(この記事の中に出てくる「パセージ」、「パセージ・プラス」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です。
青字は「パセージ」(野田俊作著)または「パセージ・プラス」(野田俊作著)からの引用です)
楽笑会 土曜日版 12月
楽笑会のみなさま、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
12月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、Mさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。職場で、ご家庭でと、熱心にアドラー心理学を実践されている方です。その熱心な様子に、いつも元気を分けていただいています。ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 今月の予定
♪ 例会報告
今回は先月参加された方のその後の話から始まりました。ある方は、自分達の夫婦の関係を先輩、後輩という形をモデルにして自分の立ち回りを変えた結果、パートナーさんにも変化があって関係が良くなったという話をして下さいました。またある方は、子どもさんの交友関係にどこまで口を出すかという話で、自然の結末に任してよいケースなのか悩まれていましたが、口を出すことで子どもさんが頑なになることが充分に考えられるので、信じて待ってみようということを言って下さいました。
またある方は、パートナーさんに自分の体調が悪い時に言われた一言に傷ついているという話をして下さいましたが、パートナーさんが言いたかったことは何だろうということをみんなで考えると新たな発見があったり、パートナーさんとケンカできることも1つのよい夫婦の形であるという意見も出ました。
例会の後半は、私が学校現場での実践をまとめたレポートについて皆さんからご意見と感想を頂きました。レポートは小学生高学年の一人の子どもさんと私の関わりについてまとめたものです。その子の中に「自分には力がある」という考えと、「周りの人々は仲間だ」という考えが育まれていく中で、その子の行動に現れた変化をまとめていました。
ここからは私の個人的な感想になりますが、本当に今日参加させてもらってよかったと思いました。少し前に、現場でもこの実践を発表させてもらっていたのですが、先生方の感想を聞くと、どこか自分が伝えたかったことと違う気がしていて、うまく伝えられなかったのかとモヤモヤしていた所でした。
今日皆さんに実践を聞いてもらってそのことも伝えさせてもらい、ご意見を頂くと、実践の内容というよりも、私の伝え方に原因があったことに気づかされました。正直その時の私は、時間内にできるだけ多くのこと伝えようとだけ考えて、焦って焦って話していましたが、先生達の立場に立って考えると、かなりしんどい話になってしまったのかと反省しました。相手の立場に立って考えることをレポートにも書いていたのに、聞いてくれる人の立場になれていませんでした。ポイントを絞って伝える等、もっと伝え方の工夫をするべきだったと思いました。
「こういうことっていつも自分では気づけないんですよね。「パセージ」でも自分のことは自分が1番分からないし、分析できないんですよ。」と言われたことを思い出しました。
皆さんにゆっくり実践を聞いてもらったこともあって、レポートにまとめて本当によかったと思いました。実は2月にもう一度今度は違う学校の先生方に聞いてもらえる機会があるのですが、いい具合に力を抜いてできそうです。
楽笑会で話をさせてもらうと、本当に元気が出てきます。自分の家族の話もちゃんと聞こうと思いました(笑)。皆さんよいお年をお迎え下さい。
♪ メンバーさんのご感想
・「ペルソナ」の意味が学べましたし、一歩下がってメンバーさんが素直に「後輩」になられたことが素晴らしいと思いました。
・子どもさんの恋人に関するお話では、親心がすごく伝わってきて、「課題の分離」をして親としてどうしたら~の懸命な思いを、見習いたいと、思いました。
・パートナーさんとの相談の話では、「縁があって家族になった、喧嘩することはいいこと、今やれていることで十分、間違いなく正しい道を来てる」などの言葉は、お話してくださったメンバーさんに○を届ける勇気づけの言葉だと感じました。
・児童さんに向き合い、「私は能力がある、人びとは仲間だ」の気持ちを育てられ、子ども達に対して強い信念があって真摯に指導をされていて感動しました。楽笑会のメンバーさんたちからのご意見も、お互いに子どもたちを思う気持ちが溢れていました。 (大阪 Yさん)
今年最後の楽笑会に参加できて、良かったです。久しぶりに会えたメンバーさんが二人もいらしてたので嬉しかったです。
先月からたった1ヶ月で、びっくりしたことや、嬉しい報告があって、メンバーさんの対応に自分の気持ちを重ねて、同じように喜んだり、自分だったらどうするだろうと思いながら聴いていました。
夫婦関係の話で、「私は、パートナーの希望を言われて動く方が多いので、こうしてほしい!」と言う側の気持ちがわかりましたし、逆にこう言ってくれたら喜んで動くよと、私の気持ちも伝えました。夫婦のやりとりがいろいろで、立場も違っておもしろく、毎日パートナーのためにがんばって動いてることがわかり、私もまたがんばろうと思いました。
あるメンバーさんの職場での実践報告は、とても努力されていて、結果も素晴らしく、アドラー心理学はかなり効果的だと、私も職場での実践に大きな自信となりました。でも、学ばれてない方に伝えるのは難しく、この実践はハードルが高く感じるという意見も出て、理解と協力を得るには、誰にでもできるやり方を考え、伝える言葉や話し方も大事だなと思いました。私も職場で、私しかできないことにしないで、共有できる対応を心がけようと思いました。
今年最後の締めくくりにワードバスケットをしました。北風さんが1抜けで、藤井さんが予想通りオオトリになり楽しかったです。「つめきりおき」は、爪切りをするときに1人で笑いそうです。
来年もみなさんと良い年にしたいです。ありがとうございました。 (滋賀 Kさん)
今年最後の楽笑会は、メンバーさんのこれまでの努力が、大きな実りとなったものでした。どのお話も感動的で、うれしくてうれしくてたまらなかったです。メンバーさんひとりひとりの大きく成長された姿を見ていると、「仲間の力ってすごいなぁ」と、思わずにはいれませんでした。力を合わせて課題を乗り越えていくことのすばらしさを学びました。
だって、みなさん、順風満帆な道のりではなかったはずなんです。それは、参加してくださっていたメンバーさんなら、よくご存じのことだと思います。お話を聴かせていただいたときは、たいがい、「どうすればいいの?」って、頭を悩ませるようなものばかりでしたから。私は、進行役を務めていますが、「どう進めていったらいいの?」と、焦ることが多かったんです。
でも、メンバーさん同士が力を合わせ、知恵を出し合い、勇気づけあって、ここまでやってくることができました。一人の成長、経験が楽笑会メンバーみんなの成長、糧となり、楽笑会メンバーの成長がまた一人のメンバーさんへの力となり、そんな素敵な輪(「和」でもいいかな)を感じた一年でした。
これからも、楽笑会で、みんなで学び、成長していきたいです。みなさん、どうもありがとうございました。 (大阪 F)
♪ 今後の予定
さて、次回以降の楽笑会は、1月18日(土)、2月22日(土)です。時間と場所はいつもどおり、14時~17時、北風さん宅です。もしご都合があいましたら、参加してくださるとうれしいです。皆さんにお会いできるのを、楽しみにしています。
楽笑会 土曜日版 11月
楽笑会のみなさま、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
11月の楽笑会便りをお送りいたします。今月は、Sさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。いつも、熱心に学ばれているお姿がとても好印象で、「私も、もっとがんばるぞ~~」という、前向きな気持ちにしてくださいます。ありがとうございます。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 今月の予定
♪ 例会報告
11月の楽笑会は8人の参加でした。その中には親子で参加された方もいらっしゃいました。
まずは、先月の振り返りをしました。子どもとのやりとりできつ問〔きつい言い方の質問〕になってしまい、感情の方が先に出て開いた質問ができないとの話がありました。これには、「イライラしてる時ではなくて、普通の状態の時から練習してみたらどうでしょうか」というアドバイスがありました。
「パセージ」の初受講が終わったメンバーさんからは、「パセージ」中、とても苦しかったとのお話がありました。「今やっと免許をもらった、いわば初心者なのだから、まだまだ出来なくても大丈夫だよ。これからだからたくさん失敗もあるからね〜」といったアドバイスがありました。
その後は、最近の近況を数名の方が話しました。以前パートナーさんとの関係を相談したメンバーさんは、「その時もらったアドバイス通り、話し合いをした」とのお話がありました。夫婦関係でいろんな葛藤がある中でも、一生懸命学ばれ、実行しようとする姿勢がありました。
家族が体調を崩していたが、「元気を取り戻しつつある」というお話をしてくださった方もいました。見守りたいが、ついつい声をかけてしまうので、「じっと信じて待っていた方がいいのでしょうね」とおっしゃっていました。
この話題の途中で、「信用するというのは、どうすればできるのか」と、尋ねるメンバーさんがいました。そのメンバーさんは人を信じることが難しいということでした。
北風さんから、「信用とは条件付き、信頼とは無条件だ」と、教えていただきました。「家族とは、信頼できる関係でいたいものですね」というお話がありました。これについては、あるメンバーさんから、「アドラーを知り楽笑会に来て勇気づけをしてもらっているうちに、自信が出てきたし、これで大丈夫だと子どもを信頼できるようになった」と、おっしゃってました。
親子で参加したメンバーさんのお子さんに、「アドラーを始めてから、お母さんはどんなふうに変わったと思いますか?」と意見を聞いてみました。「お母さんは、すっごく変わった、他のおうちのお母さんと違っていて、私のお母さんは、自分の味方だと思う」と、おっしゃっていたのが、とても印象的でした。いい距離感でいる、素敵な親子の姿を見ることができました。
今月も盛りだくさんの内容で、いいお話がたくさん聞けました。次回もよろしくお願いします!
♪ メンバーさんのご感想
私が子どもへの心配を話すと、Mさんが「大丈夫よ」と言ってくださったことで、こみ上げる気持ちになりました。
「信頼」の意味についても話していただき、子どもを信頼するということがまずベースにあって、それが勇気づけとなって活かされ、子どもに伝わっていくんだと感じました。
Kさんが「子どもさんは、自分で確かめ探しながら、ご自身にあった仕事を見つけるのよ。大丈夫!!」と、言ってくださいました。楽笑会で、私も皆さんに信頼して頂いて心が温かくなり、背中を押してもらった気がして、感謝の気持ちでいっぱいになりました。今度は、皆さんからいただいたこのような体験を、私が子どもにしていきたいなと、思いました。ありがとうございます。(大阪 Yさん)
2ヶ月あけて久しぶりの参加でした。今回は初めて娘と一緒に参加しました。今回も色々な気づきがありましたが特に印象に残ったのは【信じる】という言葉の意味合いでした。
【信頼】と【信用】の違いについては時々取り上げられているので考えた事がありますが、単に【信じる】という言葉を使う時、場面によっても意味合いが違うのかもしれないなあ、と思いました。
その人を信じているか、パートナーを信じているか?
この質問については、長い時間をかけて【yes】と言えるようになったと感じます。何があってもこの人は自分の味方だと信じられるようになるまで、多くの時間が必要でした。ですから今回、メンバーさんが自分がグラグラだから人を信じられないと話された事が、自分のことの様に感じられました。
何があっても君のことを信じているよ、と言ってもらえなかった自分の経験が、人を信じられないことに繋がっている…世の中のことはそういう風に、何処かで繋がっていろのかもしれないと、思いました。さすれば、どこかで、どこかの関係性で信じることができた時、それもまた、繋がっていくのではないかなあ、と。
私は自分の事を大丈夫だよと言ってあげられるまでに、その作業を最初一人でしたがために時間がかかりましたが、最終的には他の人に話を聞いてもらい、自分の昔語りをし、こんな自分も仕方なかったんだと思えるようになってやっと自分が受け入れられるようになりました。
自分が受け入れられるようになると、当然のように他者も受け入れられるようになりました。長い、長い道のりでしたが、なんとかここまでたどり着きました。
今回、娘が自分の寂しさや自己肯定感の低さを吐露しました。親としては聞くのが辛く、また、言ってくれてありがとう、という気持ちです。何かを学びながら、不完全でも生きていく。そんな、気持ちです。
娘は、とても楽しかった、同年代の話も面白いけれど、年長者の話もとても面白く、みんな仏かと思った、と言っておりました。
皆さん、ありがとうございました。(大阪 Oさん)
9月10月と「パセージ」を初受講して、できない自分に自信喪失の日々でした。ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしたり、心が弱ってるのかなぁと感じていました。そんな時はできないところばかり目について、余計に落ち込んで、負のループでした。
けど、「パセージ」受講が終わってやっと免許を取ったのだよ。まだ初心者だからと言ってもらえて、心が軽くなりました。習ったんだからちゃんとやらなきゃと自分を追い詰めていたのだなぁと気がつきました。
なかなか謝れないという話題が出た時に、「謝るのは何のためかな? 謝るのは手段で、目的は仲良くするためだよね?」というようなお話がありました。私も自分の中で謝りたくないと思うことがあります。なんだか負けたような気がするので…
けど、謝るのは手段…そう考えたら謝りたくない気持ちが少し変わる気がしました。考え方を変えるだけで自分の気持ちが変わるんだなぁと感じました。
人を信頼できない話をして、自分が満たされてないと言ったら、今は大人になったのだから、自分で満たすことができるんじゃないかなぁとアドバイスをもらって、その通りだなぁと思いました。いつまでも過去に縛られてないで、前に進んでいかないといけないと思いました。
いつも同じようなことばかりで悩み、相談してますが、その度に親身にアドバイスをくださるメンバーの皆さん、本当にありがとうございます。来月もよろしくお願いします。(兵庫 Sさん)
今回も楽しかったです。
私がパートナーにどう接するか、どう対処するかのアドバイスをたくさんいただきました。
最後のみなさんの感想は、今回は特に、心に染みました。信頼関係を築くことが、どんなに大変で、大事かもよくわかりました。自分のことは、人には埋めてもらえなくて、自分で埋めていくことが、崩れない自分の土台に、基礎になることもわかりました。
何もかも初心に戻れた気がします。パートナーに出会った頃の、かわいい?!後輩になれるようにがんばります! ファイト~~!! ありがとうございました。(滋賀 Kさん)
今月も、有意義で楽しく、和やかな時間を過ごすことができました。
親子で参加してくださったメンバーさん。お話を聴かせていただいていると、お母さんも子どもさんにも、いろんなできことがあり、複雑な想いがあり、それを、そのときそのときでできる精いっぱいの努力で乗り越えて、今、私の目の前に座っていらっしゃるんだなと思いました。そんなふうに考えると、ただただ、頭が下がる思いで、こみ上げてくるものがありました。
ひょっとすると、メンバーさんは、その当時は、私にはうまくできないというような思いがあったかもしれませんが、今日、お話を聴かせていただいて、「ふと気づくいたら、私、ずいぶん高いところまでたどり着いたんだなぁ」って、思ってくださるといいなと、思いました。
一緒に参加してくださった子どもさんも、そんなメンバーさんの姿を見ながら、とても素敵な方に成長していらっしゃいました。大きな夢を抱かれていて、これからどんな人生を歩んでいかれるのかなと思うと、本当に楽しみでなりません。
ステキな先輩アドレリアンを見ると、ついつい、「私はそんなふうにはなれない」と思うことがあるのですが、誰もがみんな、例外なく、長い時間をかけ、小さな一歩を積み重ねて、少しずつちょっとずつステキなアドレリアンになっていくんだ!!ということを知ることができました。
ほかのメンバーさんも、みなさん、そういう体験を積み重ねてこられたことは、みなさんのお話を聴いていれば分かります。順風満帆ではなく、むしろ、たくさんの失敗をしながら、仲間の力をかりて、乗り越えて、今があるということですね。
この事実を知ることは、アドラーを学んでいるどのステージのメンバーさんにとっても、大きな勇気づけになると思いました。みなさん、どうも、ありがとうございました。(大阪 F)
♪ 今後の予定
さて、次回以降の楽笑会は、12月21日(土)です。今週の土曜日です。時間と場所はいつもどおり、14時~17時、北風さん宅です。
年末のお忙しい時期かとは思いますが、今年最後の楽笑会となります。もしご都合があいましたら、参加してくださるとうれしいです。皆さんにお会いできるのを、楽しみにしています。どうもありがとうございました。
楽笑会 土曜日版 10月
楽笑会のみなさま、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
10月の楽笑会は、台風が近づいていましたが、なんと、3人ものメンバーさんが参加してくださいました。Mさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。楽笑会の雰囲気が、とてもよく伝わってきました。なんだか、ほんわかした気分になりました。いつも、ありがとうございます。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 今月の予定
♪ 例会報告
10月の土曜日版楽笑会は台風通過と重なり、北風さん含め女性4名の参加となりました。いつもよりこぢんまり車座になって始めました。
まずは先月の振り返り、感想等話しました。
その中でとても興味深い話題が出ました。それは北風さんがメンバーさんから出される事例や困りごとにあまりアドバイスされない事についてです。北風さんが仰るには…解決策はご本人さんの中にあるけれど気付いてないのでそれを探し当てる事、それからその解決策がご本人さんの口から出てくるように注力している。まずお話を聞いたうえで、開いた質問をするとご本人さんが考える。この考えるプロセスがとても大事で、考える事によってご本人さんの腑に落ちたり、納得できるのだそうです。それとは別にメンバーさん同士が自由に発言するのは解決のヒントになったりするので全然OKとのこと。
良かれと思ってアドバイスして相手を困惑させたり、普段子どもにも一方的で伝わっていなぁと感じることが私は多々あるので、お話を伺ってなるほど〜と思いました。そして北風さんに質問なさったメンバーさんの観察力にも感動しました。
次に「パセージ」カードをそれぞれ引いて思いつくことなどを話しました。
お子さんとの仲間感が薄いと思ってらっしゃるメンバーさん。
初めはお子さんに対してメンバーさんができる事の3割くらいやっているかなと仰っていました。北風さんが開いた質問を重ねるにつれて、普段何気なくお子さんになさっている事に改めて意識が向いて、よく考えると8割くらいなさっているとのこと。一方お子さんもメンバーさんの事を仲間だと思っている事が伝わるエピソードもありました。きっと普段のメンバーさんの対応がお子さんにとって勇気づけや仲間感があるものになっているのだと思います。ご家族もユーモラスな視点でやり取りなさっていたり素敵だなと思いました。
出来ている事が普通だとスルーせず時々確認することって大切ですね。
その他に我が子の良い面はどんな所?電車が大好き、発達が早い、陽気、慎重、誰とでも分け隔てなく付き合う、青春を謳歌している、自尊心や自信がある等々沢山でました。
「その特性を持っているからこそあなたは素敵なんだよって思ってもらいたいんですね。」
と、北風さん。なんて力をくれるフレーズだろうと耳を傾けました。
最後は、自分自身、子どもの頃さんざん不適切な事してきたのに、自分の子どもに対しては厳しくなりがちという話が出て、私も物凄く思い当たる節があって笑ってしまいました。
あるメンバーさんが「学校や幼稚園に行って帰るだけでも子どもは大変で立派ですよ。」とおっしゃっているのを聞いて、なんだか胸が温かくなりました。私もそういう目線を持っていたいなと思いました。
今月も学びの多いひと時が過ごせ感謝一杯です。又来月もよろしくお願いします。
♪ メンバーさんのご感想
今月は北風さんと3人という贅沢な時間を過ごさせていただきました。
振り返りで、パートナーさんとこじれた相談者さんのお話のそれからをお聞きしました。相談者さんはお話合いをされたそうでみんなすごいね、よかったねと喜びました。みなさんそれぞれご自分の悩みがある中、他の人のお話に喜ぶことができるなんてすごいです。相談者さんもまず自分から歩み寄られたこと、大きな勇気です。先月も言いましたが家族会議ができる家族だからこそいい方向に迎えるんですね。
私は先月の嫌なことを長所にひっくり返すお話を振り返りました。家に帰って出てきた自分の一番嫌なことは、長男が好きになれないことでした。引きこもりだからではなくそれより以前からです。あっさりした関係という長所にするには違うような気がしてご相談させていただきました。仲間とは感じてないのではないかと。
以前北風さんに、無理に好きになれなくてもいいんです、親切に接してあげたらどうですか?とアドバイスいただきました。長男にどれくらいやってあげているかと聞かれ、3割くらいと答えましたが、親切に接することを考えるとまあ8割くらいはやっているかと思い直し「私結構やってる!」と思いました。そこでハードルの低いことあと一つやってみませんか?と。今は思い浮かびませんが何か考えてみます。
あとは「パセージ」カードを引きました。「自分の子どもにはユニークな人生を歩いてほしい」というページでそれぞれ自分の子供のユニークなところをお話しました。適切な部分ですね。長男は引きこもりですが撮影などで人の前に立つことができること、次男は発想が面白いこと、先日長男が機嫌悪く着ていたTシャツを破っていたのですが、それを見た次男は「おかん長男見た?ファンキーなファッションに転向したな。punkやで。笑ったわー」と言ってきたので私の気持ちも明るくなりました。(兵庫 Mさん)
今月は台風で自分一人かもとドキドキしながら参加しました。いつものメンバーさんのお顔がみられてホッと安心しました。これも北風さんが準備して場を提供してくださるおかげです。いつも有難うございます。
今回、印象に残ったのは、人は考える過程を経てこそ納得できるというお話でした。
子どもに何か伝えるとき、娘には話が通じやすいと感じるけれど、息子には一生懸命話しても伝わった感なく徒労に終わることが多いので、開いた質問を使ってみようと早速試してみました。言葉尻では開いた質問ですが、マイナス感情があふれ出て詰問になってしまいました。(笑) 失敗しながらぼちぼち練習してみようと思います。
また来月もよろしくお願いします。(兵庫 Mさん)
♪ 今後の予定
さて、次回以降の楽笑会は、11月23日(土)です。今週の土曜日ですよ。時間と場所はいつもどおり、14時~17時、北風さん宅です。
皆さんにお会いできるのを、楽しみにしていますよ~。
楽笑会 土曜日版 9月
楽笑会のみなさま、
涼しさを感じるこの頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、9月の楽笑会だよりをお送りします。今月は、Mさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。今月の楽笑会でも、メンバーさんの話を受け止めて、たくさんの勇気を与えてくださいました。ご協力くださいまして、ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
9月は、6名の参加でした。まず、先月の感想、この一ヶ月の報告などをお話しました。
最近「パセージ」を始められて、「気持ちがつらすぎて、続けられるか不安」というお話を伺いました。メンバーさんからも「わかるわかるー」と、共感の声が出ました。「周りの人はできているのに、自分だけできてないように思える、理解はできるけど実践はなかなか難しくて落ち込む...」など。私も、初めて「パセージ」を受けた時はつらかったです。私の場合は「子どもはかわいいですよね、子どもを愛していますよね?」と言われるのが辛かったです。
ご相談者の方は、「以前から楽笑会でアドバイスを受けていた『焦らなくていいんだよ、反省しなくていいんだよ』という言葉に、少し救われた」と、お話くださいました。でも、まだまだ自分を責めて落ち込んでしまうそう...。
そこで北風さんが「自分のだめだと思う部分を全部言ってください。そこをひっくり返して、周りの人々に貢献できる長所にしてしまいましょう」と、アドバイスしてくださいました。例えば、気分屋である→感情が豊か、自己肯定感が低い→謙虚である、思慮深い、友達ができにくい→丁寧な人付き合いをする、などです。
なかなか受け入れ難いのは、私も似た性格ですので、よくわかりました。でも、北風さんの「短所と思えば落ち込むだけだけど、長所に変えると人を勇気づけられる力になる、自分を変えなくても視点を変えるだけで周りの役に立てる」とのアドバイスに、「なるほど!」と思いました。
次は、子どもさんのことで意見が違い、パートナーさんとの話し合いがこじれてしまったというお話でした。
まず、お話合いをされる際、ご相談者さん家族は、家族会議を開かれていることに感動しました。
「今回の場面では、パートナーさんが一番勇気をくじかれているのだから、少し相談者さんが譲歩してみませんか?」というアドバイスがありました。相談者さんも勇気をくじかれているのだから、これはなかなか難しいと思います。私が相談者さんでしたら、まず無理です。この状態の関係のままではまずいとわかっていても、折れたくありません。
でも相談者さんは、「そうですね、まず、最後まで話を聞いてみます」と、決意されました。メンバーさんからも、「できなかったら途中で話し合いをやめてもいいし、まずはハードルの低い、できそうなことからやりましょう」などの意見が出ました。相談者さんは、それを聞いて、少し落ち着かれたようでした。
「楽笑会でメンバーさんが事例を出された際、的確に問題点を見抜き、素晴らしいアドバイスをされる相談者さんでも、ご自身のことになると戸惑われるんだなぁ」と、親近感を持ちました。でも、もともと家族会議ができるくらいパートナーさんとも子どもさんとも素敵な関係を築いて来られた相談者さんですから、「きっと大丈夫」と、私は思いました。
今月もありがとうございました。また来月、お願いいたします。
♪ メンバーさんのご感想
今月も楽しかったです。ありがとうございました。久しぶりに、メンバーさんと「マイナスをひっくり返す」ワークをして、これや!というプラスの言葉が出たり、こんなにあるのかというくらいプラスの言葉が並び、「さすが!」と、思いました。
それから、「テキストの自分が好きなところを読む」をしたら、自然と今の自分に必要なところだったので、「「パセージ」は偉大だ」と、しみじみ思いました。
後半は、私とパートナーさんの関係を相談させていただき、パートナーさんと話す時の心構えができました。とりあえず実践できているので、これからもがんばりたいと思います。
楽笑会は、ほんとにたくさんの勇気をくれる会だと思います。明るく前へ進めます。辛いとき、メンバーさんがそばにいてくれると思えます。
「パセージ」を学んで良かったなぁと思います。ありがとうございました。(滋賀 Kさん)
今月は、「話し合いの心構え」、「勇気づけるとは」ということを学びました。楽笑会でテキストを読んでみると、これらはすべて、「パセージ」のテキストに書かれていることに気づきました。でも、実際の出来事でできるようになるためには、トレーニングが必要です。一歩一歩、知識を知恵に落とし込まないと、できるようにはなりません。それは、時間がかかる、またとてもたくさんの勇気が必要ですよね。
「パセージ」では、「子ども(相手)を勇気づける」ことを学びます。しかし、そうするためには、まず相談者である親が、多くの勇気づけを求めていることがあります。
この課題は、メンバーさんたちが例会にお越しになって、お互いを勇気づけあうことで解決します。「パセージ」のスタイルは、メンバーさんが丸い円になって座り、お互い親身になって、話を聴かせていただいて、テキストを読んで、解決案を話し合います。その過程で、相談者さんも、メンバーさんも、勇気づけ合いながら、学びを深めていくんですね。
今月のお二方の事例は、それぞれの、たゆまぬ努力のお話でした。どれだけ頑張っているかが、よく伝わってきました。エールを送りたい気持ちでいっぱいになりながら聴かせていただきました。また、北風さんが、一生懸命、勇気づけしてくださる姿がとても印象的でした。
北風さん、メンバーのみな様、今月もありがとうございました。これからも、みんなで歩んでいきましょう。よろしくお願いいたします。(大阪 F)
♪ 今後の予定
さて、次回以降の楽笑会は、10月12日(土)、11月23日(土)を予定しています。時間と場所はいつもどおり、14時~17時、北風さん宅です。
皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
楽笑会 土曜日版 8月
楽笑会のみなさま、
さて、8月の楽笑会だよりをお送りします。今月は、Kさんが、楽笑会だよりを担当してくださいました。参加されていないメンバーさんにも伝わるようにと、たくさん書いてくださいました。ご協力くださいまして、ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
8月の楽笑会は、女性8名、男性1名の9名参加でした。
まずは、先月のふりかえりからです。事例を出されたメンバーさんに、感想を伺うと、「すっと落ちました。」「線引きが出来ました。」「次、似たようなことが起きたら、こうしようと思ってます。」と笑顔でお話くださいました。
次に、2才になったばかりのお子さんがいるメンバーさんが、夏休みはずっとイライラしていた、帰省する乗り物に乗る時は、特に大変だったというお話をしてくださいました。
メンバーさんからは、
○子どもが公共の場で泣いたり、走ったりする場合、冷静に対応するのはとても難しい。
○周囲の冷たい視線(思い込みではなく本当の場合もある)を感じ、何とかしなくてはと焦り、何をしても泣き止まない。
○子どもを公共の場に連れていくことには、周囲になるべく迷惑をかけないで、静かにするという責任が、保護者にはある。
○がんばって何とかしようとしている母親を見ると、ほとんどの人は温かく、がんばれと応援したく思う。
○事情がわからないので、何であんな小さい子を連れて出かけたのだろうかと思う人もいるかもしれない。
○紐付きリュックを背負わせて、危ないときはひっぱる。
という意見が出ました。
大事なお出かけを無事クリアするために、どうすればよいか、みんなで話し合いました。そして、途中で帰っても大丈夫な用事のときを利用して、お出かけの練習をするという提案や心構えが出ました。
①小さい子どもは、泣くもの、走るものだと心得ておく。
②肝心なことは、出かける前、家でお出かけについて話しておくこと。
☆泣いたり、走ったり、お母さんが困ることをした場合、お出かけはすぐやめて家に帰ると伝える。
☆小さい子は「うん。」と返事をする。その時は本気だけれど、忘れてしまうことが多いだろう。
☆困ったことになったら、本当に帰る。
☆電車に乗る前でも、途中でも帰る。
☆(2歳ではまだ難しいかもしれないが)もう少し大きくなれば、一回で理解するだろう。(「お母さん本当に帰るんだ。」と思う)
☆2才くらいの子は何回も繰り返して、親子で一緒に練習する。そのうちに分かるようになる。焦らなくて大丈夫。
☆2才くらいの子は、まだ動物のような存在だと思い、むしろ黙って落ち着いている状態が不思議なくらいだと思うようにしておく。
また、イライラしたときに使える魔法の言葉を、みんなで考えました。あるメンバーさんから、「けんちゃんのハッピーパウダーは?」という意見が出ました。トミーズの健さんです。公共の場で手をフリフリして言うの?と大爆笑しました。でも心の中で言えばいいかもと、また大爆笑。
本当に魔法の呪文のようで、絶対イライラを忘れて笑ってしまいます。それにハッピーパウダーなんて、お肌に良さそう。さすがベテランメンバーさんのご意見と盛り上がりました。
それからも、メンバーさんが、子どもさんが2才だった頃のエピソードをたくさんお話してくださいました。失敗したこと、怒り飛ばしてきたことなど、たくさんの体験談が出てきました。
北風さんが、うまく出来なくても自分を責めないこと、子どもがいてくれることに感謝すること、子どもは、この母を選んで生まれてきたと思ってほしいと、優しく語ってくださいました。
それからたとえで、野球の話になりました。プロ野球選手は、バッターは、3割打てば評価されるけれど、それでも7割は打てず、失敗している。子育ても、とにかく練習。10回中3回うまくいけばいいと思ったり、ここぞという時にヒットが打てたらいい。いや、それだってなかなか打てないものだと笑い合いました。
アドラーの育児を続けていれば、浸透して、子どもがツッコミで返してきたり、私たちが「パセージ」で学んだお願いメッセージを上手に使って、お願いしてくるようになって、私たち親が喜んで引き受けたりすることなど、楽しみな話も出ました。
社会人になったお子さんがいるメンバーさんたちは、どんな子どもにもその子しかない個性があって、小さい時から押しつけず、選んでもらって、個性を大事に育てていくと、自分で選んだ自分に合った道を、自分のペースで生きていくと、話してくれたり、小学生のいるメンバーさんが、親がさせたい習い事を、子どもに任せた結果、1年後に子どもからやりたいと頼んできたと話してくれました。
この日のたくさんのお話で、「パセージ」をこれから学ばれる新しいメンバーさんたちに、幸せな未来を想像してもらえたのではないかと思います。
新しいメンバーさんは、ネットや書籍でアドラー心理学に興味を持たれ、調べに調べて楽笑会に参加されたそうです。そしてとても気に入ってくれています。数年前、テレビやドラマになって話題になったことで、いろいろな意見が出ましたが、こうして見つけてきてくれる人もいるのだと、改めてメディアの大切さもわかりました。
今月も持ち寄った様々なお菓子が、夏の疲れを癒してくれました。北風さんの夫さん作のアップルパイは、甘酸っぱさがバッチリでとても美味しかったです。
最後に、3回目の「ワードバスケット(カードゲーム)」で盛り上がりました。やっぱりFさんは、新しいメンバーさんがいる時でも、最下位争いになり、向いてない、ルールが難しすぎると、いつもの言い訳をしていました。
素敵な時間をありがとうございました。
♪ メンバーさんのご感想
8月の楽笑会は、この1ヶ月の夏休みのイライラやストレスがかなり溜まっている状態で参加しました。アドラーを学んでいるのに、イライラが先に出て思うように対応できない日々で、自分にダメ出しばかりして行き詰まってました。早く楽笑会に行ってここから抜け出したい思いでいっぱいでした。参加してみて、やっぱり心が楽になりました。楽笑会に来るようになって7ヶ月経ちますが、自分にとってこんなにも心が癒される場所が出来たことが本当にありがたいなぁと感じています。
今日は皆さんから、当たり前を変えて考えてみることを教えてもらいました。子供は言うことを聞かず、よく泣いて、大人しく出来ないものだと思っておく。そう思っておくと、いままでよりは自分のイライラが減らせそうな気がしました。
機嫌の悪い子供をどうにかしないと…と思ってしまう事も、私が全て手を出さなくてもいいということ。前教えてもらったのですが、今日もまた教えてもらって、その通りだと納得できました。いろいろできないことがあったとしても、また一から始めたらいいんだよと言ってもらえて、また頑張ってみようと思えました。
私はアドラーを始めてから毎回のように焦らなくてもいいよと言われてきました。大丈夫よと言われても、全く大丈夫じゃないと思っていました。それは私が自分の事が嫌いで、自分は本当に最悪な人間だと思っているからです。まだ普通の人と同じレベルにもなれていないので、焦って焦ってました。今でも焦りはありますが、毎月皆さんに勇気づけしてもらって、前より自分の事を最悪だと思う気持ちが少なくなった気がします。
楽笑会に来てる方々はいろんな悩みを抱えていても、明るく楽しそうにしてるのが凄いなぁと思います。私もいつかそうなりたいなぁと思います。次回も楽しみにしています!
(兵庫 Sさん)
子供が泣きついてきて、こちらにまだ余裕がないとき、お母さんはあなたのせいで不機嫌ではないですよ、ただ、少し時間をください、と伝えることを学びました。
わたしは子供が不機嫌になり、何かものを投げたり、叩いてきたりした時、叱ることがうまくできず、無言&無表情になってしまうことがあります。それはある意味、怒鳴るよりも怖いかもしれないです。そして、その場からなにも言わず、立ち去り、違う部屋に行くことがあります。そういう時、"お母さんに一人になる時間頂戴"、と言うのと言わないのでは、子供の気持ちは違いますね。早速実戦してみたら、泣き続けましたが、主人の方へ助けを求めにいき、自分で別の道を切り開いていました(^^)
また、泣いてよかったわ〜、走り回ってよかったわ〜と、普段マイナスに捉えがちな事象や行動に対して、よかったわ〜を付け加える、"魔法の言葉"も教えてもらいました。こどもが理由わからず大泣きしていたので、"自分の気持ち表現して偉いね〜よかったよかった、お母さん安心やわ〜"と言ってみたら、気持ちが楽になりました!子供はそのまま大泣きしたままですが、こちらの気持ちが落ち着くことが何よりですね。
そのほか、高校生のお子さんのお話をお聞きし、学生時代の自分を振り返りました。小学高学年の頃からなんとなく学校という集団生活に違和感(なんのために勉強するのか、なんのために学校にいくのか、なんのために友達と群れるのか)がありつつも、不登校の選択肢すら想像できず、しかも、なにが嫌なのかわからないまま、通い続けました。正直今も今の会社での働き方が本当に正しいのか、あってるのか、わかりません。今も同じような悩みが続いているといってもいいのかもしれないですね。
北欧には、学生が就職するまでに旅やインターンなどをし、人生を十分に模索していい時間があるのだと聞いたことがあります。日本は高校卒業したら就職、もしくは、専門学校や大学へいき、それが終わると同時に就職する、という社会的通念のようなものがあります。私自身は、それに強く影響されたたちで(気づいたのは随分あとですが)、そのはやいスピードの中でさまざまな決断を求められ、もっと時間かけて人生のこと見つめたかったなぁと思います。(今からでも遅くはないですが!)
お話を伺ったお子さんのそばには、暖かく見守る親御さんや先生がいることが素晴らしく、そうして見守られながら本人が考え行動する時間は、今しかできない、本当にとても貴重な時間だと思います。見習いたい親子関係だと思いました。
もし、私のこどもが将来学校にどうしていかないといけないの?と聞いてきたら、なんと答えられるでしょうか。少なくとも私自身が答えを持っていないと、子供には伝えられないですね。きっと、困ったら、答えはメンバーさんに相談しながら見つけていくことになるのでしょうね。ナイスアドバイスをくださる先輩方がいるので、正直、不安はありません(^^)
最後に。ワードバスケット、とても楽しかったです。わいわい楽しめるのがいいですね! (兵庫 Cさん)
今月もありがとうございました。がんばって高校に合格したけど休学されたお話、お子さんが『もうしんどい』と言うことができて、よかったと思いました。言える親子関係を築いて来られたからこそですね。我が家を振り返ると私との関係も良くなく、主人と彼の関係も良くないので、まだまだ話し合いようがありません。口出しはしませんが、成人したのに勤労、納税の義務を果たさず、親が悪いとしか言わないことにうんざりしています。楽笑会に月に一回行っては良い面を見ようと思い直し、今日は外出した、朝起きた、洗濯物を取り入れたと自分を納得させています。
口出しをせず任せることは得意ですが、共同の課題にすること、信じることはできていません。毎月行くことによって原点に立ち返り点検する日々です。
久しぶりのワードバスケットも楽しかったです。子供が小さい時にやりたかったなーと思います。
今月は久しぶりにいらしたメンバーさんにもお会いできて嬉しかったです。随分前の習い事に関する相談事も覚えていてくださり、その後の報告(習い事を拒否していた息子は2年生になったら習い事に行くと言い、2年生に上がって今機嫌よく通っている事)もできました。有難うございました。
毎回の事ですが、メンバーさんが出して下さる事例と代替案がとても学びになっています。感情は当人が決めるものだから、こちら側から機嫌を取ったりしなくても本人に任せて良いと話を聞いてなるほど〜と思いました。
例会の数日後、子どもが派手な兄弟げんかの末に癇癪を起していましたが、感情と向き合うのは本人の課題だと考えると、どうやって落ち着くかは試行錯誤して学んでねという気持ちでいられました。
それから以前の代替案で「あなたが決めていいんだよ。もういいと思ったら交代してね。」というのも使わせていただきました(笑)
私「ごめんけど、ゴミ出しといてくれへん?」
娘「なんで私ばっかりごみ出しせなあかんの。弟は全然してへん」(-3)
私「嫌やったら置いといて〜。お母さんが出すから。」(+1)
(ごみを出すかどうかは、あなたが決めてね。のプラスの気持ちで)
娘 文句が止み、無言でごみを持っていって出ていく。
学校から帰ってきたときにお礼を伝えると、もう不満は消えた様子でした。それ以来ゴミ出しについては今のところ2人とも気持ちよく協力してくれています。
週末の洗濯もの干しも協力してほしいですが、それは…ほぼほぼ失敗しています(笑) ムクムクとマイナス感情が湧いてくるので「これはあかんな〜。」と思いながらムカムカしています。そして夫に振ります(笑)
娘の作ったお手伝いBOXが数か月放置されてるのを今ふと思い出したので、まだ使えるのか聞いてみようと思います。
最後になりましたが、北風さんの夫さんお手製アップルパイとっても美味しかったです。見た目も上品で見とれてしまいました。今月も有難うございました。(兵庫 Mさん)
久しぶりに参加しました。土曜日のメンバーさんに会えて、嬉しかったです。小さな子供さんが居てはるお母さんの話で、「いつもイライラしてる。何か魔法の言葉はないかなぁ~」と意見を求められました。
私も「パセージ」を始めた頃から、ずいぶんと長いあいだ魔法の言葉を探してたのを思い出しました。色々な技法を選択できる事を見聞きし、結局今よく使ってるのは、吉本新喜劇のオープニングのメロディーが、頭の中に流れてくる感じです。人生泣き笑いで、やっぱり温かいのが一番と思ったからです。それぞれ自分流の魔法の言葉が涌いてくるよう、皆の話や場の力が助けてくれると思います。(素晴らしい)
皆さん、ありがとうございます。
そうそうアップルパイ美味しかったです。ごちそうさまでした。ワードバスケット、最高に楽しかったです。おおきに!! (大阪 Mさん)
1年ぶりの参加でした。例会報告を読んでいて、今年になってから新しい人が来てる。楽笑会に新しい風が吹いていると思っていました。部屋に入ると、いつもの頼れるメンバーさんが揃っていました。久しぶりだったのと、新しい方がたくさんだったらと緊張していたので、ほっとしました。
新しいメンバーさんは、全く知らない私の、激動の1年の報告を熱心に聴いてくださいました。2才のお出かけの相談を聴いていて、二十歳になった娘の、2才の頃を思い出しました。そして、小、中学生の頃、習い事や受験の時にキーッ(怒)となったこと、なかなか言えない仕事のことも、素直に話すこともできました。
とにかく練習することよねと話していた時に、藤井さんが素振りだ!と言われ、北風さんが野球でたとえ話をされて、5年前「パセージ・プラス」を受講した時に、キャッチボールの話をしたことを思い出しました。
野球は守備も攻撃も仲間のためにがんばります。ピッチャーとキャッチャーは、相談して最高の球を投げようとするし、必ず受けとめようとします。練習のキャッチボールも、試合の送球も、相手の取りやすいところに投げようとします。そして仲間のためにヒットを打とうとします。楽笑会に来て、正しいフォーム=テキストを教えてもらったり、お互い確認しあったり、今度はこうしようと作戦をたてたりします。野球のたとえは完璧だ!と帰ってからしみじみ思いました。
私も悩みは尽きませんが、みなさんと一緒なら怖くないです。練習に励みましょう。楽しい時間をありがとうございました。(滋賀 Kさん)
「子どもがいる幸せというものがある」というお話が出ました。「パセージ」で学んだときのことを思い出しました。テキスト38-Lのページに、「子どもの存在で、自分の暮らしがどれだけ豊かなものになっているか、気づいてほしい」というメモが残っていました。また、「そのことに気がついたら、子どもたちに感謝を伝えよう」とも。
このページの「2、貢献する能力」の後半部分は、子育ての具体的な方法ではなくて、「パセージ」の思想というか、気持ちの部分とでもいいますか、ちょっとほかのページとは違っていて、とても気に入っています。もちろん、子育て真っ最中の大変な時期に、いつもいつもこのように幸せを感じることは、難しいことかもしれません。でも、一日のうちに、いやいや一週間?、一か月?のうちに、こんなふうに感じる機会を持ちたいものです。
「適切な行動」や「適切な側面」と同じように、意識しないと、見えない、感じられないことがあるのかなと思います。「子どもがいる幸せというものがある」というのも、意識すれば、見つけられる機会がきっと増えると思います。「子どもがいる幸せ」、「家族がいる幸せ」を意識的に見つけてみたいと思いました。
Kさんのワードバスケット、楽しかったです。またみんなで、楽しみたいです。それから、北風さん、アップルパイ、ごちそうさまでした。とってもおいしかったです。旦那様にもよろしくお伝えください。メンバーのみなさま、今月も、ありがとうございました。(大阪 F)
♪ 今後の予定
さて、次回以降の楽笑会は、9月は28日、10月は12日、どちらも(土)を予定しています。時間と場所はいつもどおり、14時~17時、北風さん宅です。
皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
楽笑会 土曜日版 7月
楽笑会のみなさま、
お盆を過ぎ、このところ少し涼しさを感じるひと時も出てきたように思うこの頃ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、7月の楽笑会だよりをお送りします。今月は、Cさんが、楽笑会だよりを作成くださいました。とても上手にまとめてくださいました。ご協力くださいまして、ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
スマホ、ゲーム、テレビ依存の話が上がりました。依存というのは、衣食住に支障が出てきた状態を指すのであって、本当に我が子が依存なのか見極める必要があります。世の中はセンセーショナルに勧告することが好きです。それらとどう向き合うのが理想なのでしょうか。
目的は、子ども自身が、中毒性のある娯楽と程よい距離を保つ練習を積み重ね、欲望を抑える能力を身につけることではないか、との発言がありました。ハッとさせららる一言でした。
そして、2歳の子どもがショッピングモールのゲームセンターから帰ろうとせず泣き喚いて駄々をこね、強制的に連れて帰った事案をお話し、この場面で、アドラーで言う"子どもに任せる"をしたいが、思い通りにコントロールしたい気持ちが手放せず、任せる勇気が持てない事を相談しました。また、この場合の具体的に任せるとはどういうことなのか、教えてもらいたいとお願いしました。
初めての"任せる"をトライするには、今回の場面は、親側に時間の余裕がないため、ハードルが高いことがわかりました。帰宅を促し、それを断られても付き合える覚悟が持てる場面で、まずトライしてみることにしました。基礎経験を積むことが、今回のような時間の制約がある場面でも応用されていく、とアドバイスいただきました。学んだことを以下にまとめました。
1.任せるときの具体的な伝え方
●基礎編(時間に余裕がある時)
"わたしは帰りたいですが、あなたはどうしたいですか?"
(帰らないと言われたら)
"わかりました、ここで待っているので、帰りたくなったら、声をかけてください"
●応用編※時間に余裕がないときは、選択肢を与えてよい。
"今帰るか、5時になったら帰るか、どちらにしますか"
(だいたいの場合、子どもは、どっちかを選ぶ。)
時間の概念がない小さい子には、携帯のアラームを利用し、ピピピと鳴ったら帰るよ、と伝える。
2.時間になっても帰らない場合の対応
強制連行可。どんなに泣き叫ぼうが、親側が約束を実行することが、その後の親子関係を決める。ここで、ずるずる伸ばすと、この親は、ゴネたらワガママ聞いてくれるんだと認識されてしまう。
泣き喚いていたら、"泣いて帰りますか、それとも、手を繋いで笑顔で帰りますか"と言ってみるのも良い。しかし、どんなになだめても、泣き止むか泣き止まないかを決心するのは子ども自身。親が何かできるという自負は捨て、泣くなら好きなだけ泣いていてもらう。泣くことを子ども自身が選択したのだから。
3.親都合の選択肢を与えることへの罪悪感と、子どもをコントロールしているという不安について
これから子どもが生きていく社会において、条件や環境が自分の思い通りに行くばかりではない。今回の場面で、親の都合にあわせて帰ることに罪悪感を持つ必要は全くない。
あくまでも、"家のルール"なのだから、子どもに協力要請を求めるのは正しい。ただ、上からの指示ではなく、ヨコの関係を意識し、協力をお願いするスタンスを忘れない。協力してくれたら、感謝の気持ちを伝える。
4.任せることと、野放しにすることの違いについて
この場面で、いつまでも遊ばせることが、"任せる"ことではない。それは、野放しであって教育ではない。
以上、アドバイスから学んだことでした。そのほか、個人的に感じたのは、"帰ろう、帰ろう、電車見ながら帰ろう"などと、ゲームセンターより興味が持てそうなものを餌にして、気持ちが切り替わることを期待していましたが、親側の帰りたい事情や気持ちを、小さい年齢でも、率直に、素直に、伝えることをやってみようと思いました。親の必死さは伝わるものだと、教えていただきました。
そして、任せることと野放しにすることの線引きができたことが良かったです。マイナスの感情さえ封じれば、親の主張を伝える(通す)のは悪いことではない、ということがわかり、迷いが消えました。
一人では想像できなかった意見を沢山いただき、相談して良かったと思いました。メンバーのみなさん、ありがとうございました。
♪ メンバーさんのご感想
事例検討では小さい子どもさんへの対応を話し合いました。とても日常よくある光景で、自分も子どもが小さかった時、こんなだったかなーと思いながら聞いていました。
ここで相談者さんがすごいなあと思ったのは、この対応で良かったのかと自省しておられる点です。一般的なお母さんは、怒鳴って連れて帰って終わりです。
子どもが小さい時は選択肢を示したとしても、行き着くところは同じ(例えばこの例では、帰らないという選択肢はないのです、泣いて帰りますか?ニコニコして帰りますか?という選択肢はある)という北風さんの言葉が印象的でした。
そういう風に、子どもの年齢に合わせて選択する幅は広がっていく、それらの行動を親が命令するのではなくて、選んでもらう、選べるようになる、決断できるようになるのが大切だと改めて感じました。
もっと子どもが大きくなれば、何時に帰るか自分で選ぶこともできるし、そのうち勝手にゲームセンターに行くようになります。
泣いて生きますか?
ニコニコして生きますか?
自分で選べますものね。
アドラーの奥深さを感じました。(大阪 Oさん)
今月もありがとうございました。素の自分を出せないと言うお話、すごくわかりました。私も楽笑会でも、まだまだいい人の部分しか出してなくて本当はもっともっと腹黒いです(笑)
最近そのままでいいんですよ、そのままの自分を愛してあげてください、と言う言葉をよく聞きます。でも素の自分がわからないです。自分がどうしたいのかもわからなくて催眠術に行ってみようかとも思ってしまってます。
あとお子さんに『任せてみる』を実践したいと言うお話。2歳のお子さんに試してみるのは何て素敵な体験だろうと思いました。このお子さんが責任持って自分で解決する力を持って育っていけるんだろうなーと思いました。小さいお子さんに本当に真剣に向き合って育てておられる若いお二人のお母さんに毎月感動します。
この暑い中、機嫌の悪い長男がずっと家にいるだけでも気が滅入ります。主人が長男に怒る声を聞きながら、2人の関係に口出さないーと、YouTube見て現実逃避しています。
また来月もよろしくお願いいたします。(兵庫 Mさん)
今月の事例は、とても興味深い、そしてよくあるテーマだったと思います。アドラー心理学は、「個人の主体性」という考え方を、とても大切にしているということを思い出しました。
「個人の主体性」というのは、人の行動は「私が」決めるのであって、「誰か(何か)に」決められるのではないというものです。例えば、イライラするのは、「私が」感情を使ってイライラ(して相手を動かそうと)するのであって、「相手(何か)に」イライラさせられているのではないというようなことです。風変わりな考え方ですよね。
このように、いつでも「私」が主体となって、決めたり、感じたりするわけですが、育児でもこの考え方を大切に育くんでいこうとしています。例えば、まだ言葉も出ない幼児のときから、おむつをとり替えるときに、「おむつをとり替えてもいいですか」と尋ねて相手の反応を見届けたうえで、取り替えたりするというようなお話を聞いたことがあります。
言葉が出ない時期でも、子どもたちは、ちゃんと私たち大人の言うことが分かっているんだそうです。それは、本当のところは確かめようもないのですが、私が気に入っているのは、幼児のときから、「個人の主体性」を大切にし、それを育む働きかけをしようとする、私たち大人の側の「姿勢」です。
そういう育て方をしていると、うれしいだろうし、自分で決めて責任をもって生きていく素敵な大人に成長していくだろうなと思います。
最後に、Cさんのこの何か月間かの変化(成長)がとても大きくて、びっくりしています。たくさん学んで、たくさん実践してくださっているのが、よく伝わってきます。私も頑張らないと、という気持ちに自然となります。
家族から、「最近、さぼっている(実践できていない)」という、お叱り(きっと激励ですね)をいただくようになりましたので、ちょっと気を引き締めていかなきゃなと、思っています。(大阪 F)
♪ 今後の予定
8月の楽笑会は31日、そう、今週の土曜日です。14時~17時、場所は北風さん宅です。
夏休みでしたので、「もう、大変だったぁ~~」という声が、あちらこちらから、聞こえてきそうです。お疲れさまです。よろしければ、息抜きもかねて、楽笑会にお越しください。皆さんにお会いできることを、楽しみにしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!! ではまた。
楽笑会 土曜日版 6月
楽笑会のみなさま、
7月に入り、ずいぶん暑くなってきたこの頃ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、6月の楽笑会だよりをお送りします。今月は、Mさんが、楽笑会だよりを作成くださいました。毎月、ご参加してくださり、家で実践したこと、体験談など、とても貴重な話題をいつも提供してくださいます。それが、どれだけメンバーさんの学びにつながっていることか。本当にありがたいことです。
Mさん、ご協力くださいまして、ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪例会報告(兵庫 Mさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
6月は、初めての方1名と女性6名男性1名の参加でした。
お茶菓子に北風さんのご主人特製、目にも涼やかな美しいレアチーズケーキをよばれました。皆さんと一緒に口福なひとときを過ごせて嬉しかったです。
今月もバラエティに富んだお話が出て、その中で印象に残った話題が3つありました。
一つ目は、夫婦それぞれにこだわりポイントが違うというお話です。自分からするとどうでも良くて気にならない事が、パートナーさんにとっては、気になって仕方ない。またその逆も。例えば、戸締りや電気のつけっぱなし、手作りのごはん等々。
それについて次のような意見が出ました。
・価値観が違うからこそ、助けられることがある。
・こだわりポイントについて、敵対すると喧嘩になるので、気になる人にお任せして、気の済むようにやってもらう。それで、もし不都合な事が発生しても、当人がうまく対処している。
相手の価値観に共感は出来なくても、理解(尊重)していることがお話して下さったメンバーさん達の言葉の端々から感じられて、その姿勢が素敵だなぁと思いました。パートナーさんの話を上手に聞き流して(課題の分離)、お子さんが怒られないよう陰ながら助ける(私が気になるから私が行動する)メンバーさんはさすがだなと思いました。
二つ目は、人に頼みごとをするのが難しくて苦手というお話です。外出するにあたり、前日熱が下がったばかりのお子さんを当日体調を崩されたパートナーさんに任せる状況になり、お願いすれば、パートナーさんが引き受けてくれると頭では理解しているけれど、罪悪感を感じて言い出せなかったとのこと。
メンバーさん達の意見は…
・私たちは育ってきた家庭での対人パターンに囚われがちだけれども、今、目の前にいる相手が同じ反応をするとは限らない。人によって返ってくる反応は違うので、それによって新しくその人と関係が作ることができる。
・自分も相手も言葉にしていないだけで、頭の中で色々な事を考えている。その内容を冷静に伝えてみると、お互いより理解できるかも。感情の高ぶってるときはそれが難しいので、日常の小さな事から「私は~と思うけれど、あなたはどう思う?」等、頭の中の事を話す練習をする。
実際、メンバーさんとパートナーさんとのやりとりを伺うと、お話されてる内容(セリフ)は、お互いに思いやりに溢れていました。私が同じ状況だったら精いっぱい取り繕ったとしてもそんな風に言えないなぁ、すごく協力的なご夫婦だなと、眩しく感じられました。人に頼まれごとをされると嬉しく感じる一方で、自分が誰かに頼み事する時に気が引ける気持ちはよくわかるので、とても学びの多いお話でした。
三つ目は、グッド・イナフ・マザーについてです。私たちはそれぞれに理想とする子育てのイメージを持っていますが、いつも理想通りに…とはなかなかいきません。むしろ、私は失敗の連続のような(笑)
「パセージ・プラス」の2-Rにあるグッド・イナフ・マザーを、北風さんのご提案で読みました。そこそこの母親、それなりの母親、悪くない母親、という意味だそうです。やるべきことを知っていて、実行もする。でも時々失敗したりうんざりしつつも、良い母親を目指している、そんなイメージだそうです。
メンバーさんからは…
・自分自身の小学校時代を振り返り、当時の担任の先生方が現在の自分にどれくらい影響を与えているか考えてみると、そんなに影響は多くないように感じる。長いスパンで考えると今の数か月の過ごし方が子供の人生を左右する可能性は低いのでは?
・子どもに本の読み聞かせをし続けた結果、兄弟間でも本の好き嫌いがはっきり分かれた。
・子育てにおいて良かれと思ってやっても、それが子どもにとって良いかどうか本当のところはわからない。
・しんどくなった時に自分自身がより楽に(身体的、心理的)過ごせる代替案を考えておく。
皆さんのお話を聞きながら、何年か前の出来事を思い出しました。
体調を崩して寝込んだ私の頭上で子供たちが泣き叫び、私にとっては阿鼻叫喚の地獄絵図でした。その時は次の楽笑会を心の支えに、ただただやり過ごした事。そして参加した楽笑会で、
「体調の悪い時、余裕のない時、出来ない時は、出来なくていいんですよ。また気力が回復してから、ぼちぼちやったらいいんですよ。」と言ってもらい、とても気持ちが楽になったのでした。
「自分の価値観は大切にしつつ、自分がより楽になる方法を考えてみませんか。」北風さんのお言葉が温かくてジンとしました。
初参加のメンバーさんもご自身のご経験をお話してくださり、熱心に取り組まれていることが伝わってきて、とても刺激を受けました。有難うございます。
今月も実り多い時間となりました。それから沢山の勇気付けを有難うございました。また来月もよろしくお願します。
♪ メンバーさんのご感想
昨日は途中参加させていただきまして、有難うございました。時間は短かったですが、メンバーの皆さんのお話や、北風さんのコメントの1つ1つが自分と重なる点が沢山あり、とても勉強になりました。
夫婦間での言葉が足りなかったり、相手の言動だけでは、わかり辛いことが日常にあっても、相手の言動に対して、相手のパーソナルストレンクスや真の目的に関心を寄せ、素直に相手の言動の理由を尋ねてみたら(自然と前屈みな姿勢で聞いてしまいますし)、自分が解釈していたこととは全く違う意外な返答が存在していたり、あぁそうだったのか!と相手の思いや目的が理解できる場面が、日常生活の中には沢山あるのだな、と皆さんのお話からも感じました。
先月受講した応用編以来、『日常生活にある自分の構え』や『自分の中に今、陰性感情が起きていないか』を意識して過ごすようになり、少しずつですが『私』が変化しつつあります。
その小さな変化を、家族は感じてくれているのか、こんなに話す人だった?と思う位、色々な話を聞かせてくれたり、家庭の雰囲気が以前より明るくなったように思います。
今日の会で北風さんがお話下さった『Good enough Mother』やアメリカの夫婦の家事に対する価値観のお話も、とても興味深かったです。
そうか、だったら『Good enough Wife』で良いのだと。
自分が作り上げている『こうあるべき理想』を頑張りすぎたり家族に押し付けて苛々するよりも、私が『Good enough』であることで、毎日の今この瞬間を皆と気楽に楽しく過ごせることを大切にしていきたいと思いました。
その他にも頂いた沢山の発見を生活で実践してみます。有難うございました。また仕事等の調整がつくタイミングで参加させていただきたいです。 (大阪 Oさん)
今月も有難うございました。先輩メンバーさんにたくさん励ましてもらって、子どもに謝る心理的ハードルが、ぐんと下がりました。
私「さっきあんな怒らんでよかったよな。ごめんな。」
息子 (目を見開き、何度も頷きながら)「うん。」
「やっとわかったか…。」息子の目が語っていました。言葉にしないと伝わってないんだと改めて感じました。
そして、子どもが生まれてからある一時期、食べるもの、着るもの、おもちゃ、過ごし方等々、何を与えて何を避けるか正しい子育てを求めていた時期を、楽笑会を振り返る中で思い出しました。元々が大雑把な性格ゆえに、長続きしませんでしたが…。子どもが成長するにつれて子ども自身の選択に委ねることが増えたものの、まだ私自身がこだわって任せられないこともあります。価値観はそのまま大切に…のお言葉が心に沁みました。北風さんはじめメンバーさん達は一貫して人それぞれの持ち味の良い面に光を当ててお話されていて、そんな風に思ってくれる味方がいるって何よりも力になるなぁと実感しています。
それからすっかり忘れていたのですが、私が思春期の時にモノに当たって母親の高級美容液(当時¥8、000)を洗面所に流したことがあります。肝心のきっかけは思い出せませんが、我ながらヒドイ! 勇気をくじかれてたのでしょうね(笑)
毎月の楽笑会で色々なヒントをもらって帰り、助けになっています。また来月もよろしくお願いします。(兵庫 Mさん)
今回印象に残ったのはSさんと夫さんとのやりとりでした。
こういったやりとりは、私自身もとっても身に覚えがあります。多分、自分から出かけることに対して、子供の具合が悪いのに…家にいるのが良いお母さんでは…と罪悪感やこうしなければならない、という気持ちがあって、夫さんから「行っておいで」って言って欲しいんですよね。私もだいたいそういう思考なのでとても共感しました。
ただ、今思うと、お母さんが何もかもしなければならない訳ではないです。それやっていると、どんどんお母さんが忙しくなってしまいます。自分がそうでした…
基本、真面目で責任感が強いんだなあ、と思います(お互い)。そういう傾向に気づいたら、いかにしてズボラを身につけるかに注力するのもおススメです。
あと、ここ数ヶ月何度か出てきた話。自分はこういう事が気になる、というのを普段から相手に話しておくのが大切かな、と思いました。
自分自身がなぜここに拘るのかも、自分の育てられ方を思い出してみると理解できるかもしれません。それがもし、いまの自分にとって無駄、合っていないと思うなら、思い切って手放してみても良いのかな…。
手放せたら…だいぶ楽になれます。こだわりをなくすのが大事とお釈迦様も言ってますね! 般若心経の中で。物事に色を付けているのは自分だと。
相手がいなければ気づかないことなので、拘っている自分を解放してもらうために家族がいるのかな…と考えてみたり。家族に写った自分を見て、わー変な寝癖ついてるー、直そっと、ってなるとか。
いろんな事をずるずると考えさせられる事例でした。Sさん、ありがとうございました。大変勉強になりました。(大阪 Oさん)
今回の楽笑会は、コンディションが最悪な状態で参加しました。
子供の体調不良が長く続く中で、夫と喧嘩。助けを求めるように参加した楽笑会で、いつもと変わらず暖かい空気で迎えてくださった皆さんが居てくれて、本当に助けられました。
メンバーさんの前で話して冷静になると、自分が話を拗らせていたことに気がつきました。
夫に対して、やっぱりどこかで察してほしい願望があります。けれど、察してもらう事は難しい事だと改めて気がつきました。今後は、自分がきちんと伝えられるようになりたいと思います。
それと完璧な母じゃなくて、そこそこの親になりましょうという言葉が印象に残りました。いつもついつい完璧を求めてしまい、疲れる傾向にあるので、少しずつ力を抜いて育児できるようになりたいと思います。
まずは少しテレビを頼ることを始めました。
また来月の会も楽しみにしています! (兵庫 Sさん)
メンバーさんお一人お一人の、頑張っているお姿に、刺激をたくさんたくさんいただいて、日々を過ごしています。今月、私が実践しているのは、「声のトーン」です。
低い声は安心感、信頼感が高まりやすいというお話がありました。仕事においては、そういう要素が大切になることが多いように思います。職場で、日々、少しゆっくり目、少し低めの声で、相手に安心感、信頼感を伝えられたらいいなと思い、取り組んでいます。
ただ、今思い返すと、どうしてこのような話題になったのでしょうか。いやはや、思い出せません。とてもよいご提案だったのになぁ……。
みなさん、どうもありがとうございました。また来月も、よろしくお願いいたします。(大阪 F)
♪ 今後の予定
7月の楽笑会は、20日(土)です。この土曜日ですね。14時~17時、北風さん宅で行います。また皆さんにお会いできることを、とても楽しみにしています。お気軽においでください。お待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
楽笑会 土曜日版 5月
楽笑会のみなさま、
朝夕はまだ過ごしやすいものの、日中はかなり暑くなってきました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、5月の楽笑会だよりをお送りします。今月は、Sさんが、楽笑会だよりを作成くださいました。学び始めて間もないのですが、いつも積極的に、ご質問、ご発言してくださいます。ご家庭でも、学ばれたことを熱心に実践してくださいます。毎月の変化が目に見えて、「すごいなぁ」と、感心させられます。
今月は、楽笑会だよりにもチャレンジしてくださいました。ご協力くださいまして、ありがとうございました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告(兵庫 Sさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
5月の楽笑会は、大人8人とお子さん2人の参加でした。まず初めに、前回の学びや感想のシェアをしました。
前回の学びから、「自分が間違っていたと思った時、子どもに謝る事が出来た」と、あるメンバーさんがおっしゃいました。これに、「凄い! 凄い進歩!」「出来なかったことが出来たのは、すごい!」、「0から1になるのは、大きな進歩!」と、メンバーさんからのご感想がありました。
今まで自分ができなかったことをするということは、とても勇気がいることだと思います。それができたメンバーさんは素敵だし、それを皆が「凄いね!」と喜んでる光景を見て、「楽笑会って、ほんとに素敵だなぁ」と、感じました。
その他にも、「前回の事例は小さい子どもさんのお話だったけれど、アドラーの根本を再認識できてよかった」と、感想を述べてくださったメンバーさんもいらっしゃいました。
私は、「アドラーを知るほど自分の行動や言葉の一つ一つが気になり、身動きが取りづらかったり、後でこれでよかったのか考え過ぎてしまう」といった話をしました。「迷った時は《仲間だと感じるかな?》を考えればいい。」、「自分がどんな行動や言葉をかけたかよりも、相手がどんな反応をしたかが重要。それが間違っていた時は、ごめんと謝ればいいんだよ」と、アドバイスをいただきました。
アドバイスの中で、印象に残った言葉があります。「世界のみんなが敵になっても、親だけは味方でいてくれる。その存在が、子どもにとっては大きな力になる」という言葉です。そんな存在になりたいと思いました。
楽笑会の後半では、事例を1つ、いただきました。お話の内容は、「旅行中、宿で自分が子どもさんを見ていない時、子どもさんが階段から転げ落ちてしまいました。その場所にいた旦那さんとのやりとりで、旦那さんは、そんなに責めるような言い方をしないでほしいと言いました。旦那さんの勇気をくじいてしまったかもしれないと思います。どんな対応をしたらよかったでしょうか」ということでした。
まず、その時のセリフを聞き、セリフごとにどんな感情だったのかを聞きました。そのあとみんなでメンバーさんの良いところ、旦那さんの良いところを出し合いました。自分では気が付かないことでも、楽笑会のメンバーさんのいろんな視点から、たくさんの良いところが見つかりました。
「次は、どうしようと思いますか?」で、旦那さんはなんで怒ってるのかわかっていないのではないか。なぜそんな言い方をしたのか、自分がどんな気持ちだったのかを伝えれば、理解してくれるのではないか。夫婦関係で相手はこんなことが嫌だ、気になるなどを、お互いに知っておくことも衝突を減らすことにつながるのではないか。夫婦は考え方や性格が違って、なんで?と思うこともたくさんあるけれど、違うからこそ良い関係を築くこともできる、などのお話がありました。
楽笑会は普段の生活では話す機会のない先輩方の話が聞けて、たくさん経験されてるからこそ、その言葉がとても参考になります。こんな場は他にないなぁと思います。また次回が楽しみでなりません!
♪ メンバーさんのご感想
今月、印象にのこったのは、Tさんの事例です。どこのご家庭にもありそうな、夫さんとのやりとりでした。
Tさんのお怒りポイントと、夫さんのこだわりポイントは違っていて、すべての人はこだわりポイントが違うのだ、ということを再確認しました。夫婦が長い長い時間をかけて、お互いを理解するとは、まさにこの違いをわかる、覚える、ということではないでしょうか。
Tさんちはお子さんも小さいのに、この時期から事例検討を通して冷静に対策を考えられるなんてすごいなあと思いました。その頃の自分なら、なんでわかってくれないの!プンプン!!と恨みを募らせていただけだと思います。
もやもやしてしまうのは仕方ない、これが私のこだわりポイントなのだ、相手は違う人間なので同じように感じてくれというのは依存だと分かれば、冷静に対応できそうです。私も子どもが小さい時、仕事から帰ってきてご飯の支度をして洗い物をしている時に、夫がテレビのお笑い番組を見てガハガハ笑っているのが本当に苦痛でした。しかし今思えば、夫に悪気はなく手伝ってくれれば良いのにと思うのは私の勝手でした。
今では夫に手伝ってもらおうという考えは捨て、好きなように家事をサボっています(爆)
それが良いとは思いませんが、冷静な時にきちんと好みや心情やこだわりポイントを伝えていくのは大切ですね。
とても考えさせられる事例をありがとうございました。(大阪 Oさん)
今月もありがとうございました。
素敵な事例でたくさん学ばせていただきました。今月も長男のことでしんどかったので、北風さんに大丈夫ですよと言っていただき勇気づけていただきました。楽笑会に通えるのはこう言って勇気づけていただけるからだと思っています。
夫さんに対してイラッとした話。イラッとしたけど夫さんの良かった点を探していくと奥様の気持ちも少し和らいだようでした。対処行動から理想の目標、かけてほしかった言葉を探していくと自分が大切にしていることが見えてきますね。私はこう言って、こうしてほしかったから怒りが湧いたんだとわかり、普段から自分の思考がわかると怒りの感情が湧いてくることも少なくなりますね。
私の理想の目標は「周りの人は私が何も言わなくても察して動いてほしい」でした(笑)そこに持っていくためには普段から言葉で伝えなければならないのですが、なかなか…。わかりやすい母親をずっーと目指しています。
また子供さんに言いたいことを言えなくて、もやっとしているお話。私も長男に反射的に怒りの言葉を投げかけたり、相手に怒りの感情は湧いてくることはあまりなくなりましたが、このままでいいのか、甘やかしているのではないのかともやっとは日々しています。ですが、感情のままに動くことはないので、冷静に対処することができ学ばせてもらってよかったと思ってます。
今月はかわいいちびちゃんを触れて癒やしていただきました。またもう一人子どもさんがお母様についてこられて、いい親子関係を築いておられるんだなぁと感動しました。
また来月もよろしくお願いいたします。(兵庫、Mさん)
子どもに何か伝えたいと思うとき、大切なのは「私には能力がある」「おかあさんは仲間だ」で、判断するということ。そして、さらに大切なのはその後で、子どもがどう反応するかに敏感になること。そう話して下さったことは、私にとってとても重要なステップになりました。
「世の中になにがあっても『自分の味方をしてくれる人がたった1人いる一人の存在が自分』と思ってもらえるように。」とのお話がストンと落ちて、心地よかったです。若いお母さんたちの疑問から、私も学ばせてもらっていると感じました。
「ねえ、なんで・・・なの?」といった子どもさんの疑問は、答えが必要なわけでないのですね。「子どもさんとのやりとりを楽しむことが、いちばん大事」というお話から、子どもさんと会話を楽しめる貴重な時間なんだなと思えました。
若いお母さんが休暇で出掛けた時のエピソードは、夫婦関係のお話でした。お互いに価値観の違いがあるのは当たり前で、違う事で助けられることもあるという意見をいただいて、私もそうだなと実体験を思い出しました。でも、今も勇気くじきをして気分を悪くさせてしまったので、まだまだ修行が必要な私です。 (大阪 Yさん)
怒って主人のやる気を削ぐような発言をしてしまい、後悔し、自分の力では解決策が見出せず、みなさんの力をお借りしました。
自分と主人それぞれの良い点を挙げてもらい、解決策まで導くことができました。後日、主人には、会で話した内容を説明し、自分が言って欲しかった言葉はこうなんだ、ということを素直に伝えました。そして、"これは、私の気持ちを伝えるだけ!"と付け加えて、会話を切り上げました。
なぜかというと、話をしながら、"もしかしたら、こう伝えることで、私の子育て方針に協力的になってくれるかも??"と期待している自分に気づいたからです。主人の反応がイマイチだった時に怒りがこみあげるのを避けるため、私が言い切る形で終わらせました。
主人は、"そんな風に色々考えて反省してたんやね"、と笑っていました。なんとか無事、平和に、会話を終えました。
解決策は、自分はどういう場面でどういうポイントで怒りを持つ人間なんだ、というのを相手に冷静に伝えることでした。あくまでも伝える行為だけなので、すぐに相手が変わるという効果を望んではいけないものだとも思いました。長い目でみて、変わってくれたらラッキーだと思うくらいが、(期待しがちな)私には丁度いいと思いました。
主人には、別の日に、別の内容で意見相違があった際、主人は"あなたはあなた、俺は俺のやり方でやっていくよ。だから俺のやり方に口出ししないでほしい"、とキッパリ言いました。
以前なら、こっちは良かれと思ってやってるのに!と怒りがこみ上げ真っ向から反論する所ですが、今回の会の後は、少し変化がありました。私が主人に冷静に伝えたように、主人も冷静に要求事項を言葉で伝えてくれている事に気付きました。私自身、主人の方針に同意はできませんが、世の中にはそういう考えの人もいるんだな、と頭の片隅にでも置いておこうかな、という気持ちにはなりました。自分が相手を変えてやろうという気持ちを手放したら、相手の要求事項に対して柔軟になれるのかな、と思いました。
自分の意見を伝える時、心の中で、相手が自分の考えの方へ変わってほしい、もしくは、私の意見を100%理解してほしい、という期待がありました。また、相手が自分と異なる意見を言う時、拒絶し、聞く耳持たない自分にも気づきました。
私がこれから気をつけていきたいことが3つありました。
●自分がイラついた場面や気持ちを冷静に具体的に説明し、"そういう場面で、こうしてもらったら、私の心は安心する"と伝える
●伝えた結果、相手が思う通りに変わらなくても怒らない
●日頃、相手が冷静に要求を伝えてきていることに、ちゃんと気づく
相手を変えたいという気持ちを封印しながら自分の気持ちを伝えることは、とてもとても難しいです。まずは意識的下手として経験を積み重ねていくしかないのかなと思います。
今回、会の場ではさまざまな意見をいただき、とても勉強になりました。夫婦間で育児方針が違うことがいずれ役立つ、と体験談をもって教えてくれたメンバーさん、主人の視点を代弁してくださったメンバーさん、聞き役&板書をしてくださったメンバーさん、話に集中できるように子供と本当にたくさん遊んでくださった藤井さん、解決策の具体的手法を教えてくださった風さん、本当にありがとうございました!! (兵庫 Tさん)
五月の楽笑会も、たくさんの学びがありました。私はアドラーを学びはじめて4ヶ月経ちますが、いつも自分の言葉や行動が間違ってないか不安になります。たびたび失敗してばかりで、またやってしまったわ…と反省が多いのですが…《アドラーは反省しないんでしたね…》
どう動いたらいいかわからない時は、《仲間だと感じるかな?》と考えればいいとアドバイスをいただいて、それを実践しようと思いました。
と、楽笑会の中では思っていたのに、家に帰ると忘れてて、子供のキーキーにイラッと怒っていました。今感想を書きながら思い出したので、また実践しようと思います。振り返りをすることは大切だなぁと改めて思いました。
最近子供が《なんで?なんで?》といつも聞いてきて、答えられず困っていたのですが、それを話したら、子供は会話を楽しんでるんじゃないかな?と言われました。《なんで?》がしつこいと思っていたのですが、構って欲しかったことが分かって良かったです。
他にも正解を答えると気を張らないで、おもしろい回答でもいいから一緒に楽しめばいいよなどなど、いい返事の仕方のパターンをいくつかアドバイスもらったので、かなり助かりました。楽笑会では、みんなが一生懸命アドバイスをくれるので、ほんとにありがたいです。
事例の話も自分に当てはまるところがあり、大変参考になりました。人のことからもほんとにたくさんの学びをいただきました。ありがとうございました。
次回も楽しみにしています。(兵庫 Sさん)
子どもさんと、本当に楽しく、また貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。この子どもさんの未来や可能性を思うと、ワクワク、楽しみです。
私も、こんなふうに、親や周囲の人たちから未来や可能性を楽しみに大切に育てられてきたのかなと思うと、感謝の気持ちが自然と込みあがってきました。何か大切なことに気づいたような気がします。
北風さん、メンバーの皆さま、いつも貴重な体験をありがとうございます。(大阪 F)
5月も有難うございました。
皆さんに沢山勇気づけていただきました。例会から2週間経ち、子どもに謝った回数が3回になりました。これはとってもまずい対応をしてしまった。どうしよう…。心の中で葛藤している時、メンバーさんから言って頂いた「1回できたら2回目もできるよ。大丈夫!」が心強い天の声となって私の背中を押してくれ、なんとか謝ることができました。本当に感謝です。
それから、私の下手対応に対して息子がため息をつく件で、あるメンバーさんが「息子さんはそうして教えてくれてるんですね。有難いことですね。」とコメントを下さり、私の中で衝撃が走りました。
有難いだなんて…すごい正の注目!全く自分の中に無かった視点を示してもらいました。
そのメンバーさんだったら悲しみの共有する意味でこちらも溜息をついてみるかなぁとの事だったのでやってみました。1回目は互いの溜息ラリーがただただ続いて終わりました。ただ2回目以降は息子が楽しんで溜息ラリーをしているのが伝わってきました。以前だったら「何が面白いん?早くやることやってよ!」と更にイライラしていたと思いますが、こちらの構えが(この子は楽しんでんねやなぁ)と変わるとプラスの感情で見られるようになりました。
楽笑会にいらっしゃる皆さんの様々な経験談や価値観のお話から自分が見えていないものを多く気づかせてもらっています。いつも有難うございます。また6月もよろしくお願いします。(兵庫 Mさん)
♪ 今後の予定
6月の楽笑会は、8日(土)です。14時~17時、北風さん宅で行います。また皆さんにお会いできることを、とても楽しみにしています。お気軽においでください。お待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
楽笑会 土曜日版 4月
楽笑会のみなさま、
過ごしやすい季節になってきました。みなさん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
4月の例会報告をお送りします。今月は、Yさんがご報告してくださいました。ご協力くださいまして、どうも、ありがとうございました。今月の楽笑会は、色とりどり、たくさんの話題で盛り上がりました。それをていねいにまとめてくださいました。Yさん、ありがとうございます。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告(大阪 Yさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
冒頭の、先月の振り返りでは、たくさんの話題が出ました。
例えば、ちょっとうまくいきそうにない人と、メンバーさんは、どのように仲良くおつきあいをしていらっしゃいますかという、ご相談がありました。嫌いな人は嫌いのままででよく、無理をしてまでおつきあいしなくても大丈夫、というメンバーさんのお話がありました。
仲良くなるというのは、相手があることなので難しいときもありますよね。でも、ていねいにおつきあいしようとすることは、(私の心がけ次第なので、)できるかもしれないという話がありました。
また、あるメンバーさんからは、4年生の娘さんが自らお手伝いを申し出てくれたとお話してくださいました。「おかあさんは私の仲間」と思ってくれているという内容で、聴いていて、グッときました。
さらに、不完全である勇気のお話も出ました。「自分の不完全さを認め、落ちこむことをやめて、ぼちぼち行きましょう!」の言葉を、自分の心の中にいただきました。とても、ホッとしました。
この他、親子関係のことで、自分の親子関係を手放せるに至るまでの、長い道のりのお話もありました。親のことを受け止め、自分と分けて考えることができるようになったんだと思いました。ここに至るまでの葛藤と努力が、すごく感じられたお話でした。
また、前回ご自身のことを話され、この1ヶ月で自分を認められるようになってきたというお話もありました。若いメンバーさんの吸収力に、驚かされました。
話に花が咲いた、振り返りの時間でした。
さて、今月は、事例を1ついただききました。久しぶりに、話し手聴き手に分かれて、「話を聴く」練習をしました。
公園で3才の息子さんがブランコに乗って遊んでいたところ、別の子どもさんが後からやって来て、順番なども関係なく、乗りたいと泣き叫びはじめました。息子さんは悪くないと思うのですが、周りの大人の目も気がかりで、代わってあげるように息子さんに声をかけた……という、お悩みでした。
息子さんの良いところを、みんなで話しあいました。イヤだと意思がはっきりしている。自分と他人の区別ができている。暴力でなく言葉で伝えている、などが見つかりました。
次に、お母さんの良いところも、みんなで話しあいました。無理に止めさせようとしていない。提案して子どもさんに選んでもらうように工夫している、言葉をていねいに使って、納得してもらおうとしているなど、これ以外にもたくさんのよい点が見つかりました。子どもさんの長所にしっかり注目し、ここををしっかり伸ばしていこう、というのが全体の流れでした。
PTAのことが、話題にあがりました。PTAは、いろんな考え方を持った先生、親御さんが集まって運営されています。そのため、合意をとりつけるのが難しいときがあります。こういうときは、どのように振る舞えばいいでしょうか。
一つの提案としては、「子どものために」とか「子どもが喜んでくれるように」を目指すと、良さそうです。「子どものために」というのは、共通の目的になりますよね。大人の事情など、いろいろありますが、共通の目的ができれば、それに向かって自分にできることを見つけられそうです。同じ目的に向かって協力してくれる人といっしょに、できることを見つけていくのがよさそうです。無理に合意を取りつけようとしたり、相手を説得したりしようとしない姿勢がよいようです。
アドラー心理学では、人間関係を、大きく3つのタスクに分けて考えます。それは、愛、交友、仕事の3つです。
PTAや職場の人間関係は、仕事のタスクとして考えてみると、うまくいきそうな感じがします。仕事のタスクととらえると、相手への期待値が、ぐっと下がりますよね。職場やPTAの組織をうまくまわすことだけを考えて行動するようにすれば、不用意に競合することも少なくなりそうです。「子どものことだから、子どもに任せてみよう!」とか、「『私が(主体的に)決めた』ことなので多少のことなら周囲の目を気にすることも少なくなるよ!」、というお話がありました。
周囲の目が気になることって、割とよくありますよね。小さな子どもさんにまつわる事例でしたが、たくさんのことを学ぶことができました。公園など、他の親子さんとご一緒される機会が多々あるので、このような課題とうまく向きあうことができれば、いいですね。
どうも、ありがとうございました。
♪ メンバーさんのご感想
今月も有難うございました。
今回、メンバーさんが出して下さった事例は、私にとっても学びが多くありました。家族に対して、いつもあなたの味方だよって伝えたいと思っていますが、実際、口からついて出る言葉がそれとは逆になってることが多いです。そんな中、プラスの声掛けが勇気付けになる事を改めて実感する事例でした。
私の息子への声掛けが無意識&意識的下手な時は、つぶさに息子が「はぁ?」と深いため息をつくので、失敗がわかりやすいのはいいのですが良い代替案が浮かばず、繰り返してしまっています。また来月も勉強させてください。
宜しくお願いします。(兵庫 Mさん)☆.。.:*・゜
楽笑会を終えた当日と翌日の夜は、目が冴えて眠れないか、夜中にパッと目が覚めてしまうか、そのどちらかになることが多いです。会で習ったことが自然と頭によみがえり、反芻したり…いろんなこと思い出し、考えたり…
そのほとんどが、自分自身を見つめ直す時間になります。その時間は自分の嫌な面と向き合う時間で、苦しい時間でもあったりしますが、それを通れば、スッキリすることもあります。
そんな中の一つに、自分は物事を早合点して、いいように解釈する癖があるという気づきがありました。そのまま過去の思い当たる経験がいくつか浮かんできました。大きな気づきでした。そういえば、何人かの友人から、"思い込みが激しい"と言われたことがあり、腑に落ちなかったのですが…当たっていたなぁと。
それを思ったきっかけというのは、前回の早期回想を実践して、解決したつもりでいましたが、今回改めて、風さんのご説明をお聞きしながら、あれ、あれれ…?どこか足りてない…と気づいたことでした。客観視するだけではなく、自分への声がけ(勇気づけ)を十分にしないといけないですね。回想も何度かやっていたのですが、やり方が不十分でした。それに気づけて、四月の会に行って良かったと思いました。何度も見直し、復習することが大切ですね。また、自分ことの見つめ直す時間を与えてもらって、感謝です。
そのほか、メンバーさんがおっしゃっていたことで、衝撃を受けた言葉がありました。イヤイヤと言うこどもへの良い点として、"不利な交渉に屈しない"、というのを挙げられていました。
印象深く記憶に刻まれたおかげで、こどもがこちらの制止を振り切り机に登ったとき、"ほんと、どんなにあぶないと言われても屈しないなぁ?"と発していました。途端にとてもおかしくなりました。これから、イヤイヤ?と言われた時にどんどん使っていきたいです。教えて頂いたメンバーさんに感謝です。
また、こどものイヤイヤが始まったら、それはやりたい時期の始まりだから、こども自身に任せてみよう、ということを学びました。早速実践したところ、百発百中ではないものの、お風呂を嫌がる場面ではうまくいったので、嬉しかったです。
この二つのことは、楽笑会に参加しなければ、知り得なかったことです。みなさんのように、こどもを信じて、任せる精神を養っていきたいです。(兵庫 Mさん)☆.。.:*・゜
4月で印象深かったことは、小さなエピソードから沢山学ぶことがあるということです。
子どもが小さいうちは、まわりの親御さんたちに気を遣うことが多いと感じるのですが、子どもへの声掛けが自分の気持ちと矛盾せず自己一致させていくことは大切だなと思いました。
他のお母さんを立てて自分の子どもを我慢させるような対応をされていないところが良いなと感じたし、子供を信頼し、子どもさんもお母さんは味方だと思えただろうなと。
ただ、お母さんはそれでよかったのかと悩まれていたのですが、良い点を挙げていき、良い側面に光をあてることで安心できますよね。アドラー的なものの見方って、大切だなぁと再認識しました。
また今月たのしみにしております。(大阪 Oさん)☆.。.:*・゜
1.話をていねいに聞くことの大切さ
エピソードでは、話し手の方の「感情の程度」が、さほど高くないことに違和感を持っていました。詳しく話を聞いていくうちに、どうやら相手役は、ご自身の子どもさんではなく、周囲にいるお母さんたちかもという展開になり……。相手役が違う可能性を想定していませんでした。確かに、このようなケースもありうると思いました。ていねいに話を聞いていくことで分かったことです。あらためて、ていねいに話を聴いていくことの大切さと、聞き手の違和感も放置しないという心構えを学びました。
2.「パセージ」では、「言葉で分かってもらって、納得して動いてもらおう」という姿勢を、すごく大切にしているというお話がありました。私は、「パセージ」を受けて、その姿勢をとても気に入りました。相手に分かってもらうというのは、やってみると、実はとても大変です。が、これからもこの姿勢を大切にしていきたいと思います。
3.タスクと目標の一致
とはいえ、PTAや職場などでは、交友のタスクであって、必ずしも相手に分かってもらおうとしなくてもいいというお話がありました。つまり、仕事のタスクで捉えるというものです。そうすれば、余計な議論や争いを避けて、目標の一致ができる人と、あるいは一致できる部分で協力していけるのでは、ということでした。TPOに応じてというのは、当たり前といえばそのとおりで、普段からみなさんもそうなさっていることと思いますが、意識して(主体的に)タスクを選ぶことができると、言葉にして学ぶことができたことは、私にとって興味深いことでした。ありがとうございました。(大阪 F)
♪ 今後の予定
5月の楽笑会は、18日(土)です。14時~17時、北風さん宅で行います。また皆さんにお会いできることを、とても楽しみにしています。お気軽においでください。お待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
楽笑会 土曜日版 3月
楽笑会のみなさま、
だんだんと暖かくなって、桜の花も咲き始めてきました。みなさん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、3月の例会報告をお送りします。今月は、とても貴重な体験をなさったMさんのお話をぜひ聞いてみたいと思い、例会報告のご協力をお願いしました。楽笑会に参加されて、間もないにもかかわらず、快く引き受けてくださり、とてもうれしかったです。どうもありがとうございました。
たくさんの気づきがあったことが伝わってきました。また、Mさんの優しい一面にたくさん触れることができました。今月も、とても感動的な楽笑会でした。
では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告(兵庫 Mさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
今回は大人9名の参加でした。前回お話しされたお子さんの進捗を聞き、その場が安堵の空気に包まれ、和やかに始まりました。
今回、必ずしも全員の人を好きにならなくていいんだ、というお話があがりました。仲良く付き合わなくても良い、丁寧に付き合っていく。人間関係に悩んだ時に、”相手は変えられないから自分が変わればいい”という助言を聞いたことがありますが、これがなかなか難しくて…。
北風さんは、自分だけを変えようとするのは辛いが、相手と私の二人の関係を変えるのは負担は半分で済むんだ、とおっしゃっていて、少し気が楽になりました。無意識下手→意識的下手→意識的上手→無意識的上手の段階でできるようになるという話も伺いました。いっきに飛び級することは難しいので、まずは、意識的下手から進んでいこうと思いました。
他には、子どもに好きなことや得意なことを中心にやらせていると、心に自信がつき、苦手だったプリントの間違い直しもやるようになり、間違いが少なくなってきている、というお話がありました。なるほど、と思いました。自信というのは、不思議とポジティブな力を与えてくれます。
最後に、今回の書記担当の私が、みなさんに聞いてもらった時のお話です。北風さんがとてもユニークな”早期回想”という手法を披露してくれました。
私は承認欲求が強いことで、悩み苦しみつらい、それを止めるにはどうしたらいいか、という相談をしました。涙で言葉を詰まらせながら話すのを、みなさん真剣に聞いてくださいました。
具体的なエピソードが思いつかないでいると…北風さんは、”小学生の時の思い出なんでもいいから思い出しておいて”と言い、持ってきたのは、無数のカラフルなマグネットと、長方形のシート一枚。
(1)いま悩んでることを先に言って、昔の思い出を引っ張り出すと、自然と、紐づく似たような思い出が蘇ります。体の緊張こわばりが同じです。
テストの満点をクラスメイトに冷やかされ、嫌な思いをしていたので、先生に相談したが、思いもよらず、クラスメイト全員の前で公表される、という場面を思い出し、両親にも誰にも打ち明けれず、辛かった思いが蘇ります。
(2)次に、一番強い思い出の場面を、シート上でマグネットを登場人物に見たてて、再現しました。
(3)自分にみたてたマグネットを心が落ち着くところへ動かしてみます。私はシートから外れた、そこは自宅すぐそばで、その周りには友人がいるところへ移動させます。
北風さんによると、現在においても、悩みを話せる友人がいるね、ということでした。
(4)自分にみたてたマグネットになんて声をかけるかと聞かれ、"ずっと、そばにいるよ"と声をかけました。マグネットの自分が安心するのを感じます。
北風さんから、そうやって自分を励ましていけばいいんだよ、と言われ、自分を認めることと体がほぐれていくのを体感します。他の誰でもなく、”自分”が認めたという感覚。
私は承認欲求が強いことは、過去の育てられ方が関係しているのではないかと思い、その原因を探り対策しようと考えていました。(それは自分自身にも、我が子に対しても)
しかし、今回の早期回想を体験し、原因を模索することよりも、大事なことがあると気づきました。それは、自分がどうすれば気持ちを楽にできるか、という事に目を向けること。そのやり方が、マグネットの自分を、よく頑張ったね、と抱きしめることでした。これがとても不思議な体験で、マグネットの自分を我が子のように感じたのです。
メンバーのみなさんには、私が頑張ったところを沢山挙げてもらいました。自分のできていたことに沢山光を当ててもらい、救われました。
また、会の中で、北風さんと藤井さんは、アドラーの勇気づけは子どもに甘い言葉をささやくだけではない、本当に厳しいことをやらなければいけない、とおっしゃっていました。
自分で選んだ道は、自分が責任を持って果たすこと。
今回の体験を通して、周りのサポートを得ながらも”最後は、自分の力で、認め、慰め、励まして生きていく”ということなのかな、と解釈しました。
まだまだ私自身発展途上で、これからも悩みも尽きないのでしょうが、メンバーさんのお話、想像しなかった考え方・手法に触れ、学ぶことの楽しさを感じています。
また来月も楽しみにしています。よろしくお願い致します。
♪ メンバーさんのご感想
毎回、北風さんの問題解決力とアドバイスの的確さには凄いなぁと感じます。私は事例に対して的外れな事を言ってしまうことがあると思います。今回もお悩みに的外れな発言をしたかもしれません。嫌な気持ちにさせてしまっていたら申し訳ないなぁと帰り道に自転車をこぎながら考えていました。
毎回北風さんに『焦らなくてもいいからね、ゆっくり少しずつね』と言われていますが、どうしても焦ってしまう自分がいます。
私は自分が好きではないし、自信もないし、いつもこんな自分ではダメだと思っています。私みたいな人間に育ってほしくないので、自分がされなかった子育てをしなければ、自分の母のような母にならないようにしなくてはと思っています。けど、いつのまにか母のような事をしていたり、なりたくない自分になっています。それが嫌で嫌でまた自分を責めて、イライラしてばかりいます。こんな思いから焦りがくるんだと思います。
今日の早期回想の最後に『もう大丈夫だよと』自分で自分を認めてあげるような姿を見て、私もこうやって自分を認めてあげないと、ここから抜け出せないのかなぁと思いました。
今回もたくさんの勇気づけと気付きをありがとうございました。楽笑会が今私にとってとても大切な場所だなぁと思います。この場所に出会えたことが本当に救いになっているし、有難いことだなぁと思います。
次回も楽しみにしています!。(兵庫 Sさん) ☆.。.:*・゜
今月もありがとうございました。北風さんの早期回想の鮮やかな流れに感動しました。私もぜひ受けてみたいと思いました。
お悩みをお話くださった方もまだ慣れてないメンバーさんの中で、ご自分の事を話すのは勇気がいったと思います。皆さんの雰囲気がこの方を安心させて話してもいいなと思っていただけたんでしょうね。
以前より私は人を信用していない、仲間感が薄いと申し上げてましたが、北風さんの、ここに参加しているみなさん一人ひとりが楽笑会の雰囲気を作り大切なメンバーさんですよって言っていただいて、またまた今月も勇気づけしていただきました。
お話の中の、甘やかして育てたら挫折を知らずに育って弱い子になるからだめなんじゃないかというお話、すごくわかりました。私も長男が引きこもりになったとき、主人に甘やかして育てたからだと責められました。でも同じように育てた次男は正反対の性格です。厳しく育てても、甘やかしても結局物事を決めるのは本人で、私達は決断できる力をつけ、その結果の責任を取れる力をつける手伝いをすることが大事なんですよね。私もいつかは意識的上手なアドレリアンになれるといいなと思います。
先週はおばあちゃんと思って暮らしながらも無意識的下手をしてしまったようで、長男はまたまた落ちています(泣)。ホントに勝手に機嫌悪く暮らして~、私を巻き込まないで~とアドレリアンとは遠いところの現在です。
また来月もよろしくお願いいたします。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
お世話になります。先週はありがとうございました。なかなか参加出来ず、申し訳なく思っていたのですが、温かく迎え入れて下さり、嬉しかったです。
先週参加出来てたくさんの学びがありました。少し事例を出させて貰った5年生の子が、先日無事卒業式に在校生代表として参加することが出来ました。当日その子も限界がきていて、声が出始めていたので、私が声をかけるかどうかずっとヒヤヒヤしながら見守っていたのですが、その子が何度も私の方を見て、自分で何とか我慢しようと踏ん張っているのが分かったので、私も目だけで一生懸命応援していました。
言葉はなかったけれども、2時間を超える式の中、その子といっぱい会話したような気がしました。今年はその子とたくさん一緒に勉強して、大変なこともたくさんあったので、またお話出来たらと思います。ありがとうございました。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
今回も皆さんの経験談を色々とお聞きして、気づきが沢山ありました。心穏やかではいられない問題を数々乗り越えて、今の穏やかで温かい先輩方がいるんだなと納得しました。
早期回想による現在の問題の解決では、小さなお子さんのいるメンバーさんの、不安や迷いをお聞きして、私も当時はそうだったなと思い出しました。今でも鮮明にある場面での自己嫌悪感を思い出します。私もその頃の自分に、大丈夫だよ、と声をかけてあげようと思いました。
年齢も職業も性別も違うメンバーさんが集まって話ができる楽笑会は貴重な場だとあらためて思いました。ありがとうございました!(大阪 Aさん) ☆.。.:*・゜
今の不安な気持ちを話してくださったメンバーさん。話し合ったことを、振り返っています。メンバーさんが楽笑会で話されたことは、素晴らしい能力だと思います。
北風さんが、身近な物を使って、悩んでいることを客観的に見て整理するやり方を示してくれました。そのやり方で、見事にメンバーさんの能力を発見し、光が浮かびあがり、感動でした。
私も自分のことをスティックのりでやってみると、少し整理することが出来ました。楽笑会に参加できたことで、味わえたことです。ありがとうございます。
それと、子どもたちと話すとき、以前よりも私の中に(おばあさん)が出現してくれているので、子どもたちも、聴く耳をもってくれてる気がして凄く助かっています。ありがとうございます。(大阪 Yさん) ☆.。.:*・゜
今月も有難うございました。今回の例会で素敵なお話が聞けて私も嬉しい気持ちになりました。
学校行事にうまく参加できるかどうか心配するお母さんの気持ちは私も経験があるので、すごくよくわかりました。メンバーさんの対応でそのお母さんもきっとホッとしただろうし、お子さん自身も自分は能力があると感じたと思います。
それから印象に残ったのは赤ちゃんや子どもが時代の先端をいってる説です。すごく素敵な考え方だなぁと気持ちが明るくなりました。子どもにあれこれ口出ししそうになった時は、今は子ども自身がより良く生きる道を選んでる(試行錯誤してる)と考えて一旦クールダウンしようと思います。
…と思っていた矢先、またも感情を爆発させてしまいました。春休みに教科書の整理を子どもに促して、処分する教科書を私がまとめていた時に
息子の同級生の名前の書かれたものを発見!しかもそれが2冊あり、いづれの教科書も自分のはしっかり持ち帰っていました! 慌ててお宅に返しに行くも不在で、その後も私ばかり気を揉み、当の息子はどこ吹く風の様子に「自分の問題でしょ!どう思ってるん?(-4)」と詰問してしまいました。
黙り込む息子をみて夫が「本人も考えてるって。でも夕方になってまた忘れてたらその時は怒るで?」と冷静に声掛けしていました。夕方になって息子から何も言ってこないので、私が夫に口パクで教科書の件を伝え、
夫「教科書返すんちゃうの?」
息子 慌てて教科書を取りに行き廊下にたたずむ。
夫「一人で行かれへんのか、母ちゃんに付いてきてほしいんやったらお願いするなり言葉で伝えな、誰もわかってくれへんで。」(めっちゃアドラーやん…)
息子「一緒に行く…」(超小声)
私も了承して無事に返しに行けました。
夫が「パセージ」的対応していたのでびっくり。きっとトイレにある楽笑会カレンダーを見ているに違いないと踏んでいます。
次に同じことが起こった時は…冷静に話を聞く。まず冷静になる事を心掛けたいと思います。冷静になるためのコツがあれば教えていただきたいです。また来月もよろしくお願いします。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
今月、興味深かったことは、「感情としての愛ではなくて、関係としての愛」を学ぶということでした(「パセージ」36-L.2、「パセージ・プラス」15-R.3)。
感情を変えるのはむずかしいから、関係を変えよう、というお話でした。「パセージ」16-Rの、愛と技術の車輪の絵を思い浮かべながら聞いていました。<
「パセージ」では、(対人関係の)技術を中心に学びます。愛についての話は、あまり触れられていません。しかし、例会では、愛(や愛情)に関する話題が、しばしばあるように思います。
私も、愛については、よくわかりませんし、十分足りていないように感じることがあります。テキストにも、「愛は学べない」とあるので、「これはどうしようもないものなのかな」と、思っていました。
これから理解を深めていきたいなと思うので、テキストにある、
・「関係としての愛」を学ぶこと、
・私たちの不幸(相手の反応)は、私たち自身の心が作り出していること、
・その心というのは、感情ではなく仮想的目標(理想、キラキラ)であるということ、
について、しばらく意識しながら暮らしてみようと思います。
みなさん、また来月、お会いしましょう。どうも、ありがとうございました。(大阪 F)
三月の楽笑会の感想を送らなくては…と思いつつ、2週間が経ってしまいました。そして、報告を先に頂いてしまいました。というのも、三月の楽笑会は私にとって非常に重たいものだったのです。
13年前、初めてアドラーを知ったとき、まずK先生のカウンセリングを受けました。行動には目的があって、人は目的に向かって行動を選んでいる、だからアドラーは過去にとらわれないんだとずっと思っていて、その考えが私を苦しめていました。
数年前までずっと、過去の問題を解決せずに未来に向かえるのか?という葛藤に囚われていました。私にはどうしても過去を清算せずに未来に向かえるとは思えず、それによって何年かアドラーから離れていた時期もありました。
私は5年前に実母との関係を一切絶ち、自分と母との親子関係を解決することに専念しました。そのことにより、今までの苦しかった家族関係の原因をはっきりと理解することができました。長い長い、時間が必要でした。私は何年もかかって小さい頃の自分もその時の母の状況も飲み込むことができました。
アドラーに早期回想という手法があるなら、もっと早く知りたかったなあと思います。もっとも、親との問題を解決するのにかかった時間の長さを考えると、私の場合一回でうまくいくとは考えにくいですが…
ともあれ、今回とても心に残る時間でした。そして、やはり過去を解決せずに前に進めるのか?と佗た自分も間違っていなかったのだと安心しました。人生の課題が解決できるのは早いに越したことはありませんものね。
4月もよろしくお願い致します! (大阪 Oさん)☆.。.:*・゜
♪ 今後の予定
4月の楽笑会は、20日(土)です。14時~17時、北風さん宅で行います。また皆さんにお会いできることを、とても楽しみにしています。お気軽においでください。お待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
楽笑会 土曜日版 2月
楽笑会のみなさま、
だんだんと暖かくなってきました。みなさん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、2月の例会報告をお送りします。今月は、Mさんが担当してくださいました。今月の楽笑会も、素敵な内容でした。ていねいにまとめてくださり、ありがとうございます。あのときの感動がよみがえってきました。では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告(兵庫 Mさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
今月は、はじめましての方を含めて9名の方が参加くださいました。まずは自己紹介から。小さいお子さんをお持ちのお母さんが増えて、今からアドラー心理学を学べて実践できるなんて、素敵なことですね。
そして先月の学んだこと、感想を振り返りました。毎月お子様のことでやらかしたって素敵な事例をお出しくださる方、今月もやってしまったとおっしゃっていましたが、毎月対処法を学んで素敵な子育てをされていると思いますし、私達も学ばせてもらってます。
いつもメンバー一人ひとりに対して丁寧に勇気づけをしてくださる方、今月は自分の子どもだけでなく子どもはみんなの宝、未来を担う子どもたちが自分には能力がある、仲間だと思って暮らしていけたら世の中は素敵になる、そういうふうに自分も接していきたいと優しい言葉でおっしゃっていました。
また、子育てに悩み、何とか自分を変えたいと参加された方、毎日真剣に真摯に向き合っておられるのがよくわかります。メンバーさんからは「ゆっくりいきましょう」、「実践していって長年かけて落とし込めばいいですよ」、「苦しい方法が正しいわけではないので、楽しい無理のない方法で続けていきましょう」と。少し肩の力が抜けたのではないでしょうか?
次に、事例をひとつお聞きしました。友達に手を出してしまったお子さんに謝りに行くよう言ったが他に何かできることはなかったかとのお悩みでした。
お母さんは子どもさんが話してくれるまできちんと待っておられましたし、お子さんもきちんと一人で謝りに行かれたこと、すごい勇気がいったと思います。
お母さんは何かできることはなかったかと不安なご様子でしたが、「今この場面で一番勇気をくじかれているのは、どなたでしょうね。……そう、お子さんですよね。このようなとき、私たちがすることって、何だったでしょうね。手を出したことは、それしか方法を知らなかったからだと思うんです。でも、そういう方法がよくないというのは、お子さんもわかっているんじゃないかなと思うんです」とのアドバイスに、お母さんは、子どもさんの適切な行動、側面に気づかれ、あらためて大切なことを思い出されたようでした。それは、「子どもを信じます」というセリフに、力強くあらわれていたように思います。グループで勇気づけしあいながら考えると、一人で考えるより、いろんなアイデアが生まれますね。例会があって、みんなで勇気づけあいながらの解決!! でした。お母さんもとっても笑顔になられて、うれしかったです。
最後に、北風さんが他の場所で先日されたワークをしました。陰性感情を伴ったある日のエピソードを書き出します。自分のセリフひとつひとつに、マイナスの度合いを書きます。その中で、一番マイナスの度合いが少ないセリフを言います。次に、同じセリフをプラスの感情で言ってみます。するとあら不思議、皆さん優しい言い方になりました。
こちらがプラスの感情で伝えると、相手の反応やセリフも変わってくるでしょうし、ぐるぐるする権力争いもなくなりそうです。さらに、プラスの感情で言う際、自分のあこがれている人や、理想の優しい人を思い浮かべて、なりきって言ってみるようにします。私の場合ですと、無理にプラスの感情にして言うよりも、「おばあちゃん」になってセリフを言うと、とてもスムーズに言うことができました。「私は、おばあちゃん」と、ぶら下げて毎日会話していれば、優しいやり取りができそうです。
また来月も、よろしくお願いいたします。
♪ メンバーさんのご感想
初めて楽笑会に参加させていただきました。
途中から遅れて参加させていただいたので、残念ながら前半の皆さんのお話を聞くことができなかったのですが、言葉そのものは変えずにマイナスとプラスの感情で言い比べてみるワークが、とても面白かったです。自分の憧れの人(女優さんやおばあさん等)になりきって同じ言葉を言ってみると、わざとらしさがないのにプラスの感情で言えるのが不思議でした。これはぜひ日常に取り入れてみようと思いました!
今回、楽笑会に参加したのは、子供と友達とのトラブルで、相手の親御さんを巻き込むような事態になり、どうしたらいいのかわからなくなったからでした。これまで子供の意思を尊重して見守ろうとしていたのが、実は大切なことを伝えられていなかったのではないかと、不安になりました。
風さんに『子供さんが急に別人のようになってしまったのは、何故だと思いますか?』と聞かれて、言葉に詰まりました。また『暴力が悪い事くらい子供さんは分かっている。でも、その方法を取るしかないくらい、追い詰められていたんじゃないかと思う。』『何もなくてそんなことをするはずはない。子供さんにとってはそれくらい嫌な事をされ続けた結果なんだと思いますよ。』と言われたときには、胸がぎゅっと締め付けられました。
「自分だってずっと我慢してた、自分が悪いんじゃない、、、」子供が私に言った言葉がよみがえりました。それなのに私が偏見で、言い訳してる、事実を受け止めようとしてないと思い込んでいたのでした。どんな時も子供の味方でいること、頭ではわかっていたつもりが、一番大切な時にできていなかった。そして子供は敏感にそれに気付いて、必死に訴えていたのだと気づきました。
また、皆さんから、子供の適切な所を沢山見つけていただきました。自分の意思がはっきりしている、忍耐力がある、お母さん想い、男らしい、など、私は全くきづけなかった所を挙げていただいて、胸が一杯になりました。話を聞きながらずっと我慢していた涙が止まらず、それを見守ってくださる皆さんが本当に温かかったです。ありがとうございました。
楽笑会からの帰り道、子供に連絡すると「今から自分一人で謝りに行く」とのことでした。きっと大丈夫と思えたので、本人の判断に任せることにして先方にその旨連絡しました。
友達とそのお父さんと30分近く話をしてきたそうです。帰宅してから子供に、「一人でよく決心したね、すごく頑張ったね」と声をかけました。頷くだけでしたが、すっきりした顔つきで、ほっとしているのが伝わってきました。久しぶりに笑顔もみれました。沢山の事を学ぶ事の出来る、いい機会だったんだと思えました。
風さん、楽笑会の皆さん、急な連絡にも関わらずご対応下さったFさん、本当にありがとうございました。皆さんにお会いできて本当に幸せです。これからもよろしくお願いいたします。(大阪 Aさん) ☆.。.:*・゜
お友達同士のもめ事の相談を聞いた時、第三者の立場から聞くと勇気づけが必要なのかなと感じました。でもそれが自分のことになると、なかなかそうは思えない。こんなにやってるのにどうして…とか。なんでわかってくれないんだろう…とか思ってしまいます。でも必要なのは勇気づけだったんだなぁと気がつきました。
私の悩みは内容が違いますが、この相談を聞いて気がつく事ができました。とは言え、なかなか実践するのは難しいですが、練習したいと思いました。
また次回も楽しみにしています。 (兵庫 Sさん) ☆.。.:*・゜
今月も有難うございました。
北風さんからの提案を(優しいおばあちゃんを演じて声掛け)家でやってみました。小1息子の反応がすぐ変わって、可愛らしい声の返事が返ってきました。小3の娘は少しの間、私と息子のやり取りの様子をみておふざけに参加してきました。
息子の反応の速さにびっくり。こちらの対応を変えると相手の反応もかわるんだなぁと実感しました。お風呂に入る事について、いつもの調子で声掛けするのとおばあちゃんになって対応するのと、お風呂に入る時間はそんなに変わらなかったかもしれないですが、親子でのやりとりの時間は楽しい時間になりました。特に息子は気に入って、すぐに乗ってきます。(笑)
楽しいご提案有難うございました。
それからおすそ分けいただいた手作りマーマレードは家族にも大好評で美味しくいただきました。ごちそうさまでした。又3月もよろしくお願いします。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
土曜日は楽笑会に参加させていただき、誠にありがとうございました。非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
楽笑会に参加し、自分の心持ちが変化したことに気づきました。それは、藤井さんがおっしゃっていた、"いつのまにか気づかないうちに、みんなを仲間だと感じていた"ということ、それに少し近いような経験だと思います。
私も、会社や学校の競争のなかで一番になることが正という世界に足を踏み入れていました。上司や同僚を仲間だと感じるのが難しい場面もありました。
しかし、今回、メンバーの方の悩みを全員が一生懸命考え、"勇気づけ"を行うことを経験し、帰り道、ふと、世の中そんなに冷たいわけじゃない、優しさに満ち溢れている!と感じている自分に気づきました。それは、私にとってはとても大きな変化です!
脳みそをフル回転させ、立場の違う人々の気持ちを想像する時間を持てたこと、また、その場にいた全員が真剣にどうにか解決しようとする一体感、それらの経験が、私の心の変化に影響したのだと思います。みなさんに本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
新たな考え方や捉え方を知ることができ、心の高鳴りを感じています。次回もとても楽しみです。どうぞよろしくお願い致します。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
今回もたくさんの勇気づけを学び、勇気づけをいただくことができました。ありがとうございました❣️
子どもに言ってることが、通じてないと感じる時、勇気づける言葉を言うためにはマイナスから、プラスへ構えを変えること。体を緩めること。女優になりきること。
これまで、「パセージ」を実践してきてうまくいったはずなのに、状況が厳しくなったら揺れてしまうけれど、「パセージ」の原点に戻ること。それは、仲間に勇気づけをもらって頑張ればいいこと。
北風さんの紹介してくださったリーダー養成のいいところだけを指摘する方法、すごいなと思いました。これも実践してみたいと思います。
今回、もっとも心に響いたのは、どんなときも子どもの味方でいるということでした。いつも、どんな時も、子どもの味方でいたいと思っていますが、いかに難しいことなのかを実感しました。ますますの覚悟を決めて、子どもを信頼して、味方でいることができるようになりたいと思います。子どもだけでなく、日々出会う人たちみんなに実践すべきことなのかもしれませんね。(東京
Aさん) ☆.。.:*・゜
今月の感想です。新しいメンバーさんがお見えになり、事例を出してくださいました。はじめての場所で、面識のない方々の前でお話してくださること自体、とても勇気がいることだったと思います。うれしかったです。ありがとうございました。
楽笑会のメンバーさんは、心を寄せて我がことのように考え、精一杯のことをしようとしてくださいました。その様子を見ていると、グループの力に感動しました。また、メンバーさん一人ひとりが、とても素敵だなぁと感じました。
こういう場が世の中に広まっていけばいいのにな、「パセージ」で学ぶ「協力」というものがここにはあるな、温かいなと、思いました。北風さん、メンバーの皆さま、今月もありがとうございました。(大阪 F) ☆.。.:*・゜
♪ 今後の予定
3月の楽笑会は、16日(土)です。今週ですね。14時~17時、北風さん宅で行います。皆さんとお会いできるのを、とても楽しみにしています。どうぞ、お気軽にお越しください。お待ちしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
楽笑会 土曜日版 1月
楽笑会のみなさま、
寒い日が続いていますが、みなさん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、1月の例会報告をお送りします。今月は、Mさんが担当してくださいました。ていねいにまとめてくださいまして、ありがとうございます。
事例を出してくださったり、その後のご家庭の様子を次回の楽笑会でお話してくださったりと、いつも楽笑会を盛り上げてくださるMさん。うれしく感じています。どうも、ありがとうございます。
では、どうぞ。
今月の内容
♪ 例会報告(兵庫 Mさん)
♪ メンバーさんのご感想
♪ 来月の予定
♪ 例会報告
今月は初めての方お二人と1歳のお子さんがいらして下さり、合わせて大人8名+お子さん1名の参加となりました。
前半に先月のフィードバック、後半に「パセージ」の1-Lを読みました。まず始めに先月の感想含め近況報告をしました。あるメンバーさんはお子さんがしんどそうにしている姿を目にした時に、そのような性格になったのは自分の育て方のせいではないかと責任を感じてしまうとお話してくださいました。
子どもの事を思うと、つい自分自身を責める親御さんは少なくないと思います。確かに家族や身近な人間から影響は受けるかもしれないけれど、それが全てではなくてアドラーでは、どんな性格を持つかは本人が選択、決定していると考えます。
メンバーさんのお話を伺うと、お子さんは周りの方に可愛がられ又行動力も持っていらっしゃり、思いやりや責任感のある性格をお持ちなのが伝わってきます。お子さんのサポートに徹するメンバーさんの姿勢からお子さんを想う深い愛情が伝わってきました。
次に私の冬休みにやらかした話をきいていただきました。宿題の絵日記の用紙をなくした息子に陰性感情が止まらなくなった私と、それとは対照的に息子に協力的な夫の対応です。
皆さんは「息子さんは協力してもらう人を選んで自分で解決できたんですね?」と思いもかけない角度からプラスを見つけてくださいました!
「次に同じことが起こったらどうしようと思いますか?」と問いかけてもらった時に「一緒に探そうか。と言ってみたいと思います…。」内心自信なし(笑)
直ぐに隣のメンバーさんがいきなりハードルを高くしなくても少しづつで大丈夫!と、勇気づけてくださいました。
それから、お子さんに対していつも優しくありたいと思う素敵なメンバーさんは、お子さんと良い関わりをしたいという思いから、子育ての対応で落ち込む事があるそうです。
マイナスな事象に意識が行くのは人間の本能がそうさせていて、事前に異変を察知して危険を回避する為の大事な能力なのだそうです。私たちは意識して自分や周りの人の出来ている事に注目していないとすぐに見過ごしてしまいますが、実際は出来ていることが沢山あってそれに目を向けると、自分の頑張りを認めやすいです。
メンバーさんはすでに十分家族の為に頑張っていらっしゃいます。きっと日々お子さんのお世話でお忙しいのに、ご自身の事を客観的に観察されていて凄いなと思いました。
そして別のメンバーさんはお子さんがアルバイトで活躍されたという嬉しい報告をして下さって、私たちも驚きと興奮と喜びに包まれました。お子さんなりの基準がしっかりあって見事にやってのけた若いエネルギーにただただ感動しました。
後半は「パセージ」の1-Lを読みました。「私には能力がある。」は、自分の頑張り次第でどうにかなりそうだけれども、「人々は私の仲間だ。」は、難しいというお話が出ました。
目の前にいるこの人を仲間だなと感じるシーンは? 皆さんから様々な意見が出ました。
・苦手だなと思っても自分が見方を変えると理解できる側面がある。
・辛い時に辛いって言えて理解してくれる人。
・自分の価値観に共感してもらえた時。
・ある目標に向かって一緒に動いている時。
・笑って冗談を言って安心させてくれる時。
・自分の話を(良し悪しの評価抜きに)フラットな目線で受け入れてもらう時。
自分が仲間だなと思う瞬間がそれぞれにあるはずで、それを自分が相手にやってみるのはどうでしょう。と北風さん。自分の対応は仲間って感じられるかなと振り返るのもおすすめとのこと。
最後に事例を出していただきました。お知り合いになった方で仲良くなりたい方がいるけれど、一度約束が流れてから会う機会もなく、自分の対応が良くなかったかなと不安に感じてらっしゃるとのこと。
それを聞いたメンバーさんからは、
・人付き合いはご縁。こちらが色々気を揉んでいても案外相手は何も思っていなかったりする。
・10人中2人は気が合って7人はどちらでもなく1人は気が合わない位の割合に思う。
・お付き合いしていたママ友とも子供が小学生になって学年が上がるほど疎遠になる。でも子供のおかげで世界が広がったので感謝している。
自分が仲良くなりたいと思っても相手はそうではなかったり、またその逆もあったりして、人付き合いはご縁によるものが大きいので自分を責める必要は全然ないとのこと。ご縁によるものだと考えると、今自分の身近にあるご縁に感謝して大切にしたいと感じました。
初参加の方もお話を出してくださったおかげで学ぶ(見習いたい)事が多かったです。
今回も沢山笑い泣き温かい会でした。参加させていただき有難うございました。
♪ メンバーさんのご感想
今月もありがとうございました。
小学生のお母さんや赤ちゃんのお母さんの真剣なお悩みに、本当にきちんと向き合って子育てされているんだなぁと自分を振り返り、反省しきりでした。
でも北風さんの「反省はしなくていいんです。また同じことが起こった時これからの対応が大事なんです。」で、そうよねーと切替え、お仕事がつらくなった息子さんの性格に、お母さんが私の育て方が良くなかったと言われた時、北風さんの「お母さんは自分を責めなくていいです。その性格を獲得していったのは息子さん本人ですよ」にそうよねーとまた切替え。冷たい人間でも対応がうまかったらいい、などたくさん勇気づけられました。
私も息子のこと、主人のこと毎日ざわざわすることは尽きませんが、長くイライラすることなく自分を機嫌よくすることは得意になったなぁと思います。
子供に「こうなったのは親のせいなのに親は何を言っても反省しない」と言われ以前ならカッと怒ったり、悲しくて泣いていましたが、いやいや自分の選んだ結果やんと、大してマイナス感情にもならず、アドラーを知ってよかったと思いました。
「パセージ」の一章の輪読では、改めて人々は私の仲間だ。私には能力がある。の基本を確認しました。
自分を機嫌よくできる、これは私の能力だなと。私もあるメンバーさんが言われていたように仲間感が薄い人間です。人を信用するのが苦手で友達を作るのも苦手だし気軽に誘うこともできません。でも嫌いな人にでも誘ってもらうとうれしいし、頼ってこられると力になろうと思います。人は私の仲間だというのはまだ自分の中に落とし込めてないですが、こうしてくれたら私ならうれしいな、味方と感じるなという対応をしたいと思いました。
ありがとうございました。また来月もよろしくお願いいたします。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
初めての参加でしたが、皆さん私の話に真剣に耳を傾けてくださり嬉しかったです。
アドラー心理学の講座を受けたことはありますが、これまでなかなか実践できずでした。このような会で皆で集まり、勇気づけをしながらだと続けられそうな気がしました。
アドラーは反省はしない、次にどうやっていくかを考えて行動するというお話を聞きました。私は出来ないことばかりくよくよ考える癖があるので、この思考の癖をつけていきたいと思いました。
また次回の楽笑会がとても楽しみです! (兵庫 Sさん) ☆.。.:*・゜
今回も失敗談をきいていただき有難うございました。(笑)
昨日も宿題中の兄弟喧嘩に介入して「やらないんだったらもうやらんでいい!」と、開いてあったドリルを閉じて、子供達を大号泣させてしまいました。
今日も兄弟喧嘩が勃発して、娘が「そんなんやったら宿題せんでいい!」と、息子に怒鳴ってました。良くない姿も学んでくれてます。(汗)
そんな姿ですが、今日は落ち着いて観察できました。15分もすると喧嘩も終わって二人で宿題の続きをしていました。先月相談させて頂いてようやく今じわじわと実践できたかなぁという感じです。
楽笑会はこんな私も大丈夫と励ましをもらえる場所です。
いつもありがとうございます。またよろしくお願いします。(兵庫 Mさん) ☆.。.:*・゜
息子さんが、アルバイトで映画出演しているタイトルをお母さんと弟さんに教えられたことがとても温かい気持ちになりました。又、Mさんが長男さんに一方的に関わる部分のある夫さんが、長男さんに対して思いがあることを理解されていて、Mさんと関わり方が違っていても夫さんに認められていて、長男さんと夫さんの2人の間にMさんが中立に居られると思いました。
私の次男のことを聴いていただき、次男はきっと前を向いていかれると言ってくださり、又、今次男のできなくなった事にショックを受けている私をやさしく勇気づけていただき、不安な思いを癒していただきました。
ありがとうございました。(大阪 Yさん) ☆.。.:*・゜
今月は、新しい方が見えられました。いっしょに学ぶ仲間が増えたことを、とてもうれしく思いました。
新しいメンバーさんと一緒に過ごしていると、私がこの楽笑会に初めて来たときのこと、また、いま一緒に学んでいるメンバーさんが初めてお見えになったときのことなどが懐かしく思い出されてきました。
先輩メンバーさんは、どの方もステキに見えて、「私もあんなふうになりたいな」と、思う方たちばかり。でも、知識は増えても、なかなか実践には遠く及ばず。(まぁ、いまも、そういう状況なのですが……)
話題の一つに、「人々は私の仲間だ、と思うことは、難しい」というご意見がありました。私も、かつては確かにそう思っていました。不思議な感じでした。
「どうしてかな」、「何が変わったんだろう」。いろいろ考えてみても、これだという一つの答えなどはなく、ただただ楽笑会や「パセージ」で出会ってともに泣き笑いあってきた仲間、そして根気よく導いてくださったリーダーさん、本当に、みなさんのおかげだということに気づきました。ありがたいことです。
これからも、仲間と一緒になって、学び、成長していけますように、そしてみんなのお役にたてますように。新しいメンバーさんの、これからの変化も、本当に楽しみです。これからもどうぞ、よろしくおねがいいたします。
どうも、ありがとうございました。(大阪 F)
♪ 今後の予定
2月の楽笑会は、23日(土)、この土曜日です。また、3月は16日(土)を予定しています。いつもどおり、14時~17時、北風さん宅で行います。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!