楽笑会 つれづれのページ

このページでは、日頃感じたことや気づいたことなどを
特にテーマを決めずに
書いていこうと思います。


  ようこそ 
 楽 笑 会
 

つれづれ 2016年


捻挫コミュニケーション講座父の写真力を抜く楽笑会カレンダー仙台超能力もの
早期回想に勇気づけられて大好きだったみっちゃんピアス収納ケース富士山(それと、同窓会)ブーム






(この記事の中に出てくる「パセージ」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です)




12月

ブーム


ここ2年ぐらいアドラー心理学がブームになっています。それは、岸見一郎さんの『嫌われる勇気』のお蔭でしょう。私がアドラー心理学に出会ったころ(1990年前後)は、アドラー心理学と言っても誰も知りませんでしたから、そのころから比べると隔世の感があります。

若いお母さんたちもとても興味を持ってくださっていて、この2年ほど、年に2~3回
「パセージ」を開いています。また、来年は、それを上回るペースで開催の予定が入っています。それに、自助グループをしてほしいという依頼も来るようになり、高槻のグループに続いて箕面(他に彩都、茨木も)などでグループが立ち上がりました。

アドラー心理学関係の本もたくさん出版されるようになり、料理の本や片付けの本にまで「アドラー流」なんてついたのを見つけました。また、良く分からない所からアドラー心理学の話をしてほしいとか、講座を開いてほしいとか依頼されることも増えてきました。今、アドラーとつくと、物が売れ、人が集まるのかもしれません。

誰がどんなふうにアドラー心理学を使おうと、それはそれで構いません。でも、中にはこれのどこがアドラー心理学なの?と思うようなものもあります。長年、アドラー心理学を学んできた者としては、少し困ったなと思わないでもありません。

私自身は、楽笑会を中心に、仲間たちと一緒にこつこつと地道に学び続けてきました。宣伝など何もしないで、来る人は拒まず去る人は追わず、口コミだけで広がるのを待ちながらやってきました。

今こんなブームになっても、結局は、することは変わらないのだなと思います。私ができることといえば、仲間たちと一緒に地道に学び続けることです。自助グループなどを通じて、口コミでぼつぼつ広がっていくのを、お手伝いすることです。もうしばらく、そういうことができればいいな、と思っています。お付き合いくださいね。












11月
富士山 (それと、同窓会)

11月は私の誕生月です。今年は(も?)、夫が箱根に連れて行ってくれました。今年の秋は暖かかったので、紅葉には少し早かったのですが、お天気にも恵まれ、楽しい旅となりました。

何より良かったのは、富士山でした。初日には、まだ富士山のてっぺんに雪がありませんでした。どんな時の富士山も美しいですが、やはり雪をかぶった富士山の方が素敵です。

それが、3日目に急に気温が下がり夜に雨になりました。次の朝雪が積もった富士山を見ることができました。その日は河口湖のほとりの旅館に泊まっていたので、部屋からも見えました。その日一日、河口湖から本栖湖までを回りながら、富士山を堪能しました。

本栖湖では、1000円札の裏にある富士山の元になったという場所からも写真を撮ることができました。風が強かったので、湖に映ってはいなかったですが・・・。

美味しい料理を食べ、温泉に浸かり、富士山にも祝ってもらえた誕生日でした。


ちょっと付け加え…。
11月26日大学時代の同窓会がありました。卒業して38年、つまり今年私たちは還暦を迎えました。クラスの3分の1が集まりました。38年ぶりに会った懐かしい顔もありました。でも、みんな、ちっとも変わってなくて、美味しいお料理と楽しいおしゃべりと堪能しました。














10月
ピアス収納ケース

普段、私はあまりアクセサリーをつけないのですが、若い頃からイヤリングだけは大好きでした。耳に穴をあけてからは、ピアスを楽しんでいます。

そのピアスが、いつの間にか数が増えてしまい、その収納に困っていました。100円ショップなどでも売っている小さく仕切られたケースを買って、そこに入れていましたが、ものによっては入らないし、数が増えてからはひとつの仕切りの中に2つも3つもピアスを入れて、使いづらくなっていました。

そんな時、無印良品でアクリルのケースを見つけました。ピアスをぶら下げられるようになっています。平面でなく立体的に収納し、しかもケースの中に入っているので埃の心配もありません。3段あるフックは、いちばん上の段が端に寄っていて、ネックレスなどもかけられるようになっています。

これは、良いかもしれないと思い、とりあえず一つ買って帰ってきました。全体が透明なのでどこにどのピアスがあるかひと目で分かるし、ピアスのかかっている内側の部分全体を引っ張り出すことができるので、取り出しやすいのです。そして、何より良かったと思ったのは、ピアスを収納したときの美しさです。透明の箱の中に、たくさんの色のついたピアスが下がっているのは、本当に美しくて、特にガラスのピアスを並べるとうっとりです \(^o^)/

一つのケースでは収まらなかったので、もう一つ買ってきました。ぶら下げるタイプではないピアスのためには、アクリルケースの中に仕切りをはめ込むタイプのものを買いました。こちらは平面的に収納します。仕切りを変えれば、ブレスレットやネックレスも入れることができます。

同じアクリル製で、もう一つペン用のケースを買いました。ペンは立てて収納すると思っていたのですが、これは、斜めになっています。これだと、ペンだけでなく糊やハサミ、修正テープなども置くことができて、しかも目的の物やペンをすぐに取り出すことができます。こちらもとても便利に使っています。

私は別に無印良品の回し者ではないですが(笑)、発想の転換というか、ちょっとした工夫で、いろいろ便利になるのだなと感心したことでした。












9月
大好きだったみっちゃん

甲子園プレイズチャーチのゴスペル教室に通い始めてから2年経ちました。月に1回ですが、楽しい先生と楽しい仲間たちと一緒にゴスペルを歌っています。

8月初め、一緒に歌っていた仲間の一人であるみっちゃんが亡くなりました。彼女は、2年前病気になって、手術を受け、苦しい治療を続けていました。手術から1年が過ぎ、もう大丈夫!と彼女自身も私たちも安心していた矢先のことだったので本当にびっくりして、訃報を受けた時には、いったい何が起こったのかすぐには分からなかったほどでした。お葬式の時に聞いたところでは、手術をした病とは別の病だったのだそうです。

ゴスペルのメンバーは、クリスチャンの方もいらっしゃいますし、私のようなノンクリスチャンもいます。みっちゃんは、「敬虔な」という形容詞が、こんなにぴったりする人もいないと思うほど、熱心な信者さんでした。

いつも私たちのために気を配って、あれこれと声をかけてくれました。また、みんなのためにいろいろなことをしてくれました。それも、ごく自然な振る舞い方で・・・、時にはこっそりと・・・。

彼女を見ていると、もし私の目に神様が見えたとしたら、彼女のような姿で見えるのではないか、もし私に神様の声が聞こえるとしたら、彼女のような声としゃべり方で聞こえるのではないかと、いつの頃からか思っていました。月に1回会うか会わないかの付き合いでしたが、とても深くお付き合いさせてもらった気がしていました。

レッスンが始まる前と後に、クリスチャンの一人が、お祈りをすることになっています。彼女のお祈りは、いつも「愛する天のおとうさま、・・・」で始まりました。私はそのお祈りが大好きでした。今もその声が耳に残っています。

大好きだったみっちゃん。またすぐに一緒に歌を歌えると信じていたのに、天国に行ってしまったみっちゃん。今はきっと、大好きな神さまのそばで安心しながら、私たちを見ていてくれているのだと思います。












8月
早期回想に勇気づけられて

毎年行われているKAG(熊野アドラーグループ)の夏合宿。今年は紀伊長島の民宿で1泊のワークがありました。KAGのメンバーさんだけでなく、今年は鈴鹿のメンバーさんたちも参加されていて、いつもにも増して楽しい時間を過ごしました。

今年のワークは2つ。ひとつはお面作りで、もうひとつはコラージュ(文字を切り貼り)でした。お面作りの時、早期回想を2つ話しました。私が思い出したのは、子どもの頃に大好きだった花びらを土に埋める遊びと、祖母の家に初めて一人で行った時のことでした。

小学校3年生の時、祖母の家に一人で行くことになりました。バスを2つ乗り継いで行きます。一つ目のバスに乗ってしばらくすると、いつもは右に曲がるはずの道を、そのバスは左に曲がりました。「バスを乗り間違えた!」と思い、次のバス停で降りました。そして、本来のバスが通るバス停まで戻り、次に来たバスに乗りました。ところが、バス代は2つ分しかもらっていなかったので、次のバスには乗れません。それで、仕方ないので歩くことにしました。バスが通っている国道に沿ってまっすぐ歩いて行けばいいだろうと見当がついていました。歩いた距離は1kmはなかったと思います。子どもの足で15分ぐらいだったでしょうか。

実は、この思い出は「失敗」の思い出でした。無事に祖母の家に着いてホッとしたのですが、バスを乗り間違えた話をすると、「そのバスに乗っていても良かったのに」と言われたのでした。つまり、ルートが違っていただけで、到着地は同じだったということでした。私にとっては、乗り換えなくても良かったという部分に焦点が当たっていたので、つまりは、失敗した、という物語でした。

ところが、この日、思い出を語っているうちに、私ってなかなかやるなぁ、という気がしてきました。困ったことが起こっても、パニックにならず、泣き出すこともせず、冷静にバスを乗り換えました。そして、バスに乗るお金がなくても、歩けば大丈夫と思って、ちゃんと歩いて祖母の家に着くことができました。それを、10歳に満たない子どもがやったと思うと、本当にすごかったなぁと、心の底から思えたことがとても嬉しかったのです。

アドラー心理学をやっていると、こういうふうに思い出が変わることがあります。それは、きっと今の自分の状態が変わったからだろうと思います。そうか、私って、今すごく頑張っているんだ、困ったことが起こっているけれど、その解決に向けて、パニックにもならず、泣き出すこともせず、冷静に解決しようとしているんだ、そして、きっと解決できるんだ、だから思い出の語り口が変わったんだ、だからこの思い出を思い出せたんだと感じられました。

なぜこんなふうに思い出がプラスに変わったのでしょうか。たぶん、KAGの皆さんが作ってくださった「場の力」が大きかったのだと思います。そして、分析するためではなく「お面を作るために」思い出した早期回想であったことも影響していると思います。そのお蔭で楽しく美しい遊びのことも久しぶりに思い出しました。さらに、話をするのにペアを組んだ方が温かい雰囲気で話を聞いてくださいました。その作用もあったのだと思います。

仲間たちの力のお蔭で、私は思い出を語るだけで充分に勇気づけられました。その上に、何だか面白いお面もできて、さらに楽しく嬉しい気持ちになりました。本当にありがとうございました。











7月
超能力もの

最近読んで面白かった小説に『増山超能力師事務所』(誉田哲也)があります。タイトルの通り超能力師が登場する話です。

私は小説に限らず映画でも、超能力ものが結構好きです。『家族八景』(筒井康隆)をはじめとする七瀬シリーズ、宮部みゆきの『龍は眠る』や『クロスファイア』、それから『岬一郎の抵抗』(半村良)などなど・・・。(映画だと『X-MEN』シリーズなど)

今まで読んでいたものは、超能力を持ったスーパーヒーローが活躍する物語だったり、あるいは超能力を持つことを隠しながら暮らしていく苦労や悩みに焦点があてられた物語だったり。それもおもしろく大好きなのですが、この『増山超能力師事務所』はちょっと異色です。

超能力師という職業が認められている世界の話で、資格試験(しかも1級と2級がある)に合格すると、超能力師として仕事ができる、というものです。

試験科目も細かく決められているし、人によって得意があったり苦手があったりで、なかなかリアルな感じです。

基本的にはコメディータッチの小説ですが、登場する超能力者たちには、それぞれつらい過去があったり、重い悩みがあったりします。

著者の誉田哲也(ほんだてつや)氏の描く世界は、『ストロベリーナイト』に代表される警察ものから、青春もの、音楽もの、吸血鬼ものまで、バラエティーに富んでいて、しかもそのどれもがおもしろいのです。この超能力師の話もシリーズ化されると嬉しいなと思いながら、楽しく読んだのでした。












6月
仙台

5月末から2泊3日で仙台へ行ってきました。主目的は、koboスタ宮城での野球観戦(楽天vs阪神)。3連戦のうちの2試合を見てきました。戦績は1勝1敗。まあまあですね。

仙台では、市内をバス(るーぷる仙台という循環バス→)で
観光したり、電車に乗って松島海岸や塩釜神社へ行ったりしました。

東北の震災から5年半、私たちが行ったところは、被害の跡はほとんど見られませんでした。でも、電車の窓からはまだ残っている仮設住宅が見えました。また、松島海岸にある瑞巌寺では、参道の杉並木を植え替える工事をしていました。津波の被害にあったのだそうです。あるいは、塩釜神社の前には津波到達地点を示す碑が立っていました。塩釜港から約1kmはあったでしょうか。こんなところまで!!とビックリです。怖かっただろうなぁ・・・。

仙台で野球を見たり、観光したり、お土産を買ったりして、それが少しは復興の役に立てばいいなと思ったことでした。

野球の方は、新人の青柳投手がプロ初勝利をあげました。私たちは、阪神タイガースを追っかけながら、プロ野球12球団全部の球場に行きたいね、と言っています。残るは、千葉と埼玉の2つとなりました(*^^)v












5月
楽笑会カレンダー

今、日めくりカレンダーが流行っていると聞きます。有名なスポーツ選手やタレントさんなどが『毎日、**!』というようなカレンダーを出していて、それが結構売れているのだそうです。

昨年の暮れ、高槻市で行なっている「楽育サークル★えがおの風」という楽育ママ講座の自助グループで、メンバーさんから「楽育のカレンダーがあればいいのに」というような話が出されました。
しばらく考えて、A6サイズの色画用紙を使って、試しに作ってみました。ここ1年ぐらいの間に例会で出された事例をもとに、楽育ママの対応を31日分にまとめました。ほとんどが2歳~3歳の子どもさんへの対応です。

カレンダーの上の方には2つ穴をあけリングで閉じました。下の方には真ん中に一つだけ穴をあけて、フックなどに掛けられるようにしました。裏のページには、日々の暮らしの中で、カレンダーを読んでいる方々が試してみた小さな工夫や、子どもさんのすてきな行動を書き込める欄を作りました。

メンバーさんたちをはじめ、楽育ママの講座を受けた方々、インストラクターの皆さんに見せたところ、予想外に好評でした。そこで、楽笑会のカレンダーも作ることにしました。こちらも2014年~2015年の例会で出された事例を参考にして、31日分の文章にまとめてみました。
例えば、最初のページは、こんなふうです。

「1日 そうだよね! 
相手が何かを言った時に、『でもね、…』や『だって…』の前に、まずは『そうだよね(そうやんねぇ)』と口に出して、受けてみませんか。そうすれば、相手は『仲間だ』と思ってくれるかもしれません。こちらは、相手の適切な側面が見えやすくなるかもしれません。」

楽笑会のカレンダーは、はがきに印刷して、裏には家族の適切な行動、パーソナルストレンクス、嬉しかった出来事などを書き込めるようにしました。

毎日
「パセージ」のテキストを開くのは、ちょっと面倒だけれど、これなら、トイレなどに掛けておいて、毎日めくって読むことで、楽笑会のエピソードを思い出していただければ嬉しいなと思っています。

楽笑会のカレンダーも、メンバーさんたちに好評です。ご希望の方には、実費と送料でお分けしています。
北風まで してくださいませ。












4月
力を抜く

月に2回ゴスペル教室に通っているのですが、高い声を出すときに、「力を抜いて」と先生に言われます。体に力が入っているから、声が出ないのだそうです。なるほど、高い声を出そうとすると、肩が上がり、喉が詰まった感じになります。そして、かろうじて出た声は、鶏が首を絞められるような情けない声になります。これじゃあ、聞いている方も不快ですよね。

さて、そう言われて、肩が上がらないように注意しながら声を出しても、やっぱり「力を抜いて」と言われます。「喉の辺りにも力が入っているよ」と言われて、喉の力を抜いてみます。ところが、その状態で声を出そうとすると、あれ?・・・どうやったら声が出るのか分かりません。

う~ん・・・。もともと体が不器用な私です。先生は「力を抜くと、もっと声が出やすくなる」とおっしゃいますが・・・。体をどう使えばいいでしょう。

声を頭の後ろから投げるように・・・、お腹の下の辺りから頭のてっぺんまでつながった一本の管を通って声がスルゥ~~ッと出ていくように・・・、お腹の周りの肉がどぉ~んと下へ行くように・・・、などといろいろな表現を使って指導してもらってるのですが、なかなかねぇ。

そういえば、
「パセージ」のコースをしている時、メンバーさんたちに「体の力を抜いてセリフを言ってみませんか」とお勧めすることがあります。マイナスの感情がある時には、体のどこかに力が入っています。そして、体に力が入っていることが分かりにくい時には、「一度、思いっきり力を入れてみてください。それから、ふっと力を抜くと、抜けた状態が分かりますよ」などと、私は言っているなぁ・・・と思い出しました。

声を出すときも、この要領かな?・・・何はともあれ、やってみるしかありませんね。ぼちぼちと練習してみようと思ったことでした。












3月
父の写真

父が亡くなって5年が経ちました。生前の父の趣味のひとつに写真撮影がありました。どこかに出かける時には必ずカメラを持って行き、景色や人物を撮っていました。特に花の写真が好きで、季節になると花を撮るために出かけていました。

撮った写真は現像に出し、きちんとアルバムに貼って整理していましたが、亡くなる前の数年間は、その気力もなくなったようで、未整理のままの写真が150本近く残っていました。どうしようか考えた挙句、プリントされた写真は処分して、ネガフィルムを写真屋さんに持って行き、データをCD入れてもらいました。

CD17枚に入れられた写真は手つかずのまま本棚に置いてあったのですが、ある時思いついて、父が好きだった花の写真を取り出してみることにしました。

200枚ほどあった花の写真の中から、ピントの合っていない物や同じような写真を除いた140枚余りの写真を、自分のパソコンに取り込みました。

順番に見ていると、父の好きな花、好きな構図などがほんのりと見えてくるような気がしました。また、私が撮ったのと似たような写真を見ると、私のこの感覚も父からの贈り物かもしれないと思えて嬉しかったです。

しばらくの間は、パソコンの背景に使ってみてもいいかなと思っています。これらの写真と向き合っていた時間は、懐かしい父とまた出会っているような素敵なひと時でした。












2月
コミュニケーション講座

あるアドレリアンの友人にコミュニケーション講座をしてほしいと依頼されました。時間は2時間です。私は、コミュニケーションについて話ができるほど知識があるわけでも勉強しているわけでもないけれど、ワークをしながら皆さんと一緒に考えることならできるかなと思い、お引き受けしました。

私が初めてスマイル(
「パセージ」→現在「えくと」)を受けた時、ロールプレイをしてびっくりしたことがありました。それは、子ども役になって親の話を聴くロールプレイをしたとき、「全然聞いてもらってるように思えない」と感じたことでした。親役の時は、ちゃんと聞いてるよ、って思っていたのですよ (^_^;)

それで、コミュニケーション講座では、話を聴くときの態度が相手にどんな感じを与えるのか(聴いてもらえてるなと思えるかどうか)、相手に言葉をかける時の口調や声の高さ、大きさがどういう風に受け取られるのか、ということをワークを通して体験していただければいいなと思いました。

前半は
「パセージ」の「話を聴く」ワークを少しアレンジして体験していただきました。そして、後半では、話すときの顔の位置や声の高さ、大きさ、速さなどによって、感じ方がどう違うかを体験していただきました。

集まってくださった参加者の皆さん(20数名)は、とても積極的にワークをしてくださって、楽しんでくださいました。同じセリフでも上の方から言われると威圧感を感じるけれど、下の方から言われると優しい感じがするとか、小さな声で言われると相手の愛が感じられたとか、低い声はそれだけで怖い気がするなど、感想もたくさんいただきました。

私の予想外の感想のひとつに、小さな声で何かを伝えられると、相手の愛情まで伝わってくるような気がするというのがありました。また、小さな声は、相手の優しい気持ちや自分だけ特別だよと言われているようにも感じられるという感想もあって、新しい発見をした気がして嬉しかったです。声をかける方は、大きな声で言う方がよく伝わりそうな気がしますが、それは錯覚なのでしょう。小さな声の方が内容もよく伝わるのかもしれませんね。












1月
捻挫

今年も震災のメモリアル・ウォークに行くぞ!!と思っていた矢先、右足首を捻挫してしまいました。テニスをしていてボールを踏んでしまったのです。すぐにコーチが氷を持ってきてくださり、アイシングをしました。

テニススクールのすぐ傍に鍼灸整骨院があります。すぐに診てもらいに行きました。アイシングをしていたお蔭で、痛みもすぐに治まり、そんなに腫れてもいません。それでも、その晩か翌日には、腫れてくるだろうと先生はおっしゃいました。

がっちりとテーピングをしてもらって帰ってきました。直後の処置(アイシング)が良かったのと、テーピングで固定していたために、その後痛みをほとんど感じることもなく、思ったより腫れることもなく、3日目には普通に歩けるくらいまで回復していました。

足首の捻挫は3回目でしたが、整骨院で診てもらったの初めてでした。とても丁寧に診て下さって、何よりきちんとしたテーピングをしてもらえたのが、とても安心でした。

アイシングは1回につき20分程度で良いことや、テーピングの上から湿布をしても成分が染み込むことや、腫れが引けばもうアイシングの必要はないことなど、細かく教えてもらえました。

また、右足をかばうために左足や右腕が痛くならないかと聞いてくださったのもありがたかったです。

その鍼灸院には、野球部らしい若者や、仕事帰りの娘さんなども通っています。整骨院というと、何となくお年寄りばかりがいるのかと思っていたのですが、若い人たちも痛みに困ってらっしゃるのだなぁと思ったことでした。

テニスを再開できたのは3週間後のことでした。捻挫した直後の痛みを思うと、予想以上に早く回復できたましたし、また、再び捻挫をしないようにと、足首の周りの筋肉を鍛える運動や足の指の運動なども指導してもらい、ありがたいことでした。