ただ、こどもは経験が少ないので、こんなやり方があるよ、と提示するのはいいので、その選択肢+"何もしない"の中から、こどもが選んだ道を、そっと見守っていきたいな、と思いました。
ここは頻繁に自己点検していきたいところです。
また、公園からなかなか帰らない時は子どもがもっと関心持てる内容を提示する、というやり方を教わり、また勉強になりました。こどもは楽しいことが好き!(大人もそうです)。暗くなったら周りが見えなくてあぶないんだよーという理屈より、帰ったらなにしてあそぼうかー!のように、次のワクワクを一緒に探してみようと思います。(兵庫:Cさん)
12/6の楽笑会ありがとうございました。今回もたくさんの学びがありました。
まず、「子どものためよ」という「私のため」でした。
子どもの足指の化膿は「ママやって」とお願いしてくれてたけど、ニキビに関しては子どもからお願いされたことがなく、私が安心するために私から子どもに声を掛けてマッサージしていました。
その時の子どもの態度にイライラしていた私ですが、「子どもは正常に反応してくれている」というかぜさんの言葉が嬉しかったです。
「私のため」ということに気づかないまま過ごしていたら、きっと次は子どもの態度を改めたいという気持ちに進化していたかもしれません。
その後、ニキビのマッサージについてどうするかを尋ねてみると、「もうマッサージはしない」ということでした。
私もそう言われたからには、もう少しマッサージしたらキレイになると思ってる気持ちを切り替えねばいけません!
このことが目標の一致にもつながっていくことが体系的にハマり、すごい!と思いました。
仲間が話してくれた、幼少期のおばあちゃんのお話も「なるほどな~」と理解できました。
そして懇談会のことを子どもと事前打ち合わせすることにより、「それは言わないで」「こう言って」や、「そういう場合は”わからない”と答えて」など、子どもの思いを聞くことができたし、懇談終了後の報告のときも「先生は基本褒めるから」や「それは子どもにとって誉め言葉ではないよ」など、子ども目線の話しをたくさん聞くことができ楽しい時間を過ごせました。
聞いてみないと分からないことがたくさんあるなと実感しました。
他にも、代替案は母の役目というお話や、思春期のお友だちの話など録音しておきたいくらい充実した時間でした。
11月の楽笑会
今月の楽笑会に参加してくださったのはCさんとそのお子さんのTちゃんでした。おぉー!これは、ゆっくりとおしゃべりできてラッキー!と私は秘かに思いました。多くのメンバーさんが来てくださってワイワイするのも楽しいのですが、お一人の方とゆっくりじっくりとお話するのも、実は結構楽しいものなのです(^_-)-☆
話はあっちへ行き、こっちへ戻りしましたが、印象に残っていることを書きます。
まずは、お互いの留学経験の話です。少しでも海外で暮らした経験のある方は、皆さんそうだと思うのですが、外の世界を知るとそれまで持っていた自分の価値観が大きく変わります。私も、たった2ヶ月の留学経験だったのに、今まで自分が常識だと思っていたことが全く違う世界もあるんだ、と衝撃でした。それを、心がまだ柔らかい学生のうちに経験できたことは、本当にありがたいことだったと思います。それは、Cさんも同じだったようでした。ただ、おもしろいなと思ったのは、Cさんが、子どもを持つ母親として、子どもが留学したいと言ってもすぐにOKを出せない気がする、とおっしゃったことでした。それを聞いて私は、あぁ、これこそが「お母さん」なんだなと思いました。「母の愛」ですね。でも、十数年先にCさんのお子さんが留学したいと言い出したら、きっとCさんは迷いながらもOKを出すんじゃないかな、と心の中で思っていました。(*^^)v
次にCさんのお子さんのお話も印象に残っています。幼稚園や保育園に通うようになると、子どもさんが友だちとトラブルになったり、先生に注意されたりすることがあります。まだまだ説明が充分にできない年齢のお子さんだと、状況がよく分からなくて親としては不安になったり心配になったりしますよね。そんな時に、親としてはつい自分が解決してあげなくちゃ、と思ってしまいがちです。でも、「パセージ」のお勧めは、お子さんが自力で解決できるようにお手伝いする、ということでした。
Cさんが感想のところで書いて下さっていますが、いろいろな質問(開いた質問ね)をしながら、子どもがその出来事について、どう理解していて、どんな気持ちになっていて、それをどうしていきたいと思っているのかを聴くと、子どもは自分には能力がある、人々は仲間だ、と感じて、自立し社会と調和して生きていけるようになる、と「パセージ」にあります。
Cさんは、丁寧にお子さんと話をして、親から先生に伝えた方がいいと思ったことでもきちんとお子さんに尋ねて確認されました。そして、NOと言われたので先生には伝えなかった、とおっしゃっていました。それは、お子さんのことをとても尊敬し信頼しているからできたんだろうなと思って、嬉しい気持ちになりました。
他に「パセージ」のテキストの28-R「選択できない可能性」や34-R「権利と責任」のページを読んだりして、子どもの責任や親の責任についても話をしました。
ゆっくり話ができて、また「パセージ」の復習もできて嬉しかったです。参加してくださってありがとうございました。
感想
先日はありがとうございました。
親子でくつろぎながらおしゃべりさせてもらいました。
話を伺いながら、楽笑会が絶えず存在してきたことが本当にすごいことだなぁと思いました。
昔は一人一人にお便り送っていたこと(すごい労力!)、野田先生とのパソコンの独自回線でのやりとりのお話(技術力がすごい)感動しました。
私が楽笑会に出会えたのは、風さんの絶え間ない発信(ホームページ)のおかげなので、その長ーい歴史の一部を知れて嬉しかったです。また、風さんの渡仏のお話、旅行の話、どれも、わくわくが止まりませんでした。私自身、学生の時の青春気分を少し思い出すこともできました。
こどもの課題はこどもの課題として介入せずに見守る、と頭で思っていても、いざその場面になると、忘れてしまいます。
足の指先が痛くて行けないーとご立腹なこどもに、絆創膏貼る?と聞くと、それは(保育園の)先生がダメっていうからできないー(最近の口癖)と。(絆創膏は本当にダメなのかな…気になる…)じゃあ、わたしから先生に聞いてみようか?とつい介入癖がでました。NOと言われたので、結局聞かずで真相はわからず。
その発言の意図はなんだろうね?お母さんに何を伝えたかったのかな?と風さんに聞かれ、はっとしました。こどもが私になにを求めているのか、その視点が抜けていた気がしました。
なんでもダメって言われると嫌な私は、子どもも絶対嫌な思いをしていると、自分の物差しを相手に押し付けていたような気もします。
NOと言ったくらいだから、他人の力ではなく自分で解決したいのだろうな、というのはわかります。
こどもはその発言をどう捉えているのか。筋道を探るために、もっと話を聞いてみる必要があります。
↓
●言われてどう思ったの?
●言われた時は(実際)どうしたの?
●それでうまくいった?
●次はどうしたい?
●先生にどんな風にいってほしいの?
●それを先生に伝えてみる?
これは、こどもが自力で解決するためのお手伝いであり、わたしが子離れする練習でもあります^_^;話をじっくり聞いてみたいと思います。
ところで、あの日お伝えするのを忘れてしまっていたのですが、楽笑会前日に、朝早く出ることをお願いしようと思い、"明日ね、私、風さんちにいくからね"と発したところで、めちゃくちゃキラキラした眼でこちらをみながら、"じゃ、超特急でいくねっ!"と言ってくれました。まさに、『子どもの協力をかちとる』という本のタイトルにぴったりの出来事でした。
日常生活で、こどもに助けてもらっていることも多いのに、つい、偉そうに言ってしまう…それをこの自助会の場で思い出すことができます。ありがたい場です。(兵庫:Cさん)
10月の楽笑会 (8月、9月は緊急事態宣言中のため中止しました)
3ヶ月ぶりの楽笑会です。ワクチンの接種率も上がってきて、ようやく感染者の数も減ってきて、宣言が解除されました。今年に入ってからは、宣言が出ては解除され、またすぐに出ては解除され・・・が繰り返され、行動するかどうか迷う場面がたくさんありましたね。(お店をされている方々のご苦労がしのばれます)
10月の楽笑会には、「パセージ」を受講されたばかりで楽笑会には初参加のメンバーさんを含めて、4人の方が来てくださいました。(1歳半のお子さんも一緒でした!) 久しぶりだねぇ~、やっぱり実際に会っておしゃべりできると嬉しいねぇ~、と言いながらの楽笑会。私も本当に嬉しかったです。皆さんもお元気そうで良かったです。
久しぶりなので「パセージ」のテキストを読みませんか、とお勧めしました。皆さんのリクエストで読んだのが、
19-L「共同の課題にするにはどうすればよいか」
35-R「感情は信念からおこる」
14-R「親の課題を子どもに肩代わりさせない」
でした。
19-Lでは、共同の課題にするための丁寧な(というか面倒な!(笑))手続きが書かれています。19-Lを選んでくださったメンバーさんが、ご自身の体験を交えながら、親の課題を共同の課題にする時のお話をしてくださいました。
例えば、買い物に行きたいとき、きょうだいの習い事についてきてほしいとき、用事で出かけるので保育園にいつもより早く行きたいとき、・・・など、これらは全て親の課題です。つまり、幼児さんだと一人で留守番できませんから、買い物にも習い事にも絶対についてきてもらわないと困ります。もちろん、保育園にも早めに出かけてもらいたいです。
親の方は「ついて行かないで家に居る」とか「早めに出かけない」という選択肢は子どもにはない、だからついてきて当然だ、と思いがちです。なので、19-Lの1「はっきりと言葉で頼む」を忘れがちです。でも、いつも丁寧に子どもにお願いできるといいなぁ、と改めて思いました。
さて、共同の課題にしてねとお願いしたとしても、子どもがNOを言う可能性もありますね。(子どもにも断る権利がありますものね)そんな時には、22-L「頼み方のこつ」が参考になるね、と話し合いました。特に5の「妥協点を探す」はお勧めですね。少し時間をおいてもう一度頼むとか、部分的にお願いを聞いてもらえるか話をする・・・などです。
次に35-Rです。このページの最後の段落に「まず、感情の背後にある考えをみつけだすこと。次に、その考えを支えている信念をみつけだすこと。その信念に反論して、かわりの、もっと適切な信念をもつことを決心すること。そして、その決心を、生活の中でたえず思い出すこと。」と書いてあります。少し難しいことが書いてありますね。でも、とても大切なことでもあります。これに関しては、きっと「パセージ・プラス」で習うともっとよく分かってくるかもしれない、と思います。(まだの方は、是非受けて下さいね(^_-)-☆)
最後に、お話してくださったのが、子どもが散らかしたゴミをどうすればいいのかしら?というお話でした。自分が片づけても良いと思うけれど、でも、子どものためを思うと・・・とメンバーさん。そうそう、こういう迷いって、よくあります。気持ちもよく分かります。
さて、この場合、誰の課題かをまず考えてみましょう。散らかっているゴミのことを気にしているのは誰かな、ゴミが散らかっていることの結末が降りかかるのは誰かな、と考えてみると分かりやすいでしょうか。ーーはい、それは親の課題ですね。それを確認してから、ここに書いてあるよ~、と読んだのが14-Rでした。
ここには、親の課題を子どもに肩代わりさせて解決してはいけない、というようなことが書いてあります。親が実は自分のために親の課題を解決させているのに「この子のために」と思い込んじゃうんです。つまり「子どものために」という嘘に自分がだまされてしまうんですね。「課題を子どもに肩代わりさせている子育ては、『子どものため』にならなくて『親のため』になるだけなんだ」とテキストも言います。
だから、子どもが散らかしたゴミが気になるなら、親が自分の課題として片づけるのが「パセージ」のお勧めです。子どもはそれをモデルにして、人が散らかしたゴミも自分が片づけられるようになるかもしれません。それはとても素敵なことですね。
今回は主に「課題」について、テキストを読みました。「パセージ」の復習ができて嬉しかったです。来月もまた、皆さんと一緒に話をしながら学べたら嬉しいです。
感想
今日ははじめての楽笑会ありがとうございました。
「パセージ」とも、楽喜ママの会とも違う雰囲気で、初めてとは思えないほどリラックスして参加させていただきました。
今回、自分自身のこととなると、いま目の前で何が起こっているのか、分かっているつもりになって、自分自身に騙されていたり、とんちんかんになっていたりするなあと思いました。
そして、今日がキッカケで、また少し、自分の子どもの言動や行動が何の目的をもってやっているのかを、考えたり思い出すことができまし
また参加させていただきたいので、よろしくお願いします。(兵庫:Eさん)
風さんたちのおかげで、親子共に居心地良く過ごさせてもらいました。
親の用事で早く出かけることをお願いする第二弾は、前回できていなかった"こどものNOを受け入れる"(19-L)はできたものの、"妥協点を探す"(22-L頼み方のこつ)ができていませんでした。
最後の方にイライラしてしまったのは、合意ができていなかったからだとわかりました。
同じことを頼むのでも、言うタイミングによって伝わり方が変わる、とおっしゃるメンバーさんがいて、なるほどな、と思いました。
次に、"嫌です"と言われたとき、"わかったよ、わたしもそんな時あるからわかるわ"と答えるだけで終わらずに、その続きとして、
1)しばらく時間を置いてもう一度尋ねてみる、
2)"どこが嫌?"と妥協ポイントを探ってみたいと思います。
今回も、結局、こどもが、NOといいながらも頑張ってくれたのですが、このやり方だと、もしかすると、"自分はできる!"の感覚は育まれないかもしれないな、と思いました。こども自身が達成感や充実感を持てるように、こども自身の口から、"ここまでならやれるよ!"という言葉を出してもらおうと思いました。
帰宅して、こどもに何が嫌だったの?と聞いてみたところ、"外遊びが嫌だったんだけど、(行ったら)外遊びしてなかったから、間違えて(保育園早くいくの嫌って)怒っちゃったんだ!"と照れながら答えました。
どうやら、外遊びの途中から入るのは苦手だけど、たまたまその日は誕生会で教室で遊んでいたので別に嫌ではなかった〜ということのようです。
そういえば、教室に着くまでは行きたくないオーラ全開で、ゆっくりゆっくり亀みたいだったのが、教室にみんながいるのがわかった途端、動きが素早くなったのを思い出しました。
聞いてみないとわからないものです!そこだったんだ〜と驚きました。
また、そのほかに、35-Rの話を読み、"世の中には、いろんな感じ方をする人たちがいるんだ"ということを"知る"ことが大事だと教えてもらいました。
ある事象に対して、私が悔しかったら、全員が悔しいと思う、というのは、良くわかります。そうではないことを、他人との関わりから学んでいくのですね。こどもたちには、家庭という密室空間から外に出て、たくさんの考え方に触れて欲しいと思います。同時に、親である私も、自分の信念に気づき、変えることにも挑戦していきたいと思います。大変そうですが、「パセージ・プラス」をはやく受けたくなりました!^ ^
ありがとうございました。(兵庫:Cさん)
緊急事態宣言が開けて、やっと楽笑会が再開されました。やっぱりリアルでメンバーに会えるというのはいいですね!
今回、楽笑会が再開されて嬉しかったです。
ありがとうございました。(大阪:Iさん)
7月の楽笑会
7月12日、本当に久しぶりに楽笑会を開催することができました。「開催するよ~」とメールで連絡をしたら、「待ったました!」とお返事を下さったメンバーさんをはじめ、3名の方(&可愛らしい赤ちゃん!)が参加してくださいました。
最初に、久しぶりなので「パセージ」のテキストを読みました。どこがいいかな~とみんなで探して、リクエストがあった「行動の目的にはどんなものがあるか」(4-R)を読みました。親の立場で読んだ方、子どもの立場で感じた方、などいろいろでした。子どもの立場でテキストを読んだメンバーさんから「親のせいで、私はこんな性格になったような気がするんだけれど」という感想が出されました。でも、心配は無用です。アドラー心理学では、自分の性格は、いろいろな影響因子はあるにせよ、自分で決めたと考えています。ですから、いつでも、こっちの性格にしよう、と路線変更ができますね。それは、とても幸いなことだなあ、と私は思っています。
さて、私は1週間前に、アドラー心理学会の北海道地方会に参加していました。オンライン開催でした。その折に体験したワークがとても楽しいものだったので、早速楽笑会でもそのワークを試してみることにしました。北海道地方会のテーマは「タテの関係とヨコの関係」。新しいなと思ったのは、その関係を「誰の関心に関心が向いているか」という視点から考える、ということでした。
楽笑会でやってみたのは、次のようなことです。
まず、何はともあれエピソードを記入しないといけませんね。(いつもこれですかぁ? ーー だってアドラー心理学だもん!(笑))メンバーさん達に書いてもらって、簡単にお話していただきました。幼児さんが足を冷やしていた保冷剤が破れてしまったお話、小学生の朝の準備に関するお話、小学生が学校に持っていきたいカブトムシについてのお話、・・・でした。
次に、「今のエピソードの中で、ご自身の関心は誰の関心に向いていますか」と尋ねました。すると、皆さん、「私の関心に関心が向いている」との答え。「それって、タテの関係でしょうか、それともヨコの関係でしょうか」とも聞いてみました。皆さん「タテの関係だわ」と。
その次には、それぞれのお子さんの適切な所、ご自身の適切な所を探していただきました。さすが、メンバーさん達です。スルスルスルっと、たくさん見つけてくださいました。
次に提案したのは「子どもの関心に関心を向けて(=ヨコの関係で)代替案を考えてみましょう」でした。すると、幼児さんのお母さんは、「あれぇ?何が出てきたのかな」「どうして出てきちゃったのかな」「どうやったら出てこなくて済むかな」などと聞けそうな気がする、とおっしゃいました。そうやって子どもと話をすると、きっとどうやって後片付けをしたらいいかの工夫も一緒に考えられそう!!ともおっしゃっていました。
あとのお二人、小学生のお子さんを持つメンバーさんは、異口同音に「そもそも子どもの課題なので、何も言わない方が良かった」とおっしゃいました。
なるほど~。確かに「パセージ」では、それが正解ですね。さすが、楽笑会のメンバーさん達!と感激したのですが、でも、それでは「子どもの関心に関心を向けて」という部分がうやむやになってしまいます。困ったなぁ~と思ったので、更に尋ねてみました。
「子どもの関心に関心を向けて少し積極的に話しかけてみませんか」と。ーーすると、「学校の準備について何かお手伝いしましょうか」と声をかけられそう、「カブトムシのことは、誰にどんなふうに話したいなと思ってるの」とか聞けそうかな、・・・などという代替案をお話してくださいました。
課題の分離をして何も言わないという対応と、子どもの関心に関心を向けて話しかけるという対応だと、どちらの方が勇気づけの力が大きいかな、と考えると、自ずと答えが分かりますね。そして、これでヨコの関係だと感じられる!、のですね。
メンバーさん達からは、「子どもの関心に関心を向ける」練習をもっとしたいなぁ~、という感想を伺うことができました。私も、今までよりもさらに勇気づけの力が大きい代替案が見つかって、とても嬉しかったです。
参加してくださってワークを丁寧に考えてくださったメンバーさん達と、北海道地方会で素敵なワークを教えて下さった皆さんに、心から感謝します。ありがとうございました。
感想
風さんとメンバーさんが遊び相手になってくださって、わが子は、すぐにニコニコになって、最後は気持ちよくスヤスヤして、本当にありがとうございました^_^
自分の嫌な性格や考え方に気づいたとき、変えたくてもなかなか変えられません。風さんやメンバーさんのお話から、やってみようと思うことが、見えてきました。
①"あーわたし、また、その考えの癖でてるーこの場面ではそうしないほうがいいとわかっていても、したくなってるー"と俯瞰して見つめる (=意識)
↓
②"私はいつでもどっちでも選べるんだ、だから、好きなほうを選ぶ"
※余裕がある時に、いつもと違う私(なりたい私)を選べばいいし、無理な時は、あーまたそっち選んだねーと思えばいい。
いつでも、
どっちでも、
えらべるよ♪
この言葉にとても勇気もらいました。
子どもが最近私の言い方をそっくり真似してくる(いいことも悪いことも)ので、自分の振る舞いが子どもへ及ぼす影響力を、ひとり勝手に恐れていました。
しかし、子どもも自分の性格を(自分で)選ぶんだな!と思うと、少し肩の荷がおりました。責任感じすぎなくていいよ、と言ってもらえたのも嬉しかったです。
また、タテの関係(マイナス感情伴うもの)とヨコの関係のワークを行い、"相手の関心に関心を向ける接し方"に変えると、それがまさにヨコの関係になり、驚きました。
メンバーさんのお話は、いつもアドラーを意識されて接してるんだろうな〜さすがだな〜と思いました。
そして、とっても貴重な、風さんのエピソード分析のお話も、とても印象的でした。このお話を聞いてから、あれ?これは本当は誰に対してマイナス感情なのかな?と、はっと立ち止まるようになりました。自分の中で考えて堂々巡りしやすい私は、改めて、そうそう、仲間の力によって見えてくる答えがあるんだよな!と思いました。
ありがとうございました^_^(兵庫:Cさん)
やっと楽笑会が再開されたので、参加させてもらいました。リアルで会えるってやっぱりいいですね!
今回は、北海道地方会に参加されたかぜさんが体験したワークをさせてもらうことになりました。かぜさんが体験されたことや感想などを聞かせてもらいながら、メンバーそれぞれが自分のエピソードについて考えました。(こうやって、地方会から持ち帰ったものをすぐにシェアしてくれるリーダーから学べるのはとっても幸せです。)
今年の北海道地方会のテーマは「タテの関係 ヨコの関係」だったようで、自分のエピソードについて、「誰の関心に関心がむいているか?」と問われました。今までそんな風にエピソードを見ることがなく、よく考えると自分の関心ばかりで相手が何に関心を持っているかについて、あまり考えたことがなかったなぁと気付きました。また、関心を焦点にして考えると、タテとヨコの関係がぼんやりとしたイメージではなく、輪郭を伴った扱いやすいものなるような感じがしました。
さらに振り返って考えると、今まで出してきた代替案も、自分の関心を軸に考えたものばかりに思えて、果たしてヨコの関係でいたのかも疑問に思えてきます。
アドラー心理学を学び始めて少し時間が経ちましたが、代替案の出し方・考え方もよくも悪くも定着・パターン化していて、同じような代替案を出すことが多くなっていたことにも気づき、違った角度からも代替案が出せる手段をひとつ増やせたことがとても良かったです。
今までも、「タテの関係・ヨコの関係」や「相手の関心に関心を持つ」などの言葉をたくさん聞いてきましたが、このワークを通して、やっと理解の入口に立てたように思えました。
「誰の関心に関心が向いているか?」をしばらくぶら下げていたいと思います。
今月もありがとうございました!(大阪:Iさん)
4月・5月・6月の楽笑会 中止しました
コロナ感染の第4波がやってきて、みたびの「緊急事態宣言」~「まん延防止重点措置」が出されました。大阪の医療体制の状況を見ると、残念だけれど仕方ない措置だったと思います。
それを受けて、楽笑会も3ヶ月続けてお休みにしました。そこで、皆さんに「こんな状況の中で少しは気持ちが上を向くように、何か写真を送ってもらえませんか」とお願いしました。それらの写真をここで紹介しますね。
まずは、お願いすると同時に私が皆さんに送った写真です。いつものことながら、花の写真です。
伊丹市内に「荒牧バラ公園」というバラが美しく咲く公園があります。例年より少し早めに咲き始めたと知り、5月初めに散歩がてら出かけていきました。たくさんのバラが咲き誇っていました。
次はYさんの写真です。
1枚目の写真は、Yさんの作品!ミュシャの「桜草」(左の写真)。これ、刺繍(クロスステッチ)なんですよ!!
とても刺繍には見えないわ~、と言ったら、拡大写真も送ってくださいました。(真ん中)
1目が2mmくらいのステッチだそうです。すごいですね。手にしているスヌーピーのカップはお嫁さんからのプレゼントだとか。うらやましいですぅ~。
3枚目(右)は、お孫ちゃんと散歩しているYさんです。空と川と畑と山、・・・美しい風景の中にカワイイお孫ちゃんとばぁば。二人のお顔が見えなくても嬉しそうな様子が想像できますね。ご本人は、「孫の笑顔が可愛いのと、自分の立ち姿があまりに母にそっくりすぎて、いっぱい笑える写真になっていました。」とおっしゃっていました。
Yさん、ありがと。
次の写真はKちゃんの作品です。
Yさんの刺繍&お孫ちゃんの写真に「ほっこり癒されました」のお返事と一緒に届いた写真は、すごく美味しそうなケーキの写真です。バナナケーキだそうです。お子さんたちも食べたそうですが、
>思ったよりも大きなケーキが出来上がり、子ども達は食べきれず半分以上は私が食べるハメに。
とのことです。ふっくらとおいしそうなケーキ。写真を見ていたらお腹がすいてきました。Kちゃん、ありがとうございました。
最後の写真はCさんが送ってくださいました。
「空の写真は、子どもが撮影していたものです。その時は気づかずに、あとで携帯のカメラロールを見返したときに、気付きました。どうってことない空の写真なんですけど、この写真をみると、このときの日差しの強さ、滑り台を滑り降りるこどもたちの姿、笑い声を思い出します。」
だそうです。
お子さんは幼稚園の年少さんだったでしょうか。今のお子さんは、こんなに幼くても素敵な写真が撮れるんだ!と思い、そのことにまずビックリ!! そして、私も、Cさんがおっしゃるように、楽しそうな子ども達の遊ぶ姿が目に浮かんできました。
Cさん、ありがとうございました。
皆さんから送っていただいた写真を見て、私はうんと気持ちが上がっていきました。皆さんはいかがだったでしょうか。これらの写真のように、これからの私たちの暮らしも、少しずつでも上がっていくことを願いながら・・・。
来月はきっと会えると思います。楽しみに待っていますね (^_-)-☆。
3月の楽笑会
3ヶ月ぶりに開催できた(!)3月の楽笑会。今月は4人のメンバーさん+可愛い赤ちゃんが来て下さいました。待ってましたぁ~!とばかりに参加してくださって本当にありがとうございました。(一番待ってたのは私です(笑))
感染予防対策として、まず最初に手を洗ってね、飲み物を持参してね、お話する時にはマスクをしてね、・・・などなどお願いしました。皆さんのご協力感謝します。
最初にお話してくださったメンバーさん。「(あることで)迷っていて、なかかな心が決まらないんです」とおっしゃいます。Aを選択すると○○はうまく行くけれど△△が心配、Bを選択すると△△は大丈夫だけれど○○が困る。そのうち決心がつくと思っていたんだけれど、なかなか・・・。
そのお話を聞いて「エンプティチェアー」を思い出しました。エンプティというのは「からっぽの」という意味で、「チェアー」は椅子ですね。つまり、からっぽの椅子に座った相手と対話をする、というものです。私自身はしたことはないのですが、いつかの合宿ワークで見せてもらったことがありました。メンバーさんにお勧めしたところ、やってみたい!とおっしゃいました。
楽笑会は座布団に座ってしていますので、そのメンバーさんの真正面にからっぽの座布団を置きました。今実際に座布団に座っているメンバーさんはAの意見に賛成のメンバーさんです。そして、からっぽの座布団には絶対にBがいいと思っている相手が座っていると仮定します。
まずAに賛成のメンバーさんは、B派のメンバーさんを説得にかかります。「絶対にAがいいのよ。だって…」と、どんなにAがいいかを説明していきます。そうして、もういいな、と思ったら、正面のB派の座布団に移動します。次は、B派のメンバーさんとして、正面に居るはずのA派のメンバーさんを説得します。「いやいや、やっぱりBがいいに決まってるでしょ!それはね、…」と反論します。もういいかな、と感じたら、またAの座布団に移動して反論・・・、またまた移動して反論・・・・・・それを繰り返していくうちに、どちらかに心が決まっていくのです。
一人で対話をしているメンバーさんを、あとのメンバーさん達は温かく見守って下さっていました。どちらの意見も、なるほどなぁと思える意見ばかりでしたが、そのうち、一方のメンバーさんの意見が弱々しくなっていきました。あとで感想を伺うと、自分の決心の座布団に移動する時の方が足取りが軽く感じられた、とおっしゃいます。へぇ~、そういうものなんですね、不思議です。
不思議だったけれど、メンバーさんご自身の本当の気持ちが湧き出てきて、自力で決心されたことが、周りにいる私たちにもよく伝わってきました。
それを見ていたもう一人のメンバーさんも、「私も迷ってます」とおっしゃって、同じように「エンプティチェアー」を体験されました。このメンバーさんも誰の助けも借りず、ご自身で決心がついて、スッキリしました、とおっしゃいました。
悩んでいる時には、頭の中でAの意見もBの意見もごっちゃになっていて、堂々巡りをしがちです。その両方の意見は、どちらも正論で(正論のように感じられて)、自分でも決めきれないことが多いものです。ですが、実際に座る位置を変えて、完全に相手に向かい合うことで、相手を説得している自分が分かってくるのですね。そこから出てきた結論は、実は自分の中に初めからあったのではないかしら、と私は思っています。何はともあれ、決心がついて良かったです。
その後、学校の宿題についてのお話が出されました。学校の宿題はいつも親たちの悩みのタネですね。それはそうなのですが、私は「学校の宿題をする」という出来事を通じて、子どもに何を学んでもらいたいかな、と考えてみることをお勧めしています。「子どもに学んでもらいたいこと」は、ご家庭によって、さまざまあると思いますが、そのことを意識しながら、子ども達と共同の課題にできるところはして、お任せするところはお任せするのがいいなと思います。できれば、勉強って楽しいな、と思える援助をしたいものですね。
また、皆さんと一緒にいろいろな方法を試していきたいなと思っています。来月もお待ちしています。
感想
先日の会での私のキーワードは、
ひとつめ。脳内のAという私と、Bといつ私を、議論させるという面白い手法の紹介。
1番のポイントは、Aは賛成意見"だけ"しか言えない、Bは反対意見"しか"言えない、ということだと思いました。だんだん、一方の私が、言葉が詰まっていくようでした。
その様子をみて、ははぁ、なるほど、そういうことか、きっと、ご本人さんは、こちら側の意見になるんだろうな、とわかってきて、興味深かったです。
脳内の自分を、言葉で表現して行く、議論させていく、
脳内だけなら、思考が延々と堂々巡りしてしまいそうですが、言葉にだして、Aと Bが議論していくと、どこかで終わりが来ますね。
私も取り入れてみたいので、このやり方を覚えておこうと思いました。
ふたつめ。
風さんから、宿題で何を学んで欲しい?の問いに対して、はっとさせられた、わたし。
そこで、思いついたのは、"やれる!できる!の感覚を身につけてもらいたい"ということ。宿題というフィールドが、『アドラー流親子のコミュニケーションを実現させられる場』の一つであり、同時に、『子ども自身が私は能力あるんだと思える機会』の一つだと捉えられたら、たとえ、宿題をうつそうが、お母さんが手伝おうが、なにしようが、いいんだな、と。
たとえば、
●最後までやり抜く力を身につけて欲しい
●わからないことにも真摯に向き合う力を身につけて欲しい
など、親や周りの大人は願いがちです…
しかし、そもそも、子どもに、上のような能力がない前提で話を進めてやしないか。
自助会の場で、わたしがみなさんの前で自分の思ったことを意見しようと考えていたら(言語化しようとした瞬間)、
今朝の子どもの様子で面白かったことがあります。
なんでおかやんひっぱったのーー!いじわるしないでよっ!
また、いちから、やり直しました。
子どもが線に沿って歩く様子を、はじめから、ずっと、見守っていました。
まぁ、でも、わたしも、よく、根気よく見守れてたな、と自分で自分を褒めてあげようと思いましたし、
楽笑会で、アドラー的感覚を取り戻させてもらえたお陰と思います^_^
2回目の緊急事態宣言が解除されて、久々に楽笑会へ参加させて頂きました。
昨年末から、必死に頭の中でグルグルかき回しながら自問自答繰り返していたことを話させて頂きました。
私の悩みが、「この2年間仕事へ繋げるために勉強することは決めているけれど、2つの選択肢のどちらの学校を選ぶのか?」でした。
「絶対Aにしたい私」と「絶対Bにしたい私」が向かい合うことになりました。離れた座席位置を行ったり来たりしながら、Aとなる私、Bとなる私が繰り返されました。
自問自答していた時は、結論を自分で出すのが難しかったのですが、今回、結果的に「自分で出した」と言うより、「自分が出した」と実感できて面白かったです♪
また別のメンバーさんも正に2択で悩まれていて「エンプティーチェア」をされました。すごくリアルに自分対自分で問いかけをされている姿を見ていて、ただ単に「自分の中ですでに答えは出てるよね」とか言われるのとは違う、リアルに答えが生まれてくる様がやはり面白いな、と感じました。
それから、最近のこととして、私は子どもとの話も、取り上げて頂きました。小学生の子どもが、宿題を1週間分大量に(30ページ分の算数ドリル)ためこんで、提出日に「お腹が痛い!!」と学校を休む、というものでした。
私は「とりあえずあなたの課題だから」と、宿題提出前日も当日もあまり構わずにいたのですが、いろんな意味でモヤモヤっとしていました。
前日に子どもが宿題に少し手をつけながら「ママ、夜食作って!」とドラマでも見たのかな、と思う注文が出てきたので、おにぎりを二個作りました。それを子どもは喜んで食べて、その後宿題をほとんど進めずに寝ました。
次の日は朝から、「お腹が!痛い!!」と言い出し、私は「そうきたか」と思いました。
かぜさんから「宿題はなぜするんだろう?そこから何を学ぶのだろう?」とたずねられて、すごいカウンターパンチでした。
学んだことの復習のため?習慣付けのため?なんだ?と私の中でなりました。よく分からないのに「宿題できた?」となっている。
かぜさんと参加されたメンバーさん達のキャッチボールが続く中で、いろんな発見がありました。
・「宿題」はそもそも各々の子どもさんに合わせたものであるべきだけれど、学校では一律出さざるを得ない状況なこと。
・そのため、一律に出された宿題を子どもがするために親が出来ることが、その子その子で違うこと。
・宿題量が多すぎた場合に親が出来ることは何か
・問題が難しくて子どもがつまずいてしまっている時に出来ることは何か
・「自分に能力がある!」と成功体験を積み重ねるには、厚手のものより薄い問題集の方が適している
など、いろいろな発見でした。
幼い遊びから、小さな成功の積み重ねをしてきた子ども達が、宿題でも同じようにしていけば良いのだから、そうなるように親として手を貸すことは可能だな、と感じたので共同の課題にしてみないか、と子どもに相談してみようと思いました。
久々の楽笑会で、パワーをもらって帰りました。ありがとうございました。(兵庫:Yさん):
エンプティーチェア、実際にやってみて驚きました。
頭の中でAとBの自分が言い合っていてもなかなか決断には至りませんでしたが、実際に別の場所に移動する事で視界も変わり、AとBの透明人間が少し見えた様な錯覚でした。頭の中のAとBは、弱気で言い合っていましたが、実際にやってみると、相手に自分の意見をちゃんと言わなくてはと自分の構え方も変わり、意見をハッキリ言う事ができました。新たな発見でした。ありがとうございます。(兵庫:Kさん)
1月・2月の楽笑会 中止しました