楽笑会の様子のページ
平日版・楽笑会の様子をお伝えしています。
例会で出されたお話や
皆さんから寄せられた感想などを載せています。


  ようこそ 
 楽 笑 会
 


楽笑会 2011年

6月7月8月9月10月11月12月





(この記事の中に出てくる「パセージ」、「パセージ・プラス」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です。
青字は「パセージ」(野田俊作著)または「パセージ・プラス」(野田俊作著)からの引用です)




12月の楽笑会

11月27日(日)に岐阜で「北陸・東海地方会」が行われました。楽笑会のメンバーさん3人と一緒に、私も参加してきました。午前中に岡田敬子さんの講演会、午後からは6~7人ずつのグループに分かれてワークをしました。とても楽しい地方会でした。

今月の楽笑会では、その時のワークの復習をしてみることにしました。4人の参加メンバーさんのうち3人の方は地方会に一緒に行った方々でした。地方会では、グループの中でお一人のエピソードを丁寧に聞きしましたが、楽笑会では全員のエピソードを使ってワークをしました。

まずは、最近の出来事(エピソード)を日記を書くようにシートに書きました。読み直して加筆修正してから、一人ずつ皆さんの前で読みました。他のメンバーさんたちに、分かりにくかったところや聞いてみたいことを質問していただいて、エピソードについてもう少し理解を深めました。

次に、意見や考え、感情を書いてあるところに線を引きました。例えば、こんな具合です。

〇月〇日〇曜日。今日、母(83歳)と喫茶店で話をしていた時、散歩の話になりました。前々から、母の足腰が弱ってきているのではないかと心配していた私は、母に「散歩はやっぱりした方がええよな~」とまた言いました。すると母は「私はな、何も目的がなくて、ただ散歩するのは嫌やねん」と言いました。私は、散歩するのもちゃんと目的があって、体が弱らないためにするのになと思いましたが、黙って聞いていました。・・・(略)

上の日記は私自身が書いたものです。下線を引いたところは、私の意見や感情が出ている部分です。「また」のところに線を引いたのは、ここに私の感情がこもっているなと感じたからです。

全文に下線が引けたら、次に下線を引いた部分を飛ばして読んでみました。つまり、事実(実際に起きた出来事や口にした言葉)だけの文章になったということですね。一人ずつ読み、また皆さんに聞いてもらいました。私の例文だと、こうなります。

〇月〇日〇曜日。今日、母(83歳)と喫茶店で話をしていた時、散歩の話になりました。私は、母に「散歩はやっぱりした方がええよな~」と言いました。すると母は「私はな、何も目的がなくて、ただ散歩するのは嫌やねん」と言いました。私は、黙って聞いていました。・・・(略)

ずいぶんとシンプルになってしまいました。私は、もっともっとたくさん言いたいことがあったけど、・・・。あれ?実際にあったのは、こんなことだったんだ。ちょっと物足りない気がしないでもないけれど・・・、なるほどなぁ、私って、頭の中でぐるぐるといっぱい考えていて、その考えに引きずられてマイナスの感情を作り出してたなぁ、と気づきました。

皆さんのも似たようなことで、事実だけの文章は随分シンプルになるし、相手役(登場人物)のイメージまで変わってしまったメンバーさんもありました。面白いものです。

それから、事実だけの文章の中にあるパーソナルストレンクスをみんなで探しながら、話し合いました。そうしているうちに、解決へのヒントが見つかっていった気がします。私のエピソードについても、皆さんに質問していただいて、話し合ってもらって、とても嬉しかったです。母の言った言葉をそのまま素直に受け取ればいいんだと思えました。ありがとうございました。


感想

 いやな出来事が、事実だけで読むとごく日常の出来事に変わりました。言葉で頼まれてもないのに私がなんとかしなくてはと思いこんでいました。娘が言った事はマイナスではなく話を聞くチャンスなんですね。自分を成長させてくれる人に感謝です。ありがとうございました。(大阪: Kより)


 周りの方の事例をお聞きし、勉強になります。
 自分は、今まで出くわした数々のでき事に、思い込みを使って、感情をマイナスに強く揺れ動かせ、身体を硬直させ、自分の中で問題は未解決のまま、事をうやむやにし、悔いをたくさん残してきたように感じます。
 この毎度の儀式、そんなに傷ついて痛みを感じるほど大きなことだったのかなあと今は思います。目には見えない傷を長時間繰り返し味わっている目的はなんだったんだろうとも感じます。 いつも自分のいたらないと感じる何かに怯え、かといえ、わずかのことにすごく動揺する自分がもどかしく感じていました。
 もう開き直ろうと。
 生きていることに感謝し、いずれ終わりがくる余命をプラスに味わっていこう。マイナスはポイと捨てようと。
 事実だけにスポットライトを浴びせてシンプルに生きたいなあと思いました。 とはいえ、一人だとすぐに不安や焦りや怒りなどマイナスの感情を使ってしまうので、またたくさんパワーをいただきたいと思いました。(大阪:m子)


 久しぶりに参加させていただきました。いつも今までに思ってもみなかった自分に出会えて感動します。感情や考えを抜いて考えてみるのはすごく面白かったです。日常のあれっと思った時やってみたら冷静になれるなあと思いました。(大阪:T)


 先日はありがとうございました。感情が動いた出来事を文章に書き、事実を抜き出す作業をしている時に感じる事は、なんと自分の感情や自分の眼鏡で物事を決めたりしてる所が、よく分かります。よい側面も見え反省や勇気づけやったりと楽しい学びでした。ありがとうございました。(大阪:M)













11月の楽笑会

今月は4人の方が来てくださいました。珍しいお顔も見えて、お久しぶり~~!と喜んだら、「私、楽笑会に来るの初めてですぅ」と♪♪ 

あら、そうだったのねぇ。あちこちの例会やワークでご一緒していたので、今までに楽笑会に参加くださっているものとばかり思っていました。ようこそ、おいで下さいました。<m(__)m>

さて、今月も、まずは課題シートに最近の出来事(エピソード)を書いていただき、お一人ずつ簡単にお話していただいてから、マグネットを使って遊んでみようと思いました。楽笑会のレギュラーメンバーさんは「懐かしいわぁ~」と大喜び。

マグネットを使って、子どものころの思い出(早期回想)を磁石シートの上に再現してもらいました。それから、またお一人ずつ簡単にお話してもらいます。不思議と(当たり前、でもあるけど)最近の出来事とよく似たストーリーです。

そして、最近の出来事とマグネットの場面をながめて、何が似ているか、どこが違うか、あるいは気づいたことは何か、どんな感想を持ったか、などについて話し合いました。みなさん、感情や体の感じは、両方とも同じです。そして、登場人物もよく似ています。結構小さいころから、自分は同じような場面で同じような反応(対応)をしていると気づきます。でも、そのお蔭で今での(まあまあ)長い人生、無事にやってこれたんですよね。

さて、ここからは、KAG(熊野アドラーグループ)のピンワークの真似です。早期回想の場面に登場する自分の位置を変えてみます。ある所に置くと、体が嫌がります。ある所へ来ると、あら?何だかすっきりするわ!と分かることがあります。一番、しっくり来る位置はどこだろうか。あちこち動かしながら考えました。そうしているうちに、解決へ向かう道筋が見えてきます。(ホントかな?)

その一番しっくり来る位置や動きは、最近のエピソードの中ではどうすることなのか、他のメンバーさんたちの助けも借りながら話し合いました。ピタッとハマると、そのメンバーさんは爆笑されます。笑いの中で解決への道が見えるってステキですよねぇ。これがグループの力だなぁと思います。

それから、最後にサプライズ!! 実はこの日は私の55回目の誕生日だったので、メンバーさんたちがケーキを買って来て下さったのですぅ!!ろうそくを立てて、一人のメンバーさんが、♪~ハッピバスデー~ トゥーユー~♪ と笛を吹いてくださいました。そして、ケーキを切って、メンバーさんたちと一緒に食べました。こんな形でお祝いしてもらったのは、いくつの時以来でしょうか。本当に嬉しかったです。そして、ケーキおいしかったです。たまたま来ていた義母(はは)も、夫も母もお相伴させてもらいました。ありがとうございました。\(^o^)/


感想

 
今回も楽しい一日でした。毎回趣向が凝らしてあり、いろんな方向から学べるので、退屈することがありません。感謝。
 今回は現在と過去のエピソードから、現在の感じ方や行動の癖と幼少期の姿を照らし合わせました。長い月日がたっているにもかかわらず、二つが酷似しているのには頭を抱えました。もう笑うしかないかな。でもみんなも一緒だったし(笑)
 カラフルなマグネットを人に置き換えて、動かしてみました。位置関係が変わると感じ方も変わる。そして問題解決すると身体がすっきりする。小さい頃のありのままの自分の姿も温かく注目してもらえて、そのころのエピソードも大切に扱ってもらえた気がします。そのせいか、なんだか自分自身のことが少しずつ好きになれてこれたかも。(大阪:m子)


 メンバーの事例と早期回想が似ているので驚きました。早期回想をマグネットで置き、動かすと問題が解決に向うので面白かったです。帰って同じ事が起きましたが、少し冷静になれよかったです。楽笑会のおかげです。ありがとうございました。(大阪:K)


 初めて参加させていただきました。最近の出来事の言葉のやり取りを紙に書き、 皆さんに読み上げ、 早期回想をあげ、 問題解決のヒントを得る。なんと不思議な事ですね。北風さんの持ち味で すらすらと進んで行き、 堅苦しいものでなく 価値のあるものを気付く事ができました。さすがっすね♪ 自分では支配的にならない、相手の話を聞くとか、偉そうな旗を挙げてるつもりが、 エゴの塊でほんまに恥ずかしい話です。エゴはダイヤモンドのように綺麗に輝き、人を引き付けようとしますが、なんと固い固い意思なんで 困った代物ですね。ぼちぼち気長にアドラー心理学と付き合っていきます。ありがとうございました。(大阪:M)













10月の楽笑会

今月も楽笑会初参加の方が来てくださいました。嬉しいことです、感謝♪♪
岡山からお二人、岐阜からお一人で、レギュラーメンバーさんはお一人でした。(地元のメンバーさんは、用があったり子どもさんの具合が悪くなったり…でお休みの方が多かったのです)

いつものように、まずは最近の出来事(エピソード)をシートに書いていただきました。それを簡単に発表していただいてから、「今日は何をしましょう?」と次の4つの中から選んでいただきました。(1)子どものころの思い出との関係を話し合う (2)
「パセージ」のテキストを繰って話し合う (3)「パセージ」カードの“お告げ”を聞いて話し合う (4)「開いた質問」の練習をしながら話し合う です。皆さんの希望は(3)の「パセージ」カードでした。

まず、お一人の方にカードを引いていただきました。出たのは【ふ】のカード。
『不適切な行動 : 不適切な行動に、正であれ負であれ注目を与えると、必ずその行動は続きます。不適切な行動には一切注目しないでおきましょう。(4-L 子どもの不適切な行動にどう対処するか)』

おぉ!いきなりこのカードが出ましたか!まずは、テキストの4-Lを開けて読みました。それから、お一人ずつご自分のエピソードとカードのお告げについて話し合いました。1つ目のお告げだったので、例えば、エピソードの中の適切な側面についても少し話し合いました。・・・「相手が不適切だと思ってたけど、不適切だったのは私の方だったかも」「相手の不適切にばかり注目していたなぁ」「相手だけじゃなくて自分の適切にも気づいていなかったわ」など、それぞれのエピソードを読み直して気づかれたことを話してくださいました。

全員が話してから、次の方にカードを引いていただきました。今度は【お】が出ました。
『親だけが決めても : 親だけが決めて「お約束よ」と一方的に押しつけても、子どもはそういうルールはルールとは認めないかもしれません。(33-L ルールを決める)』・・・「子どもには、自分のことを全部話すべきだと、こちらが勝手に決めて押しつけていたような気がする」「自分の行動にも、こうすべきだとルールを決めて、それに縛られて苦しくなってたみたい」「話し合いでルールを作ったつもりだったけど、話し合いの時に相手の希望をうまく聞けてなかったのかもしれない」・・・

3枚目のカードは【と】。
『どんな場合にも : どんな場合にも、よく考えてみると、たったひとつの可能性しかないのではなくて、2つ以上の選択肢から選ぶことができるのです。(22-R いつでも選択肢があること)』・・・「そうかぁ、私はこれしかできない!と思ってたけど、他にもできることはあったんだ!」「選択肢を考えるのは難しいですねぇ」「いやいや、練習、練習!」・・・

4枚目は【か】。
『感情に気づく : 身体の感じに注意を向け、自分の感情に気がついていなければなりません。(15-R 感情は身体にあらわれる)』・・・「自分の感情に気づかないと、そのまま負のオーラを出してしまうね」「マイナスの感情を伝えるのに、オーラで伝えないで、冷静に笑顔で伝えられたらいいかもね」・・・

一つのカードで、全員が自分のエピソードについて考えました。一人ひとり、エピソードは違うのに、、それぞれカードのお告げが的を得たものに感じられ、不思議だなぁと思いました。

感想

 
先週の総会で初めて北風さんにお会いし、岐阜から初参加しました。他の例会に参加するの初めてです。それも、一人で。自分でもびっくりするくらいに即決でしたが、正直、JR「猪名寺」を降りた時は冷や汗が出ました。
鉄塔を頼りに上ばかり向いて歩き、玄関の表札に北風さんのお名前を見つけた時は本当にうれしかったです♪
 
「パセージ」カードでの事例検討は初めてでしたが、なぜかぴったりのカードが引かれるんですね。1枚目のカードに導かれるように「不適切な行動の主は私!」と気付いたら、あとは解決の道へ一直線。今日の空のように、さわやかに心晴れました。
 皆さまありがとうございました。また、参加させていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。(岐阜:K子)


 先日はお邪魔しまして楽しい一時をありがとうございました。帰りの電車でもasaさんとたくさん話しながらの帰途となりました。
 カードを使いみなさんの事例と照らし合わせながら私の無理のない事から始められる方法などを噛み砕いて話して頂きわかりやすかったです。またみんながその時に思う事例をあげて話してくださったので私も心置きなく聞く事が出来たのも私にはよかったです。また初めての方ともお話が出来てよかったなあと思います。また参加させていただけたらと思っていますのでよろしくお願いします。(岡山:I)


 いつかは楽笑会に行きたい!と思っていました。仲間(Iさんにくっついて~)と実現して感動デス。初参加させていただき有り難うございました。楽笑会はアドラー心理学のギュッと詰まった濃い時間でした。話をするだけでは広がりやすい話も、今回のようにエピソードを最初に書いて進んでいくと分かりやすかったです。(⌒‐⌒)
 利用者さんとの脈絡のない会話だと思っていましたが、
「パセージ」カードからヒントをもらい適切だったんだなぁと、身体の力が抜けた瞬間が今も忘れられません。(会話をはぐらかした情けない私をしていましたから)
 ちょっぴり緊張してワクワクもしながら引いた
「パセージ」カードの言葉が、エピソードの中に必ず何かの気づきや発言になっていった素敵な時間でした。
 私にとって話す(言葉で伝える)ことはとっても難しく勇気が要ります。皆さんがじっくりと聴いて下さる場がとても温かくて安心して話せました。有り難うございました。皆さんから勇気づけられた事を忘れないように日々の暮らしの中に繋げていきたいです。また参加したい楽笑会デス。(岡山:asa)


 今回は古い事例で、いつまでも心に刺さっていたものをあげさせてもらいました。
「パセージ」の神様のお陰で、自分を勇気づけることができました。無駄な長患い(笑)をしていたなあ…としみじみと感じました。自助グループの必要性を、ずっしり感じました。
 今回は対象を自分自身にしてみましたが、自分を冷静に客観的に掘り下げて見る、面白さにはまりそうです。内面を意識して考えてみると、けっこう頑張っていたりもしますね。しょっちゅう後悔やら情けなさやら焦りでざわざわしていましたが。
 そして嬉しいことに、なんと岡山や岐阜からの素敵な仲間に支えられた今回は、私にとっても印象深い楽笑会になりました♪ ご指導ありがとうございました。(大阪:m子)













9月の楽笑会

今月はホームページを見て参加してくださった方を含めて4人の方が来てくださいました。初めて来られた方は、
「パセージ」を受講されてなかったので、最初に復習を兼ねて、「Passageへようこそ」のページと「子育ての二種類の目標」(1-L)のページを読みました。

それから、最近の生活の中でちょっと困ったエピソードを伺って、
「子育ての心理面の目標」にそって点検してみました。初めは新しいメンバーさんの話を伺っていたのですが、そのうち「私も子どもに対して、この目標を考えるのを忘れていた」とベテランの(!)メンバーさんもご自分の話をしてくださいました。

どう対応したらいいか迷った時は、やはり
1-Lに戻らないといけませんね。相手は「私には能力がある。」と思ってくれているだろうか。「人々は私の仲間だ。」と感じてくれてるだろうか。

私自身も久しぶりに(って!・・・(^_^;) )テキストを読んで、基本に戻って点検することができました。相手が子どもであっても、親であっても、あるいは同僚であっても、丁寧に点検していこうと、改めて思ったことでした。

後半は、ちょっとお遊びでアートセラピー風のワークをしてみました。いろいろな言葉を聞いて、それをイメージする絵(記号など)を描きます。短時間で書いた10種類の絵を並べて、感じたことや気づいたことを話し合いました。クレパスを使ったのですが、どんな形を描くか、どんな色を使うかなど、それぞれに個性が出ておもしろいと思いました。(吉田エリ氏著、河出書房新社発行の「初めてのアートセラピー」を参考にしました)


感想

 初めて『楽笑会』への参加させて頂き、皆様のパワーと共にとても有意義な時間を過ごしているなあと、途中ポーっとこの空間時間に浸っていました。(ポーとしたらだめですね 汗笑)
 アドラー心理学の
「パセージ」を勉強させてもらい、悩み?質問を皆様と一緒に考え、そして意見を聞ける。一人で悶々と自宅で考えたり、ブログで自分がホットできる様な出来事を探したりするのとは、全く!!達成感?解決?納得感の様なものが違うと実感しました。モヤモヤが少し晴れる様な気分です。でも、難しいなあと思ったり、ゆっくりと行こうと思いました。
 私は、この一年ぐらい、新しい人、新しい出会いに触れる事にとても疲れて、そして臆病になっていました。今日は、勇気を出しての第一歩を踏み出せて、そして皆様と出会う事ができて本当に良かったと思える時間でした。
 そして、アートセラピー♪ 新鮮でとても楽しく、びっくりしました。一番衝撃だったのは、『問題』(をイメージする絵)を白で書いた事。 自分や子供や他の何が問題なのかが、いまいち!?わかっていないかも~。そーかも~。面白い!でも衝撃の!?事実発覚~ 笑
 自分自身の事を紙に書いた色や形で客観的に見る事が出来て、楽しかったです。 次回又参加させてください!楽しみにしています! 今日は素敵な時間をありがとうございました。(兵庫:H)


 当たり前の事に正の注目が出来ず負の注目に変わっていました。丁寧に関わって行こうと思いました。ざわざわした時の点検は心理面の目標に戻る事が大切ですね。(大阪:K)


 今回は事例の後、誰でも手軽に楽しめるアートセラピーに挑戦。
 最初は少しドキドキ。絵が下手だから恥ずかしいなと。身体の感覚がどう変化するかも注目してみました。セラピー中は自然に集中できる環境づくりがされていたので、リラックスしながら楽しく没頭。
 私にとって自分を表現することはみんなでスポーツをした感覚に似ています。わいわい感想を言い合っている時に、最初に比べて肩の凝りがだいぶ治まっているのに気がつきました。
 皆さん個性的。
 これって学校でも子供たちにも試してみることをお勧めします。(大阪:m子)


 初めて、絵を描くアートセラピーを体験しました。今まで学んだアドラー心理学は、心にも響いてくるけれど、基本的に頭で理解できるものでした。
 でもアートセラピーは、理屈が全然関係ないみたいなのに、得心してしまったり、自然に何かが生まれてきたりするのが不思議で、とても興味深いと思いました。(大阪:H)













8月の楽笑会

今月は初めての方も来てくださって、4人でワイワイ話をしました。

今月も皆さんと一緒に「開いた質問」の練習をしました。ルールは2つ。「開いた質問」であることとプラスの面や解決の方向に光が当たるような質問であること。それぞれ最近のちょっとしたエピソードを書いていただき、順番に「開いた質問」をしていきました。

あるメンバーさんは、「何が問題かわからないし、ここを解決したいという部分もないのだけれど」と言いながら、エピソードを話してくださいました。これって、よくあることですよね。何となく引っかかるけれど、でも、どこに引っかかっているのか分からないし、やり取りを書いて眺めてみても、別にこれでいい気もするし・・・。

でも、エピソードとして書いてくださったということは、きっと何か解決したいと思ってらっしゃるのでしょう。・・・と信じて、少し詳しくお話を聞いてみました。夫さんにものを頼んだ時忘れてしまうことがある、その時夫さんは「聞いてない」とおっしゃるのだそうです。メンバーさんは、「そんなことないんですよ。何度も何度もお願いしてるのに『聞いてない』って言うんです!」とおっしゃいます。

ここで、面白いことがわかりました。夫さんが「聞いてない」とおっしゃった時、メンバーさんの頭の中で「だから、言わなかった君が悪い」と考えているということです。夫さんは本当に、「君が悪い」ということを言いたかったのでしょうか?それは、夫さんに聞いてみないと分かりませんね。でも、このメンバーさんは、きっと私を責めているに違いないと思い込んでいたようです。

私たちはみんな、ある種の「思い込み」をしています。(これがライフスタイルでしょう)この「思い込み」は、これまでの長い間私がうまく生きていくのを助けてくれたはずです。だからこそ、この「思い込み」を選んだのですから。でも、たまにその「思い込み」のために、トラブルになることがあります。

何かトラブルになった時、これって単なる「思い込み」かもなぁと思えたら、少しは対応が変わるでしょうか?いえいえ、私の「思い込み」は、かなり強いものですから、そうそう簡単に対応が変わるところまでいかないでしょう。でも、気がつくだけでも、ちょっとは楽になるかもなぁ…。そんなことを考えさせられたエピソードでした。ありがとうございました。


感想
 
 
初めての参加でしたが、親戚宅に遊びに来たような懐かしくてリラックスできる空間が広がっていてかなりくつろがせて頂きました。
 とても新鮮だったのは2つの約束事に沿って事例提供者に質問をする事でした。最初は質問を考えるのが難しいように感じましたが、皆さんの質問を聞いたり北風さんにヒントをもらううちに、たくさん聞いてみたいことができました。
 質問によりネガティブな答えが出た場合の話の進め方や整理の仕方、問いかける内容もすごく勉強になりました。またそれぞれの問題解決の仕方が違っているのも面白かったです。
 その場にいるメンバーによってそれぞれ違うポジティブな側面に光が当たり、違う幸せなストーリーができあがると言うのがとても素敵だと思い印象深かったです。
 事例検討の後も貴重なお話をお聞かせ頂きたくさんのおみやげをぶらさげて帰りました。素敵な時間を有難うございました。(京都:Y)


 ライフスタイルの違いを再確認できました。質問の内容で解決に向かう内容も違うというのは面白いと思いました。質問が四苦八苦です。今日はありがとうございました。(大阪:K)


 今月の楽笑会も多くの発見があって「これだからやめられないよー」と思いました。自分の思い込みに気付けたことはすごいことだと思いました。具体的には夫に「聞いてない(だから〇〇やっていない)」といわれると、言わなかった私が悪いと責められるように感じることでした。私は誰もがそう感じるものだと信じていたので、同席の方が、「聞いてない=責めている」とは感じないと言われて、まさしく天地がひっくり返った思いでした。
 その後帰宅しても頭のなかでエンドレステープのように「聞いてない」≠「責めている」がぐるぐるまわっていました。似たような状況で「お腹が空いた」は「早くご飯にして」といわれたように感じるし、電車などで誰かが「座りたい」と言われたら代わらなくてはと思う私を発見。もし若い人が「座りたい」と言おうものなら、若いくせに立っていたらいいのにと心の中でプリプリしていたり。その子たちはそこまで言っていないのですよね。大発見の日々を過ごしています。でもヤッパ夫の「聞いてない」は責めていると感じるなあ!その口調や雰囲気から。まだまだですね。(大阪:T)













7月の楽笑会

今月は4名の方がきて下さいました。

6月18日に行われた近畿地方会の様子など、少し話をした後、いつものように皆さんに最近ちょっと気になる出来事を、
「パセージ」の課題シート風に書いていただきました。そして、一人ずつ話しをしてもらいました。

次に、どなたかの出来事について、「開いた質問」の練習をしながら、詳しく話を聞いていくことにしました。「開いた質問」の練習のルールは、1)「開いた質問」(YES、NOで答えられない質問)であること、 2)話をしてくださったメンバーさんやそのご家族のパーソナルストレンクスや適切な側面、あるいは、解決への道筋に光が当たるような質問であること、です。

今回は時間の関係でお一人の出来事についてだけ練習しました。ここで分かったのは、同じ質問でも、そのタイミング(いつ、その質問をするか)で、メンバーさんからの答えが出る時と出ない時があるということです。

解決に向かうような質問をしてくださった方がいらっしゃったのですが、少しタイミングが早すぎたようで(メンバーさんの話を充分に聴く前だったので)、メンバーさんが考え込んでしまって、うまく答えが出てきませんでした。そのあと、あれこれ話を伺ってから、また別のメンバーさんから同じ意味の質問が出ました。その時には、メンバーさんご自身の口から「こうしてみようかな」と代替案が出てきました。当たり前といえば当たり前ですが、不思議なものだと改めて思いました。

今月は、楽笑会第1回のイベント!として、みんなでランチを食べに行きました。自宅近くの「トリスタン カフェ」というお店です。ここのお勧めはガレットランチ。ガレットとは、そば粉のクレープのことで、チーズやハム、卵などを包んであります。ここのガレットはもちもちしていて、私の好みです。ガレットは初めて食べたというメンーさんたちも気に入ってくださったようでした。デザートセットもあったのですが、それは頼まないで、あとでデザートだけ別に頼んで、食後のケーキも堪能しました。

次の楽笑会は、8月1日(月)です。皆さんのご参加をお待ちしています。


感想

 
事例からメンバーで色々開いた質問をし、本人が解決に向うようになるのが面白いです。みんなで協力してる感じがしました。私も同じ事をしているのに気付かせて貰いよかったです。ランチもおいしく楽しかったです。ありがとうございました。(大阪:K)


 同じ言葉をかけられても、受け取る人によって、ライフスタイルの違いから、引っ掛かる所も捉え方もこんなに違うのか…って毎回驚きを感じます。 自分のことは見えないのに人のことは見えるなあって自分に対して呆れてしまいます(笑)。そこが自助グループの偉大なところかなあ。 ランチ遠足楽しかった♪また行きたいなあ。(大阪:m子)


 先日の楽笑会、ほとんどの時間を私の事例について一緒に考えていただきありがとうございました。事例は夫と私の関係だったのですが、メンバーの質問に答えているうちに、夫なら私にこういうことを望むだろうと思うことも実は私の思いこみかもしれない。やってみたら全然違うかもしれない。また夫はどんな些細なことでも優位にたちたがる、梯子をのぼらないと気がすまない人だと私は認識していたのですが、もし相手が私でなければ、違う態度に自然になったのでは。そう気が付くと、私がとらわれている方に夫の行動を意味付けをし、私のとらわれている方に行動させているのかな?結局私のとらわれが夫を通して反映しているのではないかなと思いました。すごい大発見です。感情の数珠つなぎの紐のお話や皆様の質問に答えているうちにすこしずつ感じられました。ありがとうございました。(大阪:T)


 「ポジティブに向かえそうな開いた質問」を考えるだけでも脳みそを絞りますが、それを出す順序にも意味があるとは! そこまで考えるのはなかなか大変です……(大阪:H)













6月の楽笑会


今月は前半に近畿地方会ポスターセッションの準備をしました。

ポスターは写真のように出来上がりました。(写真はHさんが地方会で撮影してくださいました。ありがとう!)皆さんのご協力のお蔭で素敵なポスターになったと思います。楽笑会のテーマは「楽笑会 手前みそ」としました。皆さんからいただいた"楽笑会自慢"を次の4つに分けて書きました。



それぞれの項目は、 

1)仲間~一人じゃない~
いろいろな人と出会えた、メンバー一人一人がすばらしい、話が合う仲間がいる、肩に力を入れなくていい・・・

2)学び
解決の道筋が見つけられる、いつも
「パセージ」に戻って考える、気づきがある、メンバーの話を聞いて勉強になる、・・・

3)場の力
楽しい、笑顔がいっぱい、穏やか、わくわく、丁寧に聴く、臨機応変、人生が楽しくなる、・・・

4)お土産
貢献感がある、頑張ろうって思える、自分とは異なる視点や工夫など、新しい発見がある、すごく勇気づけられる、・・・

などが入りました。そして、真ん中には、これははずせない「おいしいお茶、お菓子」と書いてあります。

6月18日の近畿地方会では、沢山のポスターを見せてもらいました。それぞれに特徴あるポスターでしたが、素敵な仲間達や楽しい雰囲気など、多くの共通項もありました。それが、自助グループを続けていく原動力となり、地域のアドラー心理学の学びの場となり、ひいてはアドラー心理学会を支えてきたのだなぁと実感できました。

また、当日、過去の楽笑会だより(紙のたよりです!)のファイルを、皆さんに見ていただきました。全部で19のファイルがあったのですが、ほしいと言ってくださった方には差し上げることにしていました。ありがたいことに、全て行き先が決まりました。皆さん、「大切にします」と言ってくださって嬉しかったです。感謝!感謝です