楽笑会 つれづれのページ

このページでは、日頃感じたことや気づいたことなどを
特にテーマを決めずに
書いていこうと思います。


  ようこそ 
 楽 笑 会
 

つれづれ 2011年
引越し家族会議楽笑会@自宅神戸一日観光例会の進め方
一日ワーク@岐阜(桃太郎ワーク&ファミリーラボ)夜の散歩









12月
夜の散歩

去年の5月半ばに「減量大作戦!」と称して、夫と二人で夜の散歩を始めました。片道15分ほどのところにある公園に行って、公園内の散歩コースを何週か歩き、帰ってくるというコース、全部で30分~45分くらいでした。体重も体脂肪率もおへそ周りも徐々に落ちていき、5か月半ほど続けたのですが、ストップしてしまっていました。

今年になって引越しもあり、生活環境が変わったせいで散歩のことはすっかり忘れていたところ、10月に受けた人間ドックでは、夫婦ともども体脂肪率がぐ~んとアップしていました。これは、大変!と、もう一度夜の散歩を復活させることにしました。

去年目的地にしていた公園は、今は歩いて5~6分のところです。以前は公園まで往復するだけで30分は歩けたのですが、今度はそうはいきません。公園内の散歩コースは一周で6~7分です。3~4周して、家まで往復するとちょうどいいなと私は思うのですが、夫は「同じところをぐるぐる歩くのは嫌だ、飽きてくる」と言います。

それで、公園まで歩いて行ってから、その日によって、少しずつコースを変えながら、やはり30分~40分ぐらい歩いて、そろそろ2ヶ月です。引越しのどさくさで体重計が行方不明なので、体重も体脂肪率もはかれていないのですが、少しはお腹周りがへっこんだような気が・・・(ホンマかいな)。

この散歩の時間、夫と雑談するのも楽しみの一つです。その日にあったことをあれこれしゃべりながら歩いていると、良い時間だなぁと思えます。これから寒さが厳しくなっていきますが、めげずに頑張ろうと思っています。












11月
一日ワーク@岐阜

10月のある土曜日、岐阜へ一日ワークをしに行きました。本当はこの日は岐阜で
「パセージ」をしているはずでした。お世話くださった方々が大変ご尽力くださったのですが、残念ながら人数が集まらず中止となっていました。「パセージ」開催には至りませんでしたが、何人かの方が受講を申し込んでくださっていたので、感謝の気持ちもあり、何かワークをして皆なで遊べるといいなと思いました。急な提案にもかかわらず、ワークには午前中8名、午後は9名の方が参加してくださいました。

「パセージ」と同じ時間配分で、午前中の2時間半で桃太郎ワークを、午後からの2時間半でファミリーラボ(粘土細工)をしました。

まずは、桃太郎ワークです。
最初にグループ分けをするのですが、過去には誕生日順に並んでもらったり、ぬいぐるみをいくつか持って行って好きなところへ集まってもらったり・・・といろいろやってきました。今回は、
「パセージ」カードを使うことにしました。ウォーミングアップもかねて1枚ずつ引いて読んでもらい、短く感想を話していただきました。その後、五十音順に前半と後半4名ずつに分かれることにしました。そして、まずは最近のエピソードを絵に描いていただきました。

次に、桃太郎の登場人物それぞれのイメージと、その役をしたい人のイメージをたくさん出してもらいます。あちこちで桃太郎ワークをしていますが、ここで出るイメージは、地域によって、集まってくださったメンバーさんたちによって違います。それが、その参加者さんたち全体の「ライフスタイル」を表しているような気がして、いつも面白いと感じます。

それから、自分のやりたい役やエピソードに出てきた相手役にやってほしい役などを考え、その理由も含めてグループごとに話し合います。最後は、自分と相手役の関係について、それがどの役とどの役の関係に近いかを話し合ってもらいました。現在の関係はどうか、理想の関係は何だろうかと、考えたり話し合ったりしているうちに、いろいろなことに気づき、解決への糸口をつかめることが多いです。

午後からのファミリーラボは、久しぶりにカラー粘土を使ってやってみました。最初に、現在のエピソードを描き、全員の前で発表してもらいました。午前中から参加されている方は、午前のエピソードをそのまま使ってもいいし、新たなエピソードを描いていただいてもいいことにしました。

次に、6歳ごろの家族の様子(あるいは、早期回想の場面)を作ります。10色のカラー粘土から、色を選び、形を作り、シートの上に置いていく作業は、子どもの頃に返ったような気がして楽しいものです。

その後3人ずつのグループに分かれていただいて、感想を言い合ったり、パーソナルストレンクスを話し合ったりして、最後に現在のエピソードとの関係について考えました。

皆さんに書いていただいた感想を読むと、どちらも楽しく参加してくださった様子がよくわかり、私も嬉しく思いました。午前と午後のワークをつなげて考えて下さった方もいらっしゃったし、
「パセージ」カードとのつながりまで発見された方もいらっしゃいました。

本当に楽しい1日でした。岐阜の自助グループの皆さんが温かい雰囲気を作ってくださったからだと思います。初めての方、学会でご一緒した方、とても懐かしい方、皆さんとお会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。また、いつか一緒に遊びましょう!(「パセージ」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です。)













10月
例会の進め方

楽笑会の例会の進め方は、最初の頃と比べると少し変えてきています。

楽笑会を始めたころは、「何か相談したいことはありませんか?」と聞いて、解決したいことがあるとか、困っているとか、ちょっと話を聞いてほしいなどというメンバーさんを募ってエピソード(事例)を話してもらっていました。それから、みんなで質問したり、適切な行動を探したり、
「パセージ」のテキストで代替案を探したりしていました。2時間~2時間半でエピソードを出してもらえるのは、お一人かお二人でした。楽笑会に来てくださるときには、皆さんそれぞれに課題を抱えてらっしゃるようですが、ご自分のエピソードを話さなくても解決のヒントをもらえることも多く、ある方のエピソードを借りて、「パセージ」の復習をし代替案のヒントももらえる、というやり方でした。

ある時、自分のエピソードについて、
「パセージ」のテキストのどのページを使ったら解決できそうか、それぞれに考えていただいたことがありました。家ではなかなかテキストを開かないので、みんなと一緒にワイワイ言いながらテキストを繰り、代替案を考える作業は、結構楽しめました。その時、あるメンバーさんが「これでリーダーがいなくても大丈夫かも?」とおっしゃったのです。

私は
「パセージ」をしている時に、メンバーさんたちが自分の課題について、なるべく自力で解決できるように、考える方法や解決のヒントなどをお伝えしているつもりでした。そして、8章が終わるときには「これで、私はみなさんのリーダーも廃業です。今日からはアドラー心理学を学ぶ同じ仲間としておつきあいくださいね」と言っています。でも、少なくとも上のようにおっしゃったメンバーさんは、やっぱりリーダーさんに教えてもらわなくっちゃ、と思っていた節があります。これは、私にとって結構ショックな出来事でした。

それで、楽笑会の中でもなるべく自分で解決できる道筋を伝えられたらいいなと思いました。それが数年前のことです。そのためには、お一人かお二人のエピソードをみんなで解決するという形式よりも、自分のエピソードを自分で解決できるような形式(=ワーク形式)を取るのがいいと思いました。

そして、あれこれ実験的にやってきています。その中で、今やっているのが、自分のエピソードを全員に書いてもらって(
「パセージ」の課題シート風だったり、簡単な絵だったり、粘土細工だったりします)、それをお一人ずつ手短かに話していただくことです。これで、全員がみんなのエピソードを共有できます。(いくつかのやり方は、あちこちの地方会や講座でヒントをいただきました)

それからあとは、その時々で変わります。
「パセージ」のテキストを繰って考えたり、桃太郎ワークに突入したり、開いた質問の練習をしたり、「パセージ」カードのお告げをもらって話し合ったり・・・いろいろです。

ワークによっては、問題が解決しないこともあります。でも、解決への道筋や方向は分かっていただけるように工夫しているつもりです。みなさんは、どんなふうに例会をされているでしょうか。「うちでは、こんなのやってるよ」ということがあれば、教えていただけるとうれしいです。(「パセージ」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です。)












9月
神戸一日観光

8月末のこと。北海道からTさん夫婦とその娘さんが神戸にやってきました。アドレリアンのご家族です。「1日観光をしたいので、どこか良いところはない?」と聞かれたので、夫にスケジュールを立ててもらい(アリガト!)、暇な私もご一緒することにしました。

レンタカーで移動するとおっしゃったので、午前中は六甲山の上のオルゴール・ミュージアム「ホール・オブ・ホールズ六甲」 へ行きました。オルゴールをはじめ、自動演奏の楽器やストリートオルガンなどを聞かせてくれるコンサート(15分~20分)を3回聞きました。今回のコンサートでは「エクリバン(『書く人』という意味)」というピエロが手紙を描く人形も見ることができました。夜、手紙を書きながらウトウトしてしまうピエロ。手元のランプの灯が消えそうに(本物の火です!)なります。ふと目が覚めたピエロは、ランプの灯を大きくして、また手紙を書き始めます。・・・それが全部ぜんまい仕掛けで動くようになっています。とても美しかったですよぉ~。

お昼はちょっと贅沢をして「オーベルジュド コム・シノワROKKO」 のランチ!ログハウス風のお店で、見た目も楽しく、すごくおいしいランチをいただきました。


左の写真、サラダのお皿のふちに乗ってるのは、テントウムシの形に細工されたプチトマトです。テントウムシの星はオリーブかな。
次のは、カブトムシ、カタツムリ、カエルのパイ。


カエルはアジサイの葉っぱに乗ってました。全部食べました!





これは、ウズラの蒸し焼き。ウズラの肉にご飯を詰めたものを塩のパイで包んで焼いてあります。まずは、こんなふうに見せてもらいました。かわいぃ~!と大騒ぎで記念撮影をしたら、「では、盛り付けてきます」と一度キッチンへ行ってしまいました。


左上に鳥の顔の部分が盛り付けられています。中央手前にあるのが、中に入っていたウズラのお肉で、ウズラの卵が乗っています。鳥の顔は、塩のパイなので食べられませんでした。残念!

お腹も目も大満足しました。こんなに素敵なお店が六甲にあるなんて知りませんでした。ランチとしては、ちょっと高いかなと思うけれど、でも、「これは値段だけのことはあるよね~」と思ったのでした。

涼しい六甲山を後にして、神戸の街へ降りてきました。そして、「フーケ庵」 でおいしいデザートを食べ、その後「神戸市立須磨海浜水族園」 へ行きました。ここでは、真っ暗な中で懐中電灯を片手に水槽を見て回るという、得難い体験をすることができました。久しぶりの水族館、楽しかったなぁ。カエル大好きな私にとっては、ヤドクガエルが背中にオタマジャクシを乗せているのを見られたのも大収穫でした♪

夕食は夫も合流して、三田牛のすき焼きをいただきました。素敵なTさんたちご家族と欲張りな神戸観光ができて楽しい一日となりました。ありがとうございました。












8月
楽笑会@自宅

引っ越しを機に楽笑会も自宅に引っ越しました。
それまでは、ずっとアドラーギルドをお借りしていました。本当に長い間(20年以上です!!)お世話になり、ありがとうございました。<m(__)m> 感謝しています。

私の家は、40年近く前に建ちました。まぁ~~~古いですが、少しは広いです。母も快くOKしてくれたので、自宅を使うことにしました。

何回かやってみて思うのは、私自身がリラックスしているということです。慣れ親しんだアドラーギルドではありましたが、やっぱり緊張していたのでしょうか。(自覚はありませんでしたが (^_-)-☆ )来てくださるメンバーさんたちも、とてもくつろいだ感じがすると、おっしゃってくださいます。

うちに来るには、電車の駅からバスに乗らないといけないので、来ていただく時間に幅を持たせました。熊野の「パフの会」の真似をして、最初は「おしゃべりタイム」とし、井戸端会議風のおしゃべりをすることにしました。それもまた、くつろいだムードを盛り上げるのによいのかもしれません。

さらに、皆さんにお願いしておやつを持ってきてもらうことにしたので、なんだか、たいてい「わぁ~、おいしそう~~!」から話が始まります。

これらは、みんな「場の力」となっているんだなぁと改めて思いました。そんな雰囲気を楽しみながら、自宅での楽笑会、面白おかしく続けていこうと思っています。












7月
家族会議

実家への本格的な引越しは3月でしたが、去年の11月下旬から、実家に仮住まいをしていました。その間は、緊急事態だったので、家事など家の中のことについては、その時々でできる者がすることにしていました。とはいうものの、母は精神的にも肉体的にも疲れていましたので、ほとんどの家事を私が引き受けてやっていました。

ところが、1ヶ月、2ヶ月と経つうちに、私の方が少しくたびれてきました。これくらいはしてくれるかな?と期待してはガッカリし、そのうち、なんだか腹が立ってくるようになってきました。「なんで、こんなこともしてくれへんの!」というわけです。(イカン、イカン)

そこで、
「パセージ」の登場!「家族会議」のページです。テキスト通りに、家族会議の日時と議題を予告しました。主な議題は「家事の分担」と「家計の分担」です。3月末のある日の夕食後、「一緒に暮らしますが、よろしくお願いします」の挨拶のあと、ひとつひとつ決めていきました。終わった時、母が「こんなんしたん、初めてやわ」と言うので、「私らも初めてやねん」と言って笑い合いました。母も面白がって参加してくれたのでほっとしました。

会議の結果、私自身が一番しんどいと感じていた晩ご飯の支度は、母と夫に週に1回ずつ担当してもらうことにしました。当番を決めたことで、私自身の負担感がうんと減りました。不思議なものですね。

そして、「とりあえず3ヶ月間これでやってみて、また3ヵ月後に会議をします」と言って、第1回家族会議は無事に終わりました。
「パセージ」に感謝!\(^o^)/(「パセージ」は一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの商標です。)












6月
引越し

父が亡くなった後、みんなで相談して、夫と共に母の家(つまり、私の実家)へ引越すことを決めました。年が明けて、少し落ち着いてから、引越しの準備を始めました。まずは、実家にある荷物を整理をしないと私たちが暮らす場所がありません。最初に、父が着ていた(あるいは、もう着なくなっていた)洋服を古着屋さんに持って行くところから始めました。(母の衣類もいっぱいでした)

昭和一桁生まれの両親は、物を捨てることが苦手です。例えば、洋服が増えてきてタンスに入らなくなった時に考えるのは、古い洋服を処分することではなくて、入れ物(タンス)を買うことだったようです。一時は5人で住んでいた家ですから、幸いなことに(というか、不幸なことに?)タンスを置く場所はあったんですね。で、新しくタンスを買い、それにも入らなくなったら簡易タンスを買い、それもいっぱいになったら、次には洋服掛けを購入する、・・・というわけで、どんどん衣類&入れ物が増えていったようです。衣類だけでなく、他の物も同じように増えていきました。

衣類の整理の次は、満杯の押入れ、台所の収納場所、食器類などなど、毎日少しずつ整理していきました。最後に整理した食器は、うちにあったものも合わせて、次の4つに分けました。 1)普段使う食器、2)弟たち家族が来た時に使う食器、3)お客さんが少し多く集まった時の食器、4)使わないけれど置いておきたい思い出の食器。そして、それ以外のものはすべて処分しました。「まだ、これ、何かの時に使えるけどなぁ」と言う母に、「“何かの時”なんか、来(け)ぇへんよ(来ないよ)」と何度も言い(冷たい娘です <m(__)m> )、そして、「もし、必要になったら、その時にまた買(こ)うたらいいから」と言いながら、時には目をつぶって捨てました。そして、食器棚には、1)の普段使う食器だけを入れました。こんなに少なくていいの?という量です。でもね、それでちゃんと暮らせるんです。(^_-)-☆

3月半ば、ネコさんマークの引越し屋さんにお願いして、夫婦で移ってきました。背の高いお兄さんが2人来てくださって、あっという間に荷物を運び出して、そして、あっという間に、しかもとても丁寧に荷物を入れてくださいました。これぞ、プロ!って感じで、本当に惚れ惚れするような仕事振りでした。

そして、いよいよ私の母と、夫と、私の3人暮らしが始まることになりました。