出ていました。

 私は、このワークを通して、相手は敵ではなく「なかま」だったことに気づきました。マイナス感情でしかなった私は、無意識にも、相手と心の中で闘っていて、ソレがしんどかった事にやっと気づきました。モヤっとして心の中で闘っていたけれど、相手は本当は「なかま」で、闘う相手ではなかったのかもしれないなぁと気付けたら、次は「できる」がでました。ふっと身体の力が抜けて、次は、もう少し違う視点で向き合っても大丈夫だと思えたことで楽になりました。

 楽笑会は、かぜさんがおっしゃっていたように、「人の話を最後まで聴く」を、メンバーの皆さまが「できる」方たちばかりで、私は、その皆さまと、その空間で過ごさせていただいているから、元気になれているんだなぁ〜って、改めて、風さんのお話をお聞きして腑に落ちました。
 
 「はて、、わたしはソレができているのか⁈」と自問自答して、私自身、落ち着きなく自信がない所なので、これからの日々、自分で少し意識をしていこうと思えました。

 今月も、沢山の笑って深イイ学びをありがとうございました。(大阪 Yさん)


♪ 楽笑会の予定

 楽笑会(土曜日版)の予定は、1月20日、3月16日です。時間・場所は、14時から・北風さん宅です。
 2月は、楽笑会に代えて、3月3日に萩昌子さんのオープンカウンセリングを開催します。なお、3月3日は、土曜日ではなく日曜日です。お間違えのないよう、ご注意ください。













楽笑会 土曜日版 11月

楽笑会のみなさま、

日暮れが早くなってきましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。さて、11月の楽笑会だよりをお送りします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪ 例会報告

 今月は5名の参加でした。

 北風さんから盛岡の錬成講座のお話をお聞きしました。オープンカウンセリングの様子やサイコドラマなど、魅力的なすごい内容をお聞きしました。

 その後、初めましての方もおられましたので、少しご挨拶をしました。萩さんのオープンカウンセリングを受けられたメンバーさんが、その日は何だかわからずふわふわしていたけど、「何事も私は大丈夫」という芯ができて、何か問題があってもそこに立ち返ることができるようになったと言われていました。私も見学させていただいていましたが、納得された時ふっと表情が緩み緊張が解かれたのを覚えています。

 また過去に錬成講座やかささぎ座といった宿泊を伴う講座に参加された方からは、如何にすごかったか、効果が何日も続くのか、をお話いただきました。また子どもの問題に目を向けがちですが、棚に上げていた夫婦の問題にも目を向けることの大切さも教えていただきました。

 先月も感想に書きましたが、私も楽笑会に行ったあとは優しくなれる気がします。たった3時間ですがかけがえのない時間です。その空気を3日間宿泊で浴びるのはやはり絶大な効果なのですね。

 あとはお子さんがご自分でもう学校には行かないと決められ、その事をご自分の口で学校側に伝えたことをお話しくださいました。今まで反対だったお父さんにも自分の意思を伝え、お父さんも一緒に学校に付き添い見守られたそうです。お子さんご自身の決断力にメンバーのみなさん拍手でした。またそれを見守ることができるようになったご主人さんの変化も、メンバーさんが決心して変わられたからだと思いました。

 長年学ばれているメンバーさんへの「変わった分岐点はどこですか?」との質問に、「その時まではパートナーにどうしたい?とか聞いたことがなく勝手にこうだろうと決めてしまっていたが、聞いてみるととても面白い意見を持たれていてパートナーさんとの関係が変わった時」と答えられていました。パートナーさんとの関係が変われば子どもとの関係も良好になり何だかとても幸せな方向に進んだとおっしゃっておられたのが印象的でした。長く学ばれていると書きましたがその方はもう学ばれているというより身体で体現されていて自然と行動ができるような感じのメンバーさんです。

 今月もたくさんいいお話を聞かせていただきました。メンバーさんのお話を聞くことで私も色々体感でき、空気を浴びることで自分の緊張が緩む気がします。今月もありがとうございました。

 また来月もお願いいたします。


♪ メンバーさんのご感想

 いつもあったかい空気感を醸し出されている、風さんや、メンバーさんの皆さま、そっと寄り添ってくださる一言の優しさや、言葉のユーモア、、とても素敵なお話の数々、、楽笑会に参加させて頂いて幸せでした。とても心ほぐれる時間をありがとうございました♪

 風さんはじめ、皆さまお一人お一人の滲み出た素敵な空気感が、とても温かくて、決して押し付けではない、ジワジワ浸透していく学びや気づきが、今回も沢山ありました。最高の癒し時間、心に沢山お土産をいただき、萩さんのオープンカウンセリング後の様に、フワフワした不思議な感覚がまだ続いています。

 風さんのお話で、カウンセラーさんの養成講座に参加される方達は、その学びの途中の模擬カウンセリングでうまくできなくてお互い傷つくようなことが仮にあったとしても、それは「折り込み済み」で受講されているから大丈夫だという事に、とても驚きました! と同時に感動しました! 私だったら、あかんタレなので、何日もひきづって、すぐへこたれそうだなぁと思いました。だから、やっぱりカウンセラーさんの人間力って、凄いんだなぁ!って思いました。

 風さんの「心だけでもゴロゴロしていって下さい」という言葉に、身体中の力が抜けました。少し自分で蓋をして強がっていた心も、言語化できました。キュッと固まった心の中の正体が分かったら、私が大切にしたい事が見えました。

 周りからどう言われても、まだ子どもの事を諦めてないし、愛しているし、信じているし、我が子の将来にも夢を持ちたいと願っている。希望を持っているんだと気づきました。でも、その将来は子どもたち自身で決めて、花咲かせる為に動いていくのだから、私ができること、勇気づけの空間、言葉や、態度で、ユーモア的に自分を変えていこうと思いました。

 不合格通知が届き、落ち込んでる子どもを勇気付けたくて、ユーモア全開で明るく接したら、娘には「お母さん、軽すぎる!笑 ママは、たんぽぽの綿毛並に軽すぎ!」って、笑って呆れられ。。でも子どもが笑顔になって、その後動き始めた様子を見れたから、一旦、自分にも、丸をあげました。   

 話を聴いていただいたり、沢山の深いお話を聴かせて頂いて楽笑会から帰ると、毎回、自分の心が、静かで穏やかになっている事に気づきます。きっと、勇気づけの空間って、こういう事なんだろうなと、、。

 いつも、楽笑会で、風さんはじめ、そこで出会うメンバーさん達との出会いに、ありがたいなーって思います。(大阪 Yさん)



前回はいろんなお話を聞かせてもらう中で、自分の悩みは他の人の悩みでもあるんだな、と気付かせてもらうことで勇気づけられました。

LINEグループを抜けたい悩みは私もつい1週間前くらいに思ってまして、結局自分の目につかないよう削除して、次に来ても無視しとこう、と決めたところでした。ブロックが有効なのも教えてもらえたのでよかったです。娘に聞くと、退会したらいいやん?と言われ退会しても誰も何も言わないし、日常は何も変わらないと思うのでそれを試してもいいな、とも思いました。次は決断できそうです。

あと学校の垂れ幕ってあれは一体誰に向けてアピールしているんだ?と常々思っていたことも思い出しました。学会のお話も楽しかったです。

また次回も楽しみにしています。参加者の皆様ありがとうございました。(兵庫 Kさん)



久しぶりに参加させてもらいました。いつもの暖かい雰囲気の中で、笑いあり涙あり皆さんのパワーを貰って帰りました。

私事で日々忙しくなってきましたが、楽笑会に参加できるように頑張ります。少し早いようですが、北風さん、藤井さん、はじめメンバーの皆様、来年もよろしくお願いします。(大阪 Mさん)



メンバーさんと、たくさんお話できて、とても楽しかったです。楽笑会だよりをご覧になって、わざわざ参加してくださったメンバーさんがいらっしゃいました。それだけで、うれしい気持ちでいっぱいになりました。感謝感謝です!!

「楽笑会に参加すると、人に優しくなれる」と感想を述べてくださったメンバーさん。楽笑会は月にたったの1回ですが、私にはかけがえのない機会です。参加してくださったメンバーさん一人ひとりが、人に優しくする雰囲気を作ってくださっているんだなぁと思います。メンバーさん一人ひとりの存在が、楽笑会にとって、とても貴重で、お互いに勇気づけ勇気づけられてと、そういう空気感がとても気に入っています。

また、「自分の悩みは他の人の悩みでもあるんだな」と感想を述べてくださったメンバーさん。まったくの同感で、私もそのような体験をし、それからはリラックスして参加できるようになりました。そして、自分の体験したこと、感じたことを、たくさんお話できるようになりました。

アドラー心理学は、他の心理学とは違っていて、オープンカウンセリングなど、自分の悩み事をみんなで助け合いながら、力をあわせて解決していこうとします。アドラー先生は、よくカフェなど公衆の前で悩み事を聴いていた、と聞いたことがあります。今月の楽笑会は、まさにそのような雰囲気でした。

みなさん、いつもありがとうございます。そして、これからも、よろしくお願いいたします。また、たくさんお話しましょう。(大阪 F)



♪ 楽笑会の予定

楽笑会(土曜日版)の予定は、12月16日です。時間・場所は、14時から・北風さん宅です。年内最後の楽笑会となります。お忙しい時期かとは思いますが、お会いできたらうれしいです。











楽笑会 土曜日版 10月

楽笑会のみなさま、

朝ごとに冷気が加わってまいりました。お変わりなく、お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。遅くなりましたが、10月の楽笑会だよりです。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪ 例会報告

今月の楽笑会は、3名での開催でした。北風さん宅にお邪魔すると、「頼ることは苦手」の話題で話が盛り上がっていました。毎月、例会前の時間では、いろいろなテーマで話が咲くのですが、今月は、特に興味深いテーマだなと感じました。私も「頼ることは苦手」と感じます。メンバーさんの話を聞いていると、人それぞれに苦手だと思う理由や背景が異なっていました。とても興味深いお話でした。

次に、楽笑会では、冒頭、前回学んだことや、それからのことなどのシェアリングをおこないました。今回は、前回お話をしてくださったメンバーさんが、それからのことをお話してくださいました。その後、通塾をしぶることが多くなったとのことでした。メンバーさんは、機会があるたび北風さんに相談し、楽笑会の時にはすでに解決に向かわれていらっしゃいましたが、その一連の出来事とそこからの学びをシェアしてくださいました。

EOLECT(エオレクト)では、「なかま」と「できる」を相手に伝えていくということを学ぶようなのですが、それらは、相手の「どんな行動の中にもある」と、北風さんはおっしゃいます。例えば、「暴れる」という行動の中にも「なかま」と「できる」はあるのです。だから、北風さんは、メンバーさんから相談を受けたとき、メンバーさんがご自身で見つけ出すことを期待されて、それらを探してみられるようにアドバイスされました。

メンバーさんは、EOLECT(エオレクト)を受講済でしたので、北風さんのアドバイスをきっかけに、学ばれたことを思い出されました。そして、暴れるという行動の中にある、「なかま」と「できる」を探す努力をなさいました。その結果、「家にいてくれて、安心だわ」と思えてきて、そのように子どもさんに伝えられました。

子どもさんの様子は、ここから一気に改善に向かっていきました。北風さんは「ご自身で見つけたメッセージだったからこそ、メンバーさんの、表裏のない、偽らざる気持ちが、子どもさんに伝わったんだと思います」と、そのような趣旨のコメントを述べていらっしゃいました。

メンバーさんの自力解決を信じてアドバイスをなさった北風さん。それに応えて自ら答えを見つけ出し、実際に行動に移して、子どもさんにメッセージを伝えられたメンバーさん。お二方とも、すごいと思いました。このお話を聞いて、とても勇気づけられました。素敵なお話、本当にありがとうございました。

♪ メンバーさんのご感想

こんにちは。今月もありがとうございました。久しぶり過ぎて勝手に参加することに緊張しておりましたが、暖かく迎えていただき、来てよかったと心から思いました。

最初は北風さんと2人という贅沢な時間でした。ある本の感想から「自分を許すとか好きになることから始めましょう」というのが私にはどうしても腑に落ちないという事についてお話しました。その中で私は人を助けるのが得意で、頼られると自分がしんどくてもやってしまう。でも頼ることは苦手。私が頼っても相手は助けてくれるし、嫌な気持ちはしないとわかっていてもできないとわかりました。北風さんも似たようなタイプと言われていましたが、幼少期の境遇は反対だし、何でも自分でしなくては気がすまないのはどこで培ったのかと帰ってからも考えると、幼少期ちやほやされすぎて何でも思い通りになったからかなと。そうして私の「人々は私の言うことを察して私が気分良くいるために動く」というライフスタイルができたのかなと考えています。私はよくやってるのにうまく行かないのはおかしいと思うから、最初の自分を好きになりましょう、認めましょうに引っかかるのかなと思い至りました。

あとはメンバーさんと子供さんのお話で、子供さんの良い所を見つけられ、それをそのまま子供さんに伝えると子供さんが少しずつ良い方に変わって行きつつあるというお話にも心動かされました。嫌な場面に出会った時、その場を離れる、課題の分離をする、いいところを見つけるは得意になりました。でも声をかける勇気はありませんでした。子供に対して冷静にはなれるけど歩み寄りがまだまだできないです。北風さんにアドバイスいただいたように「親切にする」が何とかできる感じです。自然と声掛けされたメンバーさんを尊敬しました。

今月もありがとうございました。参加中はいつも頭の中では色々考えているのですが言葉にするのができないです。でも北風さんやメンバーさんのお話を聞いて空気を浴びるだけでうまく言えませんが、帰宅後、人に優しくなれる気がします。ありがとうございました。(兵庫 Mさん)

♪ 楽笑会の予定

楽笑会(土曜日版)の予定は、11月18日、12月16日です。時間・場所は、14時から・北風さん宅です。最近は、参加される方が少な目なので、よろしければいらしてくださるとうれしいです。みなさんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。どうもありがとうございました。

(9月の楽笑会土曜日版は、萩昌子さんのオープンカウンセリングを開催して、楽笑会の代わりとしました)











楽笑会 土曜日版 8月

楽笑会のみなさま、

木々の葉も色づいてきました。お変わりなく、お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。8月の楽笑会だよりをお送りいたします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定


♪ 例会報告

今月の楽笑会は、4名での開催でした。

「夏休みも終わりに近づいてきましたが、いかがでしたか」ということで、メンバーさんが、子どもさんとの一場面をお話してくださいました。ある日、子どもさんが、塾に行くのをしぶられたとのこと。いつもは、そういうことはないのですが、と。

どうやら宿題が終わっていなかった様子。塾では、復習テストもあるとのこと。宿題はするつもりでいたようなのですが、前日思いがけず疲れて、眠ってしまい、そんなこんなで予定が狂ってしまいました。

さて、このようなとき、どんな対応ができそうでしょうか。どうやら子どもさんは、お母さんに電話をかけてもらって、休みたかったようです。きっと、行きにくかったんでしょうね。テストのことも気になったいたに違いありません。結局、メンバーさんが塾に電話をし、事情を説明されて、今回は配慮してもらえることになりました。その甲斐あって、子どもさんは安心し、その日も塾に行くことができました。

メンバーさんのご対応は、子どもさんのお話にじっくり耳を傾けて、子どもさんは何に困っているのか、どうしてほしいのかを聴きだして、どういう点で相談にのってあげられるか、また手を差し出してあげられるかを、よくよく考えていらっしゃいました。

「(ご自身の対応の)どこがよかったと思いますか」北風さんは、メンバーさんにそうお尋ねになったのですが、それは、とても勇気づけられるメッセージだったように、私には感じられました。メンバーさんは、「お母さんだったら電話してくれる、何かしてくれる」とか、「どの先生が電話に出ても、お母さんだったらうまく説明してくれる」と、ご自身でよかったところ、うまくできたところを見つけ出していらっしゃいました。

その様子を眺めていたのですが、自分で自分のよかったことやできたことを言葉で説明できるようになったら、今まではできたりできなかったり安定しなかったことも、意識的に使えるようになるんじゃないかなと、思えてきました。問いかけ方一つですが、すごいなと、思いました。

楽笑会では、いつも、「良い意図」があるといったん決めて、相手の中にある「できる」と「なかま」を探していくところから始まります。今回のお話も、子どもさんは、いろいろ「(精一杯)やろう」としただけのことなんですよね。そして、いろいろやってみようとしたけど、結果としてできなかった、うまくいかなかった(今回のお話では、宿題ができなかった)、たかだかその程度の(ちょっとした失敗)なんだと思えば、「宿題をやろうとしてたよね」とか、「そんなふうに思えること自体、あなたの『できる』なんだよ」といった声かけにつながっていきそうです。

「良い意図」は、本人(子どもさん)が気づいていないことも多いようです。だから、もし私たちがそのことに気づいたのなら、言葉にして伝えてあげるといいですよね。例えば、「勉強をしっかりやって行きたかったんだよね」とか、「テストでいい点をとりたかったんだよね」とか、「塾に行けてよかったね」とか、「理解のある先生でよかったね」とか、「よく眠れて、体力が回復してよかったね」とか。

今回はご紹介できませんでしたが、他のメンバーさんも子どもさんとのお話をしてくださいました。周りの人に関心を向けていくことを、アドラー心理学では、「共同体感覚」といいます。どのお話にも、子どもさんとのやりとりの中には、お母さんやお友達など、周囲にも関心が向けられるようになってきたんだなぁ~と感じられる場面がありました。もし、そういう場面に遭遇したら、共同体感覚の芽が育ってきたなぁ~と、素直に喜びたいものです。そして、そのうれしい気持ちを子どもさんに伝えていきましょう。それはきっと、勇気づけになると思いますよ。


♪ メンバーさんのご感想

メンバーさんのお話をお聞きして、お子さんがお母さんに甘えて頼っている姿がかわいいな〜、中学生になるまでずっと良好な親子関係を築いてきているからそれができるんだな〜良い親子関係だなぁと思いました。

他のメンバーさんは同じようなケースで真逆の対応をしました、とお話されましたが、第三者として聞いていると、どちらのメンバーさんも、その時にそれぞれが最善だと思った行動を選択しているので、どちらも素晴らしい対応だと思います。

こどもたちに、気持ち伝えてくれてありがとう、甘えてくれてありがとう、あなたは十分〜〜ができてるよ、と伝えることで、もっともっと良い関係に発展していくのだと学びました。

それと、風さんとメンバーさんが教えてくれた、マイナス感情はアラームだという言葉が、私の中にも、すっと入ってきました。

イライラモヤモヤした時に、あれ、これはなんのアラームなんだ?と立ち止まって考えるようになりました。例えば仕事でイライラ。このイライラはなんのアラームなんだろうかと考えはじめると、脳が一生懸命捜索し始めるからなのか、イライラの感情が止まり、これは自分を守ろうとするためのアラームなのでは?!と気づき、あぁ私は自分を守ろうとしてるんだ〜と、少し穏やかになれます。怒りは6秒待てばいいとか、その場を離れるとか、いろんな切替の方法がありますが、なかなか実行が難しく、切り替え下手でしたが、個人的にこの手法が効果的だなと思いました。

あと、日常の中でのイライラで、こどものYouTubeの趣味が私と合わず、その音楽追い立てられるようで好きじゃないからかえてほしい、と何度か文句を言っていたことがありました。こどもの中のなかまとできるを探すと、最近は朝はやく5時や6時から1人で静かにTVのYouTubeをみています。音量を最小限にして見ているところが、合理的だし、やさしい気配りだなぁと思いました。

そこに視点を向けられると、ありがたいな〜と素直に思えて、お礼が伝えられました。こどもの真似してちょっと口ずさんでみたら、"え?!この歌好きになったん?!"と目をキラキラさせて、嬉しそうでした。(兵庫 Mさん)


♪ 楽笑会の予定

楽笑会(土曜日版)の予定は、10月21日、11月18日、12月16日です。時間・場所は、14時から・北風さん宅です。みなさんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。深まる秋を満喫されますことをお祈りしています。ありがとうございました。












楽笑会 土曜日版 7月

楽笑会のみなさま、

秋に向かう時季になりましたが、暑さがひとしお身に堪える今日この頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。さて、7月の楽笑会だよりをお送りいたします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪ 例会報告

今月の参加は、4名でした。そして、2名の方がお話をしてくださいました。

一人目の方のお話は、メンバーさんと子どもさんとの一場面で、とても暑い日中に、どの交通手段で帰宅するかで、意見が食い違ってしまったとのこと。子どもさんの希望を一旦は受け入れて、タクシー場に行って待つも、来る気配がありません。マイペースでおっとりとした子どもさんは「タクシーががいい」と焦る様子もなく暑くても待つことに問題なし、一方で何事もぱぱっと済ませていきたいメンバーさんは、「これムリやで。暑いから電車乗ろう」と、意見が別れてしまいました。

まぁまぁ、この暑さですからね~。来るかどうかもわからないタクシーをひたすら待つというのも、ちょっとしんどい話です。

このように、子どもさんとペースや考え方が合わなくて、ちょっとうまくいかなかったお話なんですが、「こういったことがよくあるんです」ともおっしゃっておられました。何度も繰り返されているようなパターンって、もし、うまい解決なり糸口なりが見つかったら、これからのコミュニケーションがぐっと楽になりますから、とっても期待が持てます。どんな解決案が出てくるのか、とても楽しみです。

そんな感じで始まったのですが、北風さんのエオレクトでは、独自のワークシートを使って「なかま」と「できる」を見つけるところからスタート。そして、見つかった「なかま」と「できる」は、相手に知らせていくという流れです。ちなみに、エオレクトでは、知らせることが勇気づけになるとのことでした。

この事例で印象的だったのは、「どのコミュニケーションも、双方(メンバーさんと子どもさん)ともに、今できることを精一杯に、そのとき考えられる最高の、最善の、対応をしている」ということ、そして、「そのことから出発すれば、(困ったなぁと思ってしまったことも)実は、ちょっとした掛け違い、誤解、言葉が足りなかっただけに過ぎない、ということが分かってくるんです」というメッセージでした。

それともう一つ。メンバーさんご自身が子どもさんの「できる」でおっしゃられた「子どもはフラットでいてくれる、感情がイライラしない」について、北風さんが、メンバーさんに投げかけられた「それに助けられていることは、何かあります?」というメッセージは、私にとっては鮮やかで、絶妙な問いかけでした。

私も、「それに助けられていることは、何か?」という姿勢を持って、暮らしてみたいと思いました。

二人目の方のお話は、メンバーさんの職場でのお話でした。職場の業務歴はメンバーさんのほうが長く、後から来られた方が正社員なり上司なりで立場は上位だが、経験が浅かったり、業務に不慣れだったり、現場の理解が足りていなかったり、職員同士のコミュニケーション不足だったりということがあります。今回のお話は、そのたぐいの諸事情により混乱が生じていて、どう対応すればよいかというものでした。

この事例でも、先の事例同様、相手さんの「なかま」と「できる」を見つけて知らせる方法を考えていきました。いろいろと考えてみたのですが、今回は職場ということもあり、組織の価値観や行動規範、人事要因など、個人でできる解決法は、やや限られたものになってしまいました。

とはいうものの、この事例で学んだことも、私たちアドラー心理学を学んでいるいる者から見ると、うまい方法ではないように思える相手の行動も、相手は「居場所を求めて行動してる」のであって、精一杯の対処であるということ、逆に、そうしないと自分の居場所がなくなってしまうと(思って)いること。もし、そういう視点で捉えることができるようになれば、相手の「なかま」と「できる」を見つけやすくなるし、相手のことや立場なども理解できるようになるかもしれないとうことでした。

今回メンバーさんが採用された代替案は、ご自身が見つけた相手さんの「なかま」と「できる」を、その方に直接伝えるのではなく、第三者が感じた「なかま」と「できる」を積極的に収集して、それを「◯◯さんがこんなふうに良かった、うれしかった、と言っておられましたよ」と、相手さんに(間接的に)伝えていく案でした。これならできそうだし、角を立つこともなくすっと受け取ってもらえそうなので、一度試してみたいとおっしゃってくださいました。

そういう方法もあるんですね~。選択肢が広がって、うれしいです。

ご相談してくださいましたメンバーのみなさん、どうもありがとうございました。たくさんの「なかま」と「できる」が見つかると、なんだか私も元気になりました。他の方もそのようでした。ちょっと不思議な感覚でした。


♪ メンバーさんのご感想

久しぶりに楽笑会に参加しました。エオレクトのワークを初めて体感して、パセージとの違いに驚きました。

最近職場でトラブルが多く、自分の対応はどうだったか点検しても、迷い、どうしたらいいかわからないこともありました。それがエオレクトでは、自分の対応や工夫を考え悩まなくてもよく、また、相手が不適切な行動をしていると感じても、相手は今、それが精一杯なんだということがわかりました。

長年学んできたパセージの「仲間」も大切にしながら、ひらがなの「なかま」と「できる」も探してみようと思います。そして、自分が今までうまくできなかった対応は、その時できる精一杯だったとも思えたので気持ちがラクになりました。

初めてお会いしたメンバーさん、エピソードを出してくださってありがとうございました。そして、いつも支えてくれるメンバーさん、北風さん、新しい学びを一緒にできて良かったです。(滋賀 Kさん)



もともと自分の娘のいいとこ見つけをしたいなぁ、と思い、昨年あたりから久しぶりにアドラーに参加させてもらっています。

エオレクトは今年の冬に受けましたが、その時よりこうしたフォローの会での方が、娘に対して新たな発見があるような気がしています。前回も今回も娘に対して新たな感じ方をすることができて、とてもうれしく新鮮な気分です。

風さん始め参加者の皆さま、私の話を聞いてくださりありがとうございました。また参加させていただけるとうれしいです。

それではまた皆さんとお出会いできるのを楽しみにしています。毎日暑いですがどうかお身体ご自愛ください。(兵庫 Kさん)



♪ 楽笑会の予定


楽笑会(土曜日版)の予定は、8月26日、10月21日、11月18日、12月16日です。時間・場所は、14時から北風さん宅です。なお、9月の楽笑会は、10月7日にオープンカウンセリングとして予定していますので、開催いたしません(9月はなし、10月に2回開催のイメージです)。

みなさんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。秋の訪れを待ち焦がれる頃、どうぞご自愛ください。











楽笑会 土曜日版 6月

楽笑会のみなさま、

梅雨入りし毎日蒸し暑い日々が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。さて、6月の楽笑会だよりをお送りいたします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪ 例会報告


今月の参加は、3名でした。手始めにそれぞれの近況報告をしました。思い思いに話し、うまくいっていること、ちょっと困っていること、などをお話しました。

次に、私の事例を、楽笑会のワークシートを使って考えていただきました。今回の事例は、何気ない日常の、でもよく繰り返されている、そんなシーンです。それは、私がいない場面での、パートナーと子どもとのやりとり(ケンカ)なのですが、私がいるときには、それは起こらないのです。なので、家族で食事をしているときなどに、パートナーが「今日はいろいろすることがあって、とても疲れた。それなのに、〇〇(子ども)は、今日もこんなこんなだった・・・」などと、そのときの話しを持ち出すというパターンなのです。

私がどちらか(パートナーか子どもか)についてしまうと、話がややこしくなりそうなので、それはできることなら避けたい。でも、このまま放っておいても、このパターンは繰り返されていて解決しそうにない。私に何かできそうなことはあるでしょうか、という相談をしました。

ワークシートは、「なかま」と「できる」を、行動の中から見つけ出すところから始まっています。そこで今回は、パートナーの「なかま」と「できる」を探していくことにしました。(こどもの「なかま」と「できる」を探すこともできるそうです)

私が特に印象に残ったのは、パートナーの「なかま」と「できる」を見つけていくと、結局のところ、子どもとのケンカの部分にアプローチする必要はなく、その前段階の、「今日はいろいろすることがあって、とても疲れた」の部分にある、パートナーの「なかま」と「できる」を見つけて、それをパートナーに伝えていくことでも、充分、応援できるという点です。

結局のところ、やはり私が取り扱える関係というのは、私とパートナーか、私と子ども、の2つだけということがわかりました。パートナーと子どもの関係をなんとかしようとしても、おそらくそれは得策ではない、というご意見でした。

また、「なかま」は、「自分(=パートナー)と他の人との間にある肯定的なつながりを感じること」で、それは「パートナーの中にすでに存在しているもの」ということらしいのですが、従来の子育て講座で学んできた「なかま」と少し内容が違っているらしく、自分としてはまだ違和感があってしっくりこないので、これから慣れていきたいと思いました。

お話を聞いてくださいましたメンバーのみなさん、どうもありがとうございました。


♪ メンバーさんのご感想


なかまとできるを見つける作業を進めていくうちに、私にはパートナーさんの、"私のことをもっとみて♡"という声が聞こえてくるように感じました。
なんでも受け入れてくれる優しいメンバーさんの性格をよくご存知で、甘えているのかな?とも思いました^_^
まるで、ラブレターのようです。愚痴を言っても受け入れてくれるメンバーさんがそばにいて、なんて幸せなんでしょう。

わたしも、よく、愚痴を言い、パートナーにうざがられることも多いんですが、受け入れてもらえる安心感があるから、言えちゃうんですね。(兵庫 Cさん)

♪ 楽笑会の予定

今月の楽笑会は、7月22日です。時間・場所は、14時から北風さん宅です。みなさんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。












楽笑会 土曜日版 5月

楽笑会のみなさま、

梅雨の時期となりましたが、みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。さて、5月の楽笑会だよりをお送りいたします。今月は、メンバーさんのご感想のみの配信となっています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

今月の内容
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定


♪ メンバーさんのご感想


今月はいつものメンバーさんに加えて、初めての方、お久しぶりの方の3人の方が来てくださいました。
「お久しぶり〜!」とお迎えしたメンバーさんは「1年半ぶりです」とおっしゃったのですが、参加表を見てみると前回来られたのは2020年の12月でした。あらぁ〜、そんなに経ってますかぁ?とビックリでした、メンバーさんも私も!!(笑)初参加の方ももちろん嬉しくお迎えしたのですが、久しぶりに足を向けてくださったメンバーさんにも感謝です!

初めての方もいらっしゃったので、自己紹介をしがてら近況など伺いました。それぞれに(いろいろなことがありながらも)お元気に過ごされているお話を伺いました。

話題に出たのは、
妹ちゃんを蹴ってしまった園児さん。
修学旅行に行きたくない!と言っていたけど、最終的には出かけることができた中学生さん。
体調不良でおうちに戻ってきた20代のお子さん。
のお話でした。

園児さんのお話では、この行動の中にある「なかま」と「できる」を探してみました。蹴るに至った前後のお話を聞いていると、どうやら妹ちゃんと一緒に遊びたかったみたいです。それなのに、一人で遊ぼうとした妹ちゃんの態度が嫌だったのかもしれません。妹ちゃんが何をしているか興味を持って見にいき、一緒に遊びたいと思ったとしたら、園児さんの中に確かに「なかま」も「できる」もあるね、それって共同体感覚の「芽」でもあるね、とみんなで話をしました。

それから、最終的に「修学旅行に行く」を選んだ中学生さんの中にも、確かに「なかま」があるし「できる」もあります。その他にも、中学生さんが自分なりの友だちの作り方、自分なりの居場所の作り方をしていることが良く伝わるエピソードも聞かせてもらい、すてきな中学生さんだなぁ、と思いました。

最後に、体調不良のお子さんのお話を聞いていて、よく決心して家に戻ってこられたなぁ、と私自身が嬉しい気持ちになりました。私は何でもひとりですることをヨシと言われて育ったので、弱った時に頼っていける両親の存在は、それだけで温かくありがたく感じます。また、そういうお子さんのために、できることを何でもしようとされているメンバーさんの姿にも感動していました。なかなか体調が整っていかないお子さんを心配して、今できること、将来のお子さんのためにできることなど、さまざまに考えてらっしゃるメンバーさんです。

お子さんが家を出ている間の生活についていろいろお話を伺ううちに、メンバーさんが「私がいろいろしてあげなくても、自分なりにたくましくやっていきそうな気がしてきた」とおっしゃったことが、とても印象に残っています。確かにお子さんは、親元を離れている間、とてもたくましく自分なりに工夫しながら生活しておられました。今は体調を整えることを優先して実家でゆっくり過ごし、そのうちご自身が「これだ!」と思うもの(こと)に出会えそうだな、きっとたくましくやっていかれるだろうな、とそんな気が私もしてきました。

どのお話も、皆さんのお子さんたちの中にある「なかま」「できる」をたくさん感じられるお話でした。もちろん、メンバーさんご自身の中にも「なかま」「できる」がたくさんありました。それらを感じる度、私自身が嬉しくなっていました。ありがとうございました。(兵庫:KAZE)



初めての参加でしたが、エオレクトを受講した後でしたので、内容も分かりやすく参加しやすかったです。
あとあったかい雰囲気の中、ファシリテーターの北風さんがいてくださる安心感があり、初めてでも自分や子どもの話を無理なくすることができました。
他の参加者の方々のお話もとても心に残りいろいろ考えさせられました。
またぜひ参加したいと思っています。これからもどうかよろしくお願いします。(兵庫 Kさん)


♪ 楽笑会の予定

今月の楽笑会は、6月24日に開催いたします。時間・場所は、14時から北風さん宅です。みなさんにお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。











楽笑会 土曜日版 4月

楽笑会のみなさま、

若草の季節となりました。みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。4月の楽笑会だよりをお送りいたします。今月は、Yさんが作成してくださいました。どうもありがとうございます。今月は、3名の方が、ご参加くださいました。
(今月の例会報告は、もともとはメンバーさんのご感想としていただいた文章でしたが、よくまとまっていてわかりやすかったので、ご了承を得て、例会報告として掲載させていただきました。)

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪例会報告

 
かぜさんや、メンバーさん、とりとめのないお話を、沢山聴いて頂き、温かい空間を作り出して頂き、とても救われました。本当にありがとうございました。

 男性メンバーさんならではの、思春期の頃の男の子のしんどさ、不安定さを、実体験からお話しくださった事で、よくわからない長男の気持ちに近づけた様な気分になれて、嬉しかったです。メンバーさんのお子さま達それぞれ、自分の意思で進路を選び、その場所で様々な経験値を積み重ねながら成長されているお話、とても力強く逞しくて、メンバーさんご夫婦の見守る勇気を感じて感動しました。「子どもが選んだ選択が最善と信じるだけ」そうしていたら、「最善になる」とのお話が、とても印象的でした。

 子どもを信じる事は、そう信じる自分の事も信じる勇気がいります。自分を信じる。子どもを信じる。とても難しいけれども、面白がったり、笑いのネタが増えた〜って思いながら、「できる」「なかま」を探して、ぼちぼちやっていけたら良いなぁ〜と思いました。

 楽笑会から帰る頃にはスッキリと、清々しい気分になる自分がいつもいます。本当にありがたいなぁと思います。

 今回、沢山お話しを聴いて頂きながら、自分の中で気づいていなかった私の課題、「不安」を知ることができました。不安が出る時には、「今ここ」に意識すると良いという事も、一年前に教えていただいていたのに、私は、すっかり忘れていた事に気づかせて頂きました。そして、自覚せずに、ネガティヴの箱に入り込んでいた事を知らせて頂き、やっと出て来られました♪ ありがとうございます♪

 かぜさんは仰いました。ネガティヴの箱に入っている時、何もせずそこでじっとしているのもok! ぴょこぴょこ顔を出すのもok! 大切なのは、自分の状態を分かっている事。

 ネガティヴの箱の中で、
 「私の中に、どんな「なかま」があった?」
 「私の中に、どんな「できる」があった?」
 を探してみると良いですよ。
 「なかま」とは「つながり」の事ですよ。必ず、「なかま」も「できる」もあるから探してみてね。

 相手に対して腹が立つと言う事は、「それだけ、私は相手の事を信じていた。信じたいと思っていた。できる人と思っていた。希望を持っていた。」と頭に出てきて、ハッとしました。確実にそこには愛がありました。そして、ホッとしました。

 「肯定的なつながり、なかまがあるからこそマイナス感情が起こるんです。」
 私は、とてもその言葉に救われました。

 いつまで経っても成長できない自分に、自分で呆れて嫌気がさして、アウトプットの仕方がわからなかった。何か言えば、相手が心を閉ざすのではないか。何をどうやって伝えたら良いのか、相手の目を見るのも怖い。身動きがとれなくて、苦しかった自分と、お話を聞いて頂くうちに対面しました。それまで気づかず心に蓋をしていたようでした。

 世間で言われる、「ふつう」という言葉の曖昧さや、その言葉に対してのコンプレックス、凄く心が揺さぶられ動揺していた自分にも気付きました。

「〜しなくては!」「〜するべき」という、自分の枠を外した結果、振り切りすぎて、大失敗したお恥ずかしいお話も聞いて頂きました。笑 お友達と、それはそれは楽しくて夢のような時間でしたが、最後は、、、。思い出せない事ばかり。笑

 何にせよ、振り切ってしまう自分の事を、身をもって知れた経験でした。

 そんな、大失敗した私に対して、何故か、家族みんな優しくて、あったかくて、寛大すぎる対応に頭が下がりました。本当に私は恵まれた環境で生活させてもらっているなぁ〜とつくづく感じた失敗話。

 ケラケラ笑いながら、とても恥ずかしいドン引きするような話ができる「なかま」。こんな自分でも、ここに居て良いのだと思わせてもらえる環境。「私は生かされているなぁ〜」と思う以外にない体験でした。
 
 ありがとうございます。

♪ メンバーさんのご感想

少人数でじっくりとおしゃべりしました。話題に出たのは「不安」についてでした。

親としての不安はいつでもどこにでもあります。私は親になったことこそありませんが、夫のこと、親たちのこと、あるいは自分自身のことについても、いろいろ不安になることが(いまでも!)あります。時間として「未来」が認識できるようになった時からずっと、不安とは付き合っていかないといけないのだろうなとも思います。

それはきっと、自分が勇気を失っているときなんですね。そんな時、仲間に話すといいかもしれません。聞いてもらえるだけで少し勇気が戻ってくる気がします。あるいは、相手(子どもや家族)の中にある「なかま」や「できる」を探すのもいいでしょう。また、自分自身の中にある「なかま」「できる」を探してみましょうか。

そんな話をあれこれしていると、不安について話題を出してくださったメンバーさんが「あ!」とおっしゃいました。「今ここで」について考えればいいんだ!と。

そうそう、そうでした。未来のことは誰にも分からないし、どうやっても知ることができないから、今ここで、相手は何をしているかな、どう言っているかなと考えてみると、少し不安が軽くなりそうです。

すてきだなと思ったのは、不安だと話していたメンバーさんが、段々とお子さんが今ここでできていることに気づいていったことでした。仲間の勇気づけもたくさんありました。それも嬉しかったです。

また、来月も仲間の力を借りに来てくださいませ。待っています。(兵庫:KAZE)



 
少なめのメンバーさんでしたので、終始、歓談ムードの楽笑会でした。が、そこは楽笑会!! 決して歓談だけで終わらせることなく、しっかりとアドラー心理学に触れて、勇気づけてくださるところは、いつもながら、素晴らしいなぁと感じます。

 話題はたくさんあったのですが、中でも、「学んだことがうまくできない」と、落ち込んでしまう!! な~んてことは、私もしょっちゅうです。多くのメンバーさんが、一度はそんな体験をしたことがあると思うのですが、このことについて、エオレクトではどういうふうに考えて対処していけばいいか、復習を兼ねてお話ししてくださいました。考え方を丁寧に振り返りながら、どう考えるといいのか、視点や見え方を少し変えてみる、など、いろんなお話をしていただきました。

 エオレクトは、新しく開発された育児プログラムの名称です。エオレクトは従来の育児プログラムから進化していて、よりシンプルで、よりフレンドリーな雰囲気をまとっている印象を受けます。ただ、私は、未受講ですから、すぐに馴染むというところまではいたりませんでした。これから少しずつ、慣れていきたいと思います。

 エオレクトって、こんな感じかなと個人的に捉えています。まず、「なかま」と「できる」という大きな2つの要素があるらしいです。そして、「なかま」は、他の人との肯定的なつながりを、「できる」は、能力や得意なことなどの強みのことのようです。そして、それらを見つけるたびに、相手に知らせていきます。

 特徴的なのは、それらは、相手から与えられるものではなく、自分の中に「すでにある」という点です。ただ、ここは、私の感覚にすぐには馴染まず、しっくりときませんでした。もう少し、理解と慣れとが必要だと感じました。とにかく、相手から与えられるものではないというのは、とても興味深いです。

 さて、話を少し戻しまして、「学んだことができていない」ですが、これをどう変えてみると、よいのでしょうか。例えば、「できなかった私」ではなく「分かっている私」に置き換えてみてはどうでしょうか?、というアドバイスをいただきました。

 世の中誰しも、分かってはいるものの、できないことって、たくさんあります。そして、少なくとも、正解や目指す方向性が分かっていなければ、どうしようもありません。きっと、できるようにもならないでしょう。
 
 さて、この状況ですが、見方をちょっと変えてみます。「できていない」というのは、正解や目指す方向性があるから、つまりそれらを「知っている、分かっている」から生じるということになります。また、それは、「できない」から「できる」になるために、みんなが必ず経験することで、できるようになるための過程なんだと。そう捉え直すと、「できていない私」ではなく、「分かっている私」であり、決してゼロやマイナスなんかじゃなくて、ステージが上がっている証拠といえるんですって。とても勇気づけられるお話です。

 今回お話をしてくださったメンバーさんを見ていると、愛情が豊かな方だし、しっかりと考えて前向きに行動できる方だし、素敵な仲間と空間に囲まれて過ごしていらっしゃるし、いまでも十分「できている」と私は思うけれど、これからも学び続けて、近い将来、きっとご自身でもそのようにはっきりと実感される、そういう方なんだろうなと感じました。(大阪 F)



♪ 楽笑会の予定

こちらの日程で開催いたします。時間・場所は、14時から北風さん宅です。春暖のみぎり、健やかなる日々をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。
5月27日、6月24日











楽笑会 土曜日版 3月

楽笑会のみなさま、

桜の花が美しく咲く頃となりましたね。お元気で、過ごしていらっしゃいますでしょうか。3月の楽笑会だよりをお送りいたします。今月は、私が作成いたしました。どうぞ、よろしくお願いいたします。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪例会報告

今月は、3名の方が参加してくださいました。常連メンバーの方々でしたので、今月は、これといったテーマは決めず、思い思いに話したり、尋ねたり、終始そのようにまったりとした雰囲気で過ごしました。

話題になったこととしては、日本のアドラー心理学のこれまでとこれからの歩み、新しい育児プログラム『エオレクト』、世界のアドラー心理学の流れ、メンバーさんのアドラー心理学の出会いと今日に至るまで、などです。また、以前に楽笑会で早期回想を提供してくださったメンバーさんと、そのときの事例について、再考してみたりといったこともしてみました。

私が一番印象に残った話題は、『エオレクト」です。『エオレクト』はアドラー心理学に基づく、新しい育児プログラムの呼称です。すでに各地で開催されて賑わっているようですが、北風さんもすでにコースを開催されました。

『エオレクト』では、ずいぶんシンプルな構成になった印象で、すでに自分と相手に「ある」ものから始まって、「なかま」と「できる」を見つけて相手に知らせていく、というものだそうです。

こういう育児方法が、今後、主流になっていくんだろうなと思いました。

今後も、北風さんのエオレクトが開催されますよ。現在のところ、4月に土曜日対面コース、6月には水曜オンラインコースの開催を予定しています。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、北風さんまで、お問い合わせくださいね。

今月も、どうも、ありがとうございました。


♪ メンバーさんのご感想

今回は、3月4日の萩さんのオープンカウンセリングの感想や野田先生の話、アドラーとの出会いなどの話で、ほんわかした感じで進んでいきました。

その中で、昨年11月に私の早期回想を取り上げていたのを、指導者の中島さんに再度解釈して頂いたコメントをいただきました。『お嫁さんが伊勢えびだとすると、お嫁さんの「美味しいところ」を思わず誰かに伝えたことはありますか?と言う問いを、僕であればするかなと思いますと』

ここの所ではっとしました。お嫁さんとは仲良くしたいのに家族の前では、「不満なこと」を言っていたように気がつきました。これでは仲良くなんてなるわけがないですね。深く反省します。

お嫁さんや家族との関係が、きらきらした早期回想のようになるように「美味しいところ」思わず誰かに伝える、にスポットを当ていきます。

ありがとうございました。(大阪 Mさん)


少ないメンバーさん達とゆっくりおしゃべりができて、とてもほっこりしました。話題はあっちに行き、こっちに戻りして、それもまた楽しかったです。

そんな中で印象に残ったのは、あるメンバーさんが初めてアドラー心理学に出会った時のお話でした。皆さんそれぞれに「アドラー心理学との特別な出会い」の物語があると思います。その時のお話を聞くのは、とても興味深いです。

そのあとずっとアドラー心理学を学び続けているには、それなりの理由がありますね。「ご縁」があったと言えばあったのでしょうが、続けてきた理由の一番大きなものは仲間の存在でしょうか。私もそうだなぁ、と改めて思いました。

皆さんとのご縁を大切にしながら、ぼちぼちとやっていきたいなと思っているところです。ありがとうございました。(兵庫:KAZE)



♪ 楽笑会の予定

こちらの日程で行います。時間・場所は、いつもどおり14時から・北風さん宅です。春暖のみぎり、健やかなる日々をお過ごしくださいませ。
4/15、5/27、6/24

(2月の楽笑会土曜日版は、萩昌子さんのオープンカウンセリングを開催して、楽笑会の代わりとしました)











楽笑会 土曜日版 1月

楽笑会のみなさま、

梅の蕾がふくらみ、春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですが、お元気でお過ごしでしょうか。さて、2023年1月の樂笑会だよりは、Cさんが作成くださいました。Cさん、いつもありがとうございます。どうぞ、ご覧ください。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪例会報告

新しいメンバーさんを含め4名の参加でした。

新しいメンバーさんのご家族のお話をお伺いしました。昨年はいろんなことが重なり押しつぶされそうになりながら、メンバーさん、とても頑張ってらっしゃいました。ご友人の方に、アドラーを紹介され、今回はじめて訪れてくださいました。

お話をお伺いすると、メンバーさん自身が、家族ひとりひとりに対する接し方や声掛けを丁寧に行っていて、興味があることをお話されたり、提案してみたり、とても思いやりのある行動をされていました。いろんな悩みをいくつかお話くださいましたが、一番どこを解決したいのか?という問いに対して、パートナーさんとの関係、というお答えでした。

メンバーさんや風さんからの経験談やアドバイスを受け、ところどころで、あぁ!そうですね〜、ほんとですね〜といった、驚きと発見をされているように見えました。そして、視野が広がりました、と仰っていて、メンバーさんの表情が明らかに、明るく変わっていくのが、わかりました。それをみて、私もほっと暖かい気持ちになりました。

体がしんどい時は、休息が大事だということ。そういった選択をしているご家族は、最善の選択をしている、ということ。しかも、家事をされたり、メンバーさんのおひとり様タイムを作ってくれたり、素敵なパートナーさんです。後半は、お相手のすてきなところが次々に引き出されていって、私たちには、お話が弾んでいったように感じました。

はじめてで、どんなところかな?とお思いになったでしょうけど、いろんなお話聞かせてもらい、ありがとうございました。

次に、前回の振り返りの中で、つい、仕事場で、相手に一言多くいってしまうのを反省してしまう、というお話をしました。本当にその"解決バサミ"を使い分けれてないの?と問いかけてもらい、振り返ると、同年代か年上の人への発言にそれが多く、無意識にそれなりに適切に使い分けているのかも?と気づかせてもらいました。(ありがとうございます!)

ただ、反省することが増えたのは、これから私が別の最善策をとろうとしている暗示(?)なのかもなと、こちらの文章を書きながら思いました。

一方で、自分を責めているメンバーさんがいます。心の中で、優位性を見出し、胸の内を表面化させず、争いごとを回避するメンバーさん。私はそんな冷静なところにとても憧れています。優位性の見出し方も、ユーモアあっておもしろいなぁとも思います。

お子さんに対して、そんな風に思う時がご本人はしんどいようです。"その選択をする自分を許せない"という点では私も激しく共感しました。

自分が許せない。

風さんは、どんな後悔の行動も、あなたがその時その瞬間持てる100%の力を出し切った選択の結果だ、とおっしゃいます。あんなひどいこと、こんなひどいことと悔やむかもしれませんが、その時の過去の自分が、精一杯選んだ道なんだよ、と。

その選択をとるのは、これまでの人生の中で、その選択肢の方がうまくいってきた経験をたくさん積んできているから。根拠はあるのです。闇雲ではなく。

メンバーさんは冷静さを維持することで、これまでの人生をうまく歩まれてきたのでしょう。現実に、いま家族内で争いが起きていないことは、素晴らしいことと思います。

……そんなことを理屈では理解しながらも、さて、自分のことに置き換えてみると、思ったことをつい発してしまう自分はやっぱり恥ずかしいな、とか、情けないな、と思ってしまいます。簡単に、自分のやってきたことを全面肯定することはできません。

風さんが、"人の行動には良い意図がある"ということを教えてくださいました。その言葉が私をなぐさめてくれます。

振り返ると、私は相手を傷つけようと発言しているわけではありません。目の前の問題がもう二度と起きないようにどうにか解決したい、という気持ちから相手に確認しているのだと思います。そうか、私にだって"良い意図"があったんだ!!と、嬉しくなりました(笑)

これからの、自分の変化を、感じていきたいな、と思います。ありがとうございました。


♪ メンバーさんのご感想

初参加でした。
北風さんのお人柄と
ご自宅のほっこりした雰囲気、
参加者さんも優しくて
リラックスして、参加させて頂きました。

私の取り止めのない話を優しく聞いて頂き
絡まった糸をスルスルーっと解いて
頂きました。

これからもよろしくお願いいたします。
(大阪 Iさん)


先月早期回想のお話で自分の考え方の定形がわかり落ち込んでいました。陰性感情が起こった時に態度には出しませんが、心の中で相手を自分より下に見ることで陰性感情を無くすということです。何年も勉強していたのに横の関係というアドラーの基本が全くできてなかったのです。

その感想をお話すると、「このやり方で小さい頃から周りと何とか上手くやって来たのではないですか?幼い私はそれが精一杯考えてやった結果なのでは?」と言っていただき、さらに私の心の中の思いの言葉が思いもよらない言葉だからおもしろい。エッセイで読んでみたいとも言っていただきました。先月から結構長く落ち込んでいましたが、勇気づけで引き上げていただきました。

メンバーさんのお話で10年前同じような状況でどん底の精神状態だったのを思い出し苦しくなりましたが、その中でもパートナーさんが仕事を辞めて何ヶ月も家にいたことをきれいサッパリ忘れておりました。あんなに苦しんでいたことも忘れるんですね。今もモヤモヤと苦しんでいることも10年後には忘れてるかもと思ったら少し心が軽くなりました。

今月もありがとうございました。
(兵庫 Mさん)


♪ 楽笑会の予定

2023年2月の楽笑会土曜日版は、3/4日土曜日に、萩さんをお招きしてのオープンカウンセリングを行いますので、これを2月の楽笑会の代わりとします。なお、このオープンカウンセリングには定員があり、事前に北風さんまでお申し込みして頂く必要がありますので、ご注意ください。(定例の樂笑会土曜日版とは、時間帯も、場所も違っています)

また、3月の楽笑会は、日程が決まり次第お知らせいたします。

向春といえども、どうぞ朝夕の寒さに油断なさいませんように。みなさまのご健康を、心よりお祈りしています。