土曜日版の様子のページ
2015年11月~2016年1月にかけて行われた
子育てコースのフォローの会として、
「土曜日版 楽笑会」を立ち上げました。
この会は、コースのメンバーさんだった藤井さんが
お世話くださっています。
毎月の記事も藤井さんの手によるものです。
どうぞ、お楽しみください。

楽笑会土曜日版の問合せは、藤井さんまで。

  ようこそ 
 楽 笑 会
 

土曜日版 2021年

3月7月10月11月12月






楽笑会 土曜日版 12月

楽笑会のみなさま、
寒の入りとともに、寒さもいよいよ厳しくなる季節となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、12月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、Mさんが作成してくださいました。どうも、ありがとうございました。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想

♪例会報告

12月の楽笑会は、7名と小さなお客様が参加されました。

今月は、「パセージ・プラス」で扱う、陰性感情が湧いたときのエピソード分析の練習を行いました。「パセージ・プラス」を受講されたことがない方でも大丈夫なように、北風さんバージョンのワークシートに沿って進めていきます。(「パセージ・プラス」とは一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です)

まず、陰性感情が湧いた時の自分と相手の会話と行動を順番に書き起こします。そして自分の対処行動(迷ったら最初の行動)を選びます。

次に、ライフタスク(対処行動の一つ前の行動)を書き出します。さらに、自分の行動のひとつひとつに感情の大きさ(-5〜+5)と、種類(怒、悲など)を書き込みます。そして、仮想的目標(頭の中の理想)、なんて言ってくれたら一番理想か?を考えていきます。これは行動ではなく、言葉で考えます。

私の場合は、主人が早朝に独り言を言いながらトイレ掃除を始めたため、目が覚めて眠れなくなったことを記入していきました。

対処行動は、「目が覚めて眠れなくなったことを唸ったり寝返りうったりして相手に知らせること」
ライフタスクは、「独り言が大きい事」
その時の感情は、怒りの
自分の考えた仮想的目標は、「ごめん。だまるわ」でした。

もっと感情がプラスに働くようにメンバーさんにも考えてもらいます。「起こしてしまってごめん」「お小遣い返すわ」「ごめん。トイレ掃除今すぐやめるわ」などを出していただきました。その中で+5になったのは「ごめん。トイレ掃除今すぐやめるわ」でした。

その朝は仕事でミスを起こせないため、寝不足が一番きついので眠れなくて布団の中でイライラしてましたが、こうやって順番に考えていくと、あぁ私は今こう言ってほしいのだなと、怒りも収まってきます。「うるさい。やめて!」と喧嘩にもならずにすみそうです。

ここで面白いのは、人によって同じ場面でも仮想的目標は違うということです。ごめんと言う言葉に納得する方や、自分でやると宣言する方がいいと言う方、お小遣い返してもらえたらいいと言う方、それぞれでした。

「パセージ・プラス」では、さらにこの仮想的目標を点検していきます。今回は3人の事例をやっていきましたが、仮想的目標をみんなで出していくうちに、相談者さんが「あ、それ!」と納得されていく姿が印象的でした。

今月もありがとうございました。


♪ メンバーさんのご感想

1回目の「パセージ・プラス」で学んだ、仮想目標、対処行動、ライフタスクなど、忘れてしまっています。

仮想目標がプラス5になっていなければ、何ができるのかをみんなで考えていくのですね。それは、対処行動を変えて行き、仮想目標に近づけていくことなのかと思ったりしました。仮想目標がプラス5であったとしても、達成できるためにどう実践するか考える必要があると思いました。勉強していきたいと思いました。(大阪 Yさん)


久しぶりに、「パセージ・プラス」の内容を復習しました。しばらくエピソード分析をしていなかったので、新鮮な気持ちで取り組んでみました。

エピソード分析をすると、話し手の方の考えていたこと、感じていたことが、よりよく理解できるようになります。また、メンバーさんによって、してほしかったこと、してもらいたくなかったこと、言ってほしかったこと……、人それぞれで、違っているということがわかります。

これって、答えは一つではないということですよね。人によって、また同じ人でも時や状況によって、違うということです。そのようなことを考えていると、「パセージ」1-Lで学んだ、「自己点検」のことがなつかしく思い出されました。

【コースの中で、たえずこの、子育ての心理面の目標、すなわち2つの適切な信念を思い出してください。「この対応をしていると、子どもは『私は能力がある』と感じるかな、『家族は仲間だ』と感じるかな」と、いつも自己点検していただきたいのです】(「パセージ」(野田俊作著)より引用)

楽笑会で、教えていただいた「いつも相手のことをよく見て、2つの信念を点検するようにしてくださいね」を大切にしながら、暮らしていきたいと思いました。(大阪 F)


嬉しい言葉(キラキラ)がこんなにも人によって違うんだ!ということに、驚きました。

普段の生活の中で、私のあの言い方で相手を傷つけてしまったかも…、あれは余計な一言だったよな…、などという想像は意味がないということかな、と思いました。人それぞれ、受け取り方も、欲しい言葉も、違うのだから。

また、わたしは、自己欺瞞という言葉が頭から離れず、自分に嫌気がさしてしまう、そんなことがしょっちゅうありました。

私のエピソードの感想の中で、期待するのは親としておかしなことではなく、むしろ自然なもの、と諭してもらいました。

脳内の自分まで、いきなり、完璧な親になるのは無理ですね。

あ、いま、私期待してるな、とか、比較してるな、という思考に気づいたら、立ち止まり、親としての自分の在り方を見つめ直す。

それをこの先何度も何度も繰り返していけば、もしかすると、自然と、自分の目指している親像に近づけるのかもしれないな、と思いました。

親としての自分がまだまだだな、と気づいた時には、それで気分を落とすのではなく、あの時にみなさんに教えてもらった言葉を思い出し、練習練習、心の中だけで感じてるだけなら大丈夫、とプラスに考えていきたいと思います。

ありがとうございました。(兵庫 Cさん)










楽笑会 土曜日版 11月

楽笑会のみなさま、年もおしせまり、何かと忙しい頃となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、11月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、参加者が、北風さんを含めて大人3名とかわいいお子様1名でしたので、ご自身の感想をお送りしたいと思います。

今月の内容
♪ メンバーさんのご感想
♪ 楽笑会の予定

♪ メンバーさんのご感想

親子共にとても楽しく過ごさせてもらい、ありがとうございました。

メンバーさんの信念を探す中から、私自身にも通じる気づきを得られました。全体の効率や利便性を大事にしているというのは、周りをよくみているメンバーさんのパーソナルストレングスがよく表われているなぁ〜と思いました。

私自身の信念については、こんな信念持ってたんだ…こんな台詞を言ってほしいんだ…と正直驚きました。

後日、その信念を応用する場面がありました。買ったばかりのこどものマスクが家中見当たりません。どこかで落としたようです。焦って探しているのは私だけ。なくしたことがショックでした。一方のこどもは、全く気にとめず。そんな様子にだんだんイライラしてきて、自転車から降りる時にカバンから落としたんじゃない?!と、つい嫌味を。

次の瞬間、私の信念を思い出し、今イライラしているのは、困ったり落ち込んだりしている私に寄り添ってくれてないからだ、寄り添ってもらえたら落ち着くかも、と思いました。"なくしたのお母さんのせいじゃない。探してくれてありがとう"と言ってほしいと伝え、そのまま伝えてもらいました。こどもはキョトン顔でした(笑)

親の課題は基本的に私一人で解決すべきですが、私一人でモヤモヤが晴れない時は、こどもに手伝ってもらえばいいよ、と教えてもらいました。そうするうちに、いつか、自分だけの力でできるようになるから、とも教えてもらいましたが、正直、まだ半信半疑です。自分もできるようになるのかなぁと信じがたいです。いつかできるようになるといいな、と思います。(兵庫 Cさん)

 事例から信念を見つけて、解決していただきました。今回の信念は、「効率性や、みんなの利便性を大切にすべき」でした。

経験上、信念を言葉にできると、暮らしのいろいろな場面で扱いやすくなります。この信念は、これからもずっと大切にしていきたいと思います。いろいろと一緒に考えてくださって、ありがとうございました。

別のメンバーさんの信念も、言葉で表現してみると、とても素敵な内容でした。この信念は、私も多少持っているものですが、私の場合、少々足りていないんじゃないかなと思いました。これからは、もう少しそんなふうにに感じ考えながら人に接することができたなら、もう少し人に優しく接することができるようになるんじゃないかなと思います。そんなわけで、この信念をお持ちのメンバーさんが、うらやましかったです。

今回参加してくださった小さなお子様も、きっとこの信念に触れながら育ち、素敵な大人に成長していくんだろうなと思うと、なんだかとても暖かい気持ちになりました。(大阪 F)

♪ 楽笑会の予定

12月、今年最後の楽笑会は、18日を予定しています。また、2月は5日を予定しています。
寒さも日毎に増しますこの季節、健康にはくれぐれもご留意ください。









楽笑会 土曜日版 10月(8月と9月はお休みしました)

楽笑会のみなさま、

落ち葉が風に舞う季節を迎え、気づけば日足もすっかり短くなってまいりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、10月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、Cさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。どうもありがとうございました。では、ご覧ください。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 予定

♪ 例会報告


今回は6名の方の参加でした。内容を以下にまとめました。

1. 学びの継承について
アドラーの学びを受け取ったみんなが、供給する側にもなっていけたら素晴らしいなというお話がありました。同時に、自分がした発言が誰かを傷つけてしまうことへの恐怖や責任感のお話もでました。自分はいつも100%正しいんだ!と思い込んでさえいなければ大丈夫ですよ、という優しい助言がありました。

風さんは今もすでに野田先生の意思を、丁寧に、忠実に、継承されていますが、これからさらに一層精力的にしていきたい、という熱い想いが伝わりました。

2. イライラが消えていった連続エピソード
■当初:自助会に行くため朝いつもより早く出たいと、こどもにお願いしたが、途中うだうだ動きが鈍くなりイライラした。
【自助会での気づき】
18-L:親の課題を共同の課題にする手続きを丁寧に行う
19-L:そして、相手のNOを受け入れる勇気を持つ

■2回目:相手の"嫌です"は受け入れたものの、その後なんだかしっくりこない。イライラは前回より少ないが。
【自助会での気づき】
22-L ⑤:妥協点を探す (どこが嫌なのか、何が嫌なのか、いつだったら出来そうか…etc)

■3回目:シミュレーションをして意気込んで臨むと、あっさり"いいです"との返答。拍子抜けしたが嬉しかった。
3回目うまくいったのは、親が相手を受け入れる"心構え"を持っていたから。つまり、こちらが押さない姿勢でいると、相手は押し返してはこない(反発しない)ということ。なるほど〜と思いました!

3. winning children over の輪読
(1)15-R しつけ 
こどもはしつけが好き、とあります。一体どういうことでしょうか。英語の原文は、Children enjoy discipline. disciplineは訓練、鍛錬、規律、統制といった意味合いがあります。社会生活を送る上でみんなが持っていたら便利に過ごせる共通認識のこと。こんな時にはこんな風に振る舞いますよ、というようなこと。これがあると、周りの人間はあなたを仲間だと思えるもの。さまざまな提示がありました。

disciplineは、賞罰とは区別されます。(賞は、やり遂げたという子どもの感覚を盗みとることになり、罰は、あなたは間違ってると言っています。)

このdisciplineという概念は、子育て中に持っていたら、便利そうだなと思いました。その理由は、次のエピソードの中に書いています。

(2)16-R 家族会議
"責任を分かち合うことを学ぶ場"という文章から一つのエピソードをシェアしました。水筒を忘れたので取りに帰ってほしいと大声で叫ばれ、モヤモヤしたお話です。言葉で頼まれたので取りに帰るのですが、毎回こうなると面倒です。

そもそも責任区分が明確でないことがトラブルの原因だと気づき、帰宅後に話し合いをし、お茶を入れて玄関に置くまでが親の責任、玄関から先に持って行くのはこどもの責任と決めました。夫もそれはいいね、と賛成しました。

解釈が間違っているかもしれないのですが、このルールは、先述のdiscipline(規律)に似てるのかな、と思いました。
これがあると、トラブルが回避できます。良い親子関係も維持できます。

親のミスなら親は腹を立てずに取りに帰れます。逆に、こどもが忘れたら、やさしくキッパリ取りにいけませんと伝えることができ、罰にはなりません。

これは、責任をなすり合うために存在するのではなく、お互いに声を掛け合って、助け合うことができます。
能力がある、仲間だ、という感覚を損なうこともありません。

4.ほっこりエピソード
お子さんに皿洗いを頼んだら、断られ、"嫌われる勇気"と言って去っていかれた、というのをニコニコしながらお話ししてくださったメンバーさんがいらっしゃいました。断るのも勇気がいります。自分を大切にしている、と正の注目をされています。そして、いらっとせずにニコニコ笑い話にできるメンバーさん、素敵です♡


♪ メンバーさんのご感想

・お話しくださったメンバーさんは、
「パセージ」を学んで実践を続けられることで、「おかあさんと僕には能力がある」という思いが息子さんに日々育っているように思います。(「パセージ」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です)

自分の行動を自分で判断できるように、結末(友達の顔に傷ができたこと)に気づいてもらうように声掛けをされたり、責任を持ってもらえるようにやりとりされてから、子どもさんが素直に行動するようになった等の話に、感動しました。

・「結末の体験」では自然の結末を味わってもらうことができればいい」、「しつけ」に「賞も罰もいらない」、葛藤が起きる場面ではどちらがいいのかの「選択肢を与える方が無いよりまし」などが、印象に残りました。

「家族会議」では、我が家では子供も成人していますが、みんなで家族や家のことを考える機会を大切にし、家族の絆を深めていきたいと思いました。(大阪 Yさん)


今月もありがとうございました。3月以来に久しぶりに参加できてよかったです。改めて月一回振り返りがないと、すぐ体から考え方が抜けていくな〜と実感しました。

今月印象に残ったのは3点。以前はごめんなさいが言えなかったお子さんに、出来ないと信じていないわけではないが、言い続けたメンバーさん。いつも本当に丁寧にお子さんに接しているメンバーさんに感動すると共に、自分は粗雑な子育てをしてたからあまり悩まなかったんだなと思いました。母親にもいつも「あなたは仕事は早いけど、がさつやわー」と言われています。靴下を履かなくても、制服の帽子をかぶらなくても、鉛筆削りをやらなくても、忘れ物をしてもあまり気にならず、子供の性質上、友達作って引きこもりにだけはならなかったらいいかと思っていました。結果、引きこもりになり悩みは尽きないわけですが。違うメンバーさんが言われた「注意しないのは教育の放棄ですね」と言われた言葉が印象に残っています。

あとは、今の結果は全て自分が選択してきた結果という事。以前不登校になったのは私の子育てのせいだと息子に言われ落ち込んでいましたが、その結果を選択したのは息子自身と言われ、気持ちが救われたことを思い出しました。かと言って息子がそれを自覚する訳でもなく、相変わらず親のせいで今の自分になったと言われていますが、その言葉に以前ほどマイナスの感情が湧くことも無く感情的に反論しなくてすんでいます。

あと、以前
「パセージ」を受けた時に言われた家族会議ができるなら大抵の問題は解決しているということ。私も家族会議ができることが卒業試験と言われました。あれから8年ですができていません。ただ今回「家族会議が難しいなら自分と個々の家族と話し合うだけでもいいです」と北風さんに言っていただいた事。ハードルが下がりしんどい気持ちが少しなくなりました。ありがとうございます。

本当に久しぶりに参加して、楽笑会の自分の中での大切さを実感しました。来月は勤務で行けないのですが、12月は参加します。ありがとうございました。(兵庫 Mさん)


結末を話し合う事を細々と一年続けて、やっと最近実を結んできた(傷つけたら謝る)というお話をしたときに、"お子さんのことを信じてるんやね"という言葉をいただき、え…?私が、子供のこと信じてる?!と驚きました。

一年前、こどものことを信じられない自分が嫌で嫌で仕方なかったことを思い出しました。そのように客観的な感想をいただき、信じるというのは、こういうステップ踏んでいけば出来るようになるんだ、と気づかせてもらいました。

アドラーはスポーツと同じで練習の積み重ねだと教わりました。本当にその通りです。他にも皆さんから暖かい言葉がいただき、感謝しています。ありがとうございました^_^(兵庫 Cさん)


「パセージ」
を学んで、それからずっと、継続して実践してこられたメンバーさんのお話、とても感動的でした。メンバーさん(の構え)が変わり、その結果子どもさんも変わり、そしてそれを見たメンバーさんがまた変わりと、親子で成長してこられてきたことが、とてもよく伝わってきました。また、このようなご自身の体験が、将来、また新たに学びに来られるであろうメンバーさんの、大きな力になるのだろうなと思いました。

輪読では、しつけ(discipline)を中心に学びました。辞書で調べると、訓練、鍛錬、自制(心)といった意味でした。
「パセージ」、「パセージ・プラス」で学んだ、育児の2つの目標、「自立する」と「社会と調和する」を目指して働きかけていくことを思い出しました。輪読テキストでは、「役立つために行動する」とか「協力を育む」というような表現でした(15-R)。(「パセージ」、「パセージ・プラス」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です)

今月も、みなさんのおかげで、いろいろなことを学ぶことができました。どうもありがとうございました。(大阪 F)



♪ 今後の予定


11月の楽笑会は27日、12月は18日、2月は5日を予定しています。
朝晩の冷え込みが厳しいこの季節、健康にはくれぐれもご留意ください。









楽笑会 土曜日版 7月(4月、5月、6月はお休みしました)

楽笑会のみなさま、
みなさま、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、7月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、Yさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。ご協力くださいまして、どうもありがとうございました。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想

♪ 例会報告


北風さんを含め、男性2人、女性5人の7人の方が参加されました。

1.あるメンバーさんから、「職場で、アドラーの仲間ができた」と、うれしい報告をしてくださいました。

メンバーさんは、これまで職場では、アドラーの理論に基づいて自分が行動していることは伏せて、実践してこられました。子どもたちがよい方向に向かっていくので、同僚の方々から、興味関心をもたれ、不思議がられたり相談を受けたりする機会が増えてきていたようです。

ある日、ついに同僚の方から「それは、ひょっとするとアドラー心理学なのでは?」と、声をかけられてしまい……。でも、「これから、一緒にやっていく仲間ができました」と、うれしいご報告をしてくださいました。一人より二人、またもう一人と、仲間が増えることは、とても心強いことです。励ましあいながらともに歩んでいけるといいですね。

2.親が子どもさんの学業について心配するということは、よくあることです。「就学前に、家庭で文字を教えた方がいいのでしょうか」というご質問をいただきました。入学前の子どもさんに親御さんたちが文字を教えるということは、よく耳にしますね。そこで、今回は「子どもにとっては、どうなのか?」という視点で、この問いを考えてみました。

先取学習の利点がない、ということはないですよね。でも、小学校に入って、初めて学ぶ「うれしさ」、「驚き」、「感動」ということを考えると、学校生活で、わくわくドキドキしながら学んでいくという体験はとてもかけがえのないものです。それなのに、先に学んでしまうことで、ひょっとするとその感動を味わえなかったり、薄れてしまうことがあるかもしれません。また、学校での指導方法と違っていると、子どもが戸惑ってしまうこともあるかもしれません。

学校では先生がしっかり教えてくださいますので、もし親の心配から先に学ばせたいということであれば、あまり心配しなくても大丈夫じゃないかな、という先輩メンバーさんのご意見が多くありました。

もちろん、親の心配は、子どもがどんなに大きくなっても、つきないものですよね。「その気持ち、よくわかるわぁ~」とか「私も、先に勉強させられましたよ」という声もあがり、相談してくださったメンバーさんの気持ちが理解できて、寄り添っていました。

3.あるメンバーさんから、「
「パセージ・プラス」を、皆さんと学びたいです」というご要望をいただきました。北風さんは「声を出してくださって、うれしいです。土曜日のこの時間帯(2時から5時)は、大丈夫ですよ。とにかく声を出して、まず日程を決めて……、メンバーさんは、それから集めていくの」とおっしゃってくださいました。ぜひ実現できるように、受講を希望されるメンバーさんがいらっしゃるといいなと思います。興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせくださいね。(「パセージ・プラス」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です)

4.知人のご家庭の子どもさんのことで、ご相談をいただきました。いろいろと話し相手になり、意見も伝えてこられたのですが、知人の方との温度差を感じ、なかなか思うように進まない、これからどうアドバイスしていったらいいか分からない、ということでした。

お話を聞いていますと、アドラーの実践がとても丁寧で、
「パセージ」やアドラーをまったく知らないその知人の方に、十分すぎるほど親身になり、今日まで尽くしてこられたことがよく伝わってきました。

この話題では、アドラー心理学の考え方について、復習しました。まずは、
「パセージ」の守備範囲についてです。

「パセージ」4-Rに「行動の目的」、「パセージプラス」16-Lに「こじれたコミュニケーション」というのがありました。段階があるのですが、「パセージ」で扱えるのは、1の「適切な行動で注目関心を引く」と2の「不適切な行動で注目関心を引く」段階までです。そして、症状というのはアドラー心理学では、(意識してか否かに関わらず)必要に応じて「使っている」と考えることがあり、今回のケースは、3~5(3.権力争い  4.復習  5.無能力を誇示する)の段階の可能性もあります。(青字の部分は、「パセージ」(野田俊作著)からの引用です)

さらに、医療が必要になる症状の場合、医者にかかる(治療を受ける)ことも視野に入れる必要があり、専門家にゆだねざるを得ません。メンバーさんは、そのあたりのケアも終えておられました。ですから、「もう充分あなたはやったのよ」「卒業していいんだよ。卒業証書、授与ね!!」と、励まされていました。

メンバーさんは、「まだやらないといけない、私にできることがある」とずっと努力し続けてこられましたが、北風さんのご意見を聴いて「自分の役割は、終えたんだ」と、なんども自分に言い聞かせていらっしゃるお姿が印象的でした。

5.成人している子どもさんのご相談です。彼は、いまアルバイトをしています。父と兄に「教師の資格を取っておくのはどうか」との提案を受けて、その気にはなっているものの、一方で「自分は、教師には向いていない」と思い、気が進まないように、メンバーさんの目には映っていました。最近は、子どもさんの肌にアレルギー症状がでてきていて、メンバーさんは「そこまでストレスを感じているのであれば、無理にがんばらなくてもよいのでは?」と思っていらっしゃいます。

あるメンバーさんからは、「教師は向く向かないではなく、技術があれば大丈夫」とのご意見がありました。また、私たちは、よく「教師」とひとくくりしてしまうところ、学校教育における教師というのは、多種多様な職種、役割、働き方などがあり、いわゆる担任だけではないそうです。ですから、(教職に就く就かないは別として)資格を取っておくことは、将来において役に立つのでないかといったアドバイスがありました。

さらに、「これまでの仕事だって、自分で決めてきた子どもさんなので、今回のことも、きっと自分で判断されるだろう」とのご意見もありました。メンバーさんはそれを聞いて、「おかげさまで、これまでより幅のある捉え方ができるようになりました。子どもにも、投げかけてみたいと思います」とのことでした。


♪ メンバーさんのご感想

ありがとうございました。久しぶりの開催だと聞いて、参加できて本当によかったです。自分では現場で実践を重ねているつもりなのですが、これでよいのか不安になることがあります。
「パセージ」のテキストを開いても分からなくなってしまうことがありました。

今回のお話の中で、「何のために自助グループに参加しているのか」という話題があり、人それぞれに目的が違うことを理解しました。自分の場合に当てはめて考えてみると、1人では本当に分からなくなることが多いので、自助グループでみんなで考えることにより、また1歩踏み出せるような気がします。みんなで考えることが好きだから参加してるんだろうなあと思いました。また参加させて下さい。よろしくお願いします。(兵庫 Mさん)



大声で歌うご兄弟を注意するお子さんに対して、メンバーさんが、"弟のこと心配してくれてるんやね、ありがとう"と声かけしたお話を聞き、最近兄弟喧嘩が増えてきているわがやで、すぐにマネしてみたいなと思いました。そんな風に受け止めたら、弟さんはお兄ちゃん僕のこと考えてくれてるんだと嬉しく思うし、お兄さんは自分を肯定され嬉しいですね。

また、小学校の子供たち同士で、賞賛ではなく、協力・貢献したことを伝え合っているというのをお聞きしました。私がこどものすてきなところを伝えるとき、"〜できたね"が増えてきて、"〜〜してくれてありがとう"の観点が少なかったなぁと気付きました。兄弟の場面でも、協力・貢献を意識して、●●くんが声かけてくれたから、〇〇ちゃんは嬉しそうだね〜と、お互いがお互いの存在を認め合うお手伝いをしたいな、と思いました。

ご友人を助けたいというメンバーさんに、もう十分あなたはやったのよ、その人本人に覚悟がなければ変わらないのよ、というご意見がありました。十分やったのよ、という箇所が、印象的でした。

たとえ、自分の本意と違う反応がきても、その時その瞬間(過去)の私は、最大限に十分頑張ったのだな、と思えたら、反省や後悔という気持ちより、肩の力が抜け楽な気持ちになりました。今の私が、どう選択していくかを見つめていきたいです。いつでもどちらでも自分が選べるんだよ、という言葉も同時に思い出されました。

今回もたくさんの気づきをありがとうございました。 (兵庫 Cさん)



久しぶりにみなさんとお会いでき、とてもうれしかったです。アドラーを学びはじめたときから、いつも応援し支えてくださったメンバーさんにもお会いできて、本当によかったです。

以前、講座でアドラー心理学では、「感情や症状は、ある目的のために使用される」ということを学びました。一般的には、あまりなじみのない考え方ですが、そこがアドラー心理学の面白いところだなと思います。

今回もそうでしたが、アドラー心理学の理論をベースに、話を聴くことができるようになれば、また違った意見、異なる代替案なども出てきそうだなと思いました。でも、そういったことは急にできるわけでもないので、少しずつでもいいので日ごろから意識していくようにしていきたいです。

北風さん、メンバーの皆様、どうも、ありがとうございました。(大阪 F)















楽笑会 土曜日版 3月
(1月と2月はお休みしました)

楽笑会のみなさま、
今週はゴールデンウイークでしたが、皆さま、いかがお過ごしされましたでしょうか。

さて、まずは今月の楽笑会、15日土曜日ですが、緊急事態宣言が解除されていれば行ないたいと思います。もし延長されていましたら、残念ですが中止したいと思います。

続きまして、3月の楽笑会便りです。今月は、Mさんが、担当してくださいました。いつも快く引き受けてくださり、とてもうれしいです。今月も、心を込めてまとめていただきまして、どうもありがとうございました。

今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想


♪ 例会報告

3か月ぶりの土曜日版楽笑会は8名の参加となりました。皆さん共に無事に過ごせていたこと、元気に再会できたことを喜び合いました。

まず前回の感想から…

粘土を使った早期回想について話が出ました。参加された方がそれぞれの長所(冷静に受け流せる、フットワークが軽い等)に気付かれたとの事。又何かあった時に落ち着きやすい環境(壁にもたれる、ある特定の人の傍に行ったり相談にのってもらう等)についても話を共有しました。

何か起こって自分がパニックになった時、自分自身の対処法がわかっていると確かに安心できるなぁと私も受けてみたいと思いました。

次に『子どもの協力をかちとる』を輪読しました。今回は【Ⅴ 責任と協力を教える】の1と2(13R14R)の部分を読みました。


1 責任と協力が就学の準備

この文章の中に子どもの責任について記述があるのですが、そ内容がかなりハードルが高いと感想が出ました。そして日本語の「責任がとれる」と原文の「responsibility-taker」と少し読み手の受け取り方が違ってくるのではとお話がありました。

日本で責任をとるというと辞任などのイメージが浮かびやすいが、ここでいう「responsibility-taker」とは、ある物事に「反応する」の意味に近いのではないか。例えば、他国の問題についてもあなたに出来る事があるという考えなのだそうです。私には関係ないというスタンスではなくて、いつでも私たちは主体的に物事に取り組むことができるとの事。何をして何をしない等、自分自身で決定していると。

話を伺いながら、自分がどんな姿勢でこの社会で生きていくのか問われたような、とても深い時間でした。


2 先生にできること

ここでは宿題は、こどもの課題で親のすべきことでない。親の仕事にするくらいなら、全く宿題を出さない方が子どものためになる。という、アドラーではおなじみの内容です()

以前に私が楽笑会で相談した事例を思い出しました。宿題を兄弟でわちゃわちゃ遊びながらやっていて、私がイライラするというと、先輩メンバーの皆さんから「(わちゃわちゃする子どもが)可愛い~」と歓声があがりました()。思いもよらない反応にびっくりしたのを思い出しました()

我が家では、「楽笑会日めくりカレンダー 学習編」を貼って、私も子どもも学んでいます。子どもが自然と目にする所いいなぁと感じています。


次に、あるメンバーさんからのご相談がありました。

息子さん夫婦がお嫁さんの生まれ故郷で子育てをしたいので一緒に行こうを誘われて、メンバーさんご夫婦も二つ返事でOKされたとの事。

今はお互い20分くらいの距離に住んでいて、週に1回お孫さんを遊びに連れていったり、月に2、3回一緒にお食事されてるそうです。現在のお付き合いのペースはメンバーさんにとって楽しく過ごせていて、関係は良好。

ただ、息子さん夫婦のご希望として引っ越し先では同じ敷地にそれぞれに家を建てたいということなので、距離が近すぎてお互いがしんどく感じたりしないかどうか、メンバーさんは不安に感じていらっしゃるとの事でした。

あるメンバーさんは、パートナーさんのお母さんと同居なさっていて、総じて助けられているとの事。お互いに大人なので距離をとったり、協力するところは助け合ったりなさっているとの事でした。

また、別のメンバーさんは歩いて数分の距離に住んでいて、細かい生活は見えないけれど子どもの小さい時は面倒を見てもらって、今は逆に食事を作って子どもさんに届けてもらっているそうです。

ここで一つ提案がありました。頭で色々考えていても身体は正直に反応するので、しんどいとか負担に感じるなどご自身の体の様子をよく意識してみると本当の感情がわかりやすいとの事。そのときの対処方法についてはメンバーさんが色々と選択肢をお持ちなので、そうなった時改めて考えられてみては?とお話がありました。

未経験なことに不安を感じる事、とても共感しました。体の感覚(こわばったり、逆にリラックスしたり)についての話が、とても興味深かったです。


そして、別のメンバーさんからもご相談がありました。

成長期思春期真っ只中のお子さんのお話でした。何らかの刺激があってカッとなった時にきつい言い方になったり、今回は子どもの押した力が思いのほか強くて仲裁に入ったご家族が腕を痛めたとの事。相手と相手の課題に関して、家族として何ができるのかとのご相談でした。メンバーさんが在宅されている時お子さんは落ち着いているけれど、不在の時にそのような状況になることがあるとのことです。

きっかけは、兄弟間の比較や(例えばお姉ちゃんはやっていいのに自分はなんであかんの?等々、兄弟あるある)、十分に食卓でも話題になっているけれど、注目関心を得たいのかも? メンバーさんは十分に正の注目で接していらっしゃるけれど、お子さんにとってはもっとわかってもらいたい気持ちが強いのではないか? 何歳になったからということではなく、一人一人それぞれその人のペースで色々なことを獲得したり成長するので、その人の成長を見つめる事が大切、等のお話が出ました。

こっちを立てればこっちが立たずで、メンバーさんの苦悩が伝わってきました。子どもさんの受け取り方や親の気力など、バランスもありますし、本当に難しいと思いました。それはそうと、メンバーさんのお子さんに対する声掛けが事実のみを伝えて聞いていて責められ感が全く無いので、こんなふうに話しかけられたら落ち着けるなぁと体感しました。

お話をしてくださったメンバーの皆さん、今回も沢山の学びを有難うございました。


♪ メンバーさんのご感想

楽笑会では、色々な立場のメンバーさんのお話がきけるのが、私にとってとても助けになっています。

お子さんが成人されてお孫さんや地域の子どもさんとおしゃべりされたお話や、親も年齢を重ねて寂しいような心配なような…自分も将来同じように年齢を重ねるのかなぁなど。

何となく不安に感じるけれど、普段改めて話題になる事もないので、ここでそんな話が出ると、私だけじゃないんだなと、不思議に「大丈夫」という気持ちになっていきます。

ここは、だれもがその人らしくて素敵だよねと認めあえる、温かな場所です。今回も参加出来て、嬉しかったです。たくさん元気を頂きました。有難うございました。(兵庫 Mさん)


メンバーさんの子どもさんが、最近、生活のことや家族さんとの意思疎通がうまくいかず、家族に手が出たとのお話をお聞きしました。とっても仲の良い家族で、手を出そうとした家族の方にも、今までいっぱい甘えさせてもらって思いをぶつけられる方だから、大好きな人だから、思い余って手が出てしまったのかなと感じました。

優しいあたたかい気持ちの家族なので、きっといつか、お子さんに思いが通じていくと思いました。


また、私は息子夫婦が引っ越しをすることになり、一緒に引っ越しすることにしたので、そのことで相談させていただきました。

一番の理由は、子ども家族の役に立ちたいと思ったことと、子どもたちの負担にならないようにと思ったことです。皆さんからは、「引っ越しの決断ができるのがすごい」と言ってもらいました。

住まいが隣で済むか、少し距離をおくか? を思案していましたが、北風さんが話してくださったように、お互いの関係を心配しないで、大切にしたいことは尊重しあい、自分の胸の内に感じるものを大事にして、今後判断していきたいと思いました。聞いていただいて、よかったです。ありがとうございました。(大阪 Yさん)


お二人のメンバーさんのお話は、どちらも本当に相手のことを思い遣ってるなぁと感じるエピソードでした。

一人目は、息子さんご夫婦もメンバーさんを大事に想っているし、なによりメンバーさん自身が新しい土地にいくというのを、不安を感じさせないほどスパッと決断しようとしている勇気がすてきでした。

二人目のメンバーさんからは、ご家族のお話を伺うのは、その日が初めてでした。いつも会の中で、穏やかにお話を聞く様子から、ご家族やお子さんにも同じように穏やかに接してらっしゃるのがすぐに想像でき、そして、すでに、たくさんのアドラー流対応を実践されており、素晴らしいなぁと思って、聞いておりました。ご家族それぞれの気持ちのバランスをとることはとても難しいですが、それぞれの意思を尊重していこうとする姿が伝わってきました。

そして、ほんの数分のお話の中でしたが、"失敗の乱用"というワードとともに教えてもらったエピソードが、今の自分にぐっとささりました。私は、失敗がなかなか受け入れられない、子育てに完璧を目指してしまいます。

ある幼稚園児さん、"私、失敗したのー"としょっちゅう言いますが(=失敗の乱用)、間違ってその子に濡れ衣を着せてしまった先生に、その子は"あれは先生の失敗だからいいんだ〜!"と言ったとのこと。なんと寛容なこと!自分の失敗に寛容になるということは、他人の失敗にも寛容になれるということなのですね。園児さんに教えられた瞬間でした。

私自身が、失敗事例を強く記憶する習慣があり、そのせいで、一定期間落ち込んでしまう自分を嫌だなぁと思うのですが、過去の失敗事例を強烈に覚えている(失敗に気づけた)からこそ、今の私&未来の私は、別の手法を採用しようと試みている、と考えたら、私の失敗は、決して無駄ではないなと考えることができます。

また、2021年に失敗だったことが、数年後には、あの時失敗しといてよかったな〜と振り返ることができるかも? 失敗したその瞬間だけを見つめるのではなく、長期的な目で失敗を見つめていくのも面白いなと思いました。

"今のうちにとにかく失敗をたくさんしていこう!!"と子どもに伝え、その陰で、自分に言い聞かせていきたいです ^_^ (兵庫 Cさん)


「押しつけない勇気づけ」という話がありました。私は、「勇気づけているのだから、それでよい」という気持ちになりがちなのですが、一方で、相手が望まないことがあるかもしれません。

もちろん、勇気づけというのは、共同体感覚を持つように援助することであり、おおやけごころ(「他人のこともしっかり考えるこころ」)の育成を目標にしているので、多くの場面では、自分にとっても社会にとってもプラスに働くことが多いと思います。ですから、私は、大切にしていきたいと考えています。

ただ、それゆえに「自分の価値観や考え方は間違っていない」と思いがちになることもあるでしょう。それを戒めてくれる大切な教えだなと思いました。

数か月ぶりに、メンバーさんの笑顔を見て、話をすることができました。やはり直に会って、生の声を聴かせていただいて、というのが、私にとっては心地よく感じます。誰しも「いつも機嫌よく、元気」というわけにはいきませんが、そういうことも含めて、やはり直接会って、言葉を交わしてといった、人と人との触れ合いは大切だなと感じました。

このような時期ですので、くれぐれもご自愛いただき、無事にお過ごしくださいますように。(大阪 F)