楽笑会の様子のページ
平日版・楽笑会の様子をお伝えしています。
例会で出されたお話や
皆さんから寄せられた感想などを載せています。


  ようこそ 
 楽 笑 会
 


楽笑会 2024年


1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月







12月の楽笑会

12月の楽笑会には3人のメンバーさんが来てくださいました。それぞれ近況など伺いました。お孫ちゃんきょうだいが少しもめているのを横で見ているおばあちゃんのモヤモヤとか、話しかけてきたのに「ちょっと待って」と断ったら自分の部屋に行ってしまった子どもの姿にザワザワとか、クラスの中で浮いてるように見える子どもに感じるソワソワとか、・・・大したことではないけれど、ちょっと気になるお話をしてくださいました。

そこで、皆さんにご紹介したのがEOLECT(エオレクト)の新しいテキストver.2.0の引用文でした。

私たちはEOLECTのコースの中でエピソードシートというものを書きます。「相手がしたこと言ったこと」と「私がしたこと言ったこと」を記入してから、そのやり取りをしている間に自分が考えたことや感じたことを書いていく、というものです。

この時に私たちが記入する「相手がしたこと言ったこと」は、

>実際に起きていることのうちのあなたが選択した出来事です。(EOLECTテキストp.20より引用)

とテキストは言います。つまり、

>子どもの全ての行動のうち、あなたの関心で切り取った「私がみたこと・きいたこと」であるとも言えます。それは、あなたらしい選択です。(EOLECTテキストp.20より引用)

ということなのです。

例えば、少しもめているきょうだいの場合、どちらか一方が無理を通しているように見えたり、もう一方がすごく我慢しているように見えたりすることがあります。おばあちゃんの立場では、どちらか片方に肩入れしたくなることもあるでしょう。ですが、上の子には上の子の選択があり、下の子には下の子の選択があります。それは(テキストに依ると)それぞれ「上の子らしい選択」であり「下の子らしい選択」なのですね。その子なりにいろいろ感じて考えた結果として、最善の選択をしたのだろうと思えます。

また、親に断られて自分の部屋に行ってしまった子どもも「その子らしい選択」をして部屋に行ったのだろうし、クラスの中で浮いているようにみえる子どもも「その子らしい選択」をして、そのように振る舞っているのでしょう。

そう考えてみると、まずはその「選択」を大切にしたいという気持ちになります。そして、その「選択」の中に「その子らしさ」を感じられれば、その行動の中に「なかま」&「できる」をみつけることが容易になるのかもしれません。「なかま」&「できる」がみつかった後で、なお本人が困っているようなら、私たちが手助けできるのかもしれませんね。

さて、皆さんの中で、EOLECTのコースを受けた方には、新しいEOLECTのテキスト(ver.2.0)をお送りすることができます。ご希望の方はメールで北風までお知らせくださいませね。

例会の最後に、あるメンバーさんから学校の先生との懇談があるんだけれど・・・と相談がありました。

それに対しては、元学校の先生だったメンバーさんからとても貴重で役に立つアドバイスを頂きました。いつも親の立場から考えてしまいがちな私ですが、先生が一番大切に思っていること(学習のことですね)について、親としての希望をきちんと話すのがいいよ、とのことでした。その後、懇談の様子を知らせてくださったメンバーさん。うまく話ができて先生も理解してくださったそうで、本当に良かったと思いました。

次回の楽笑会は1月7日(火)です。
ちょっと早いですが、私の都合です。(ごめんね)
火曜日なのでお間違えのないようお願いします。
(以降の予定は、2月10日(月)、3月10日(月)です)

また、伊丹市バスご利用の方は、佐々原経由山田行きの路線が廃止されました。バスの便数も減っています。塚口駅からバス停2から乗っていただいて「ラスタホール前」で降りるという方法もあります。分からない時は北風まで問い合わせてください。

今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
1月7日(火)にお会いしましょう!!



感想


 沢山の学びと気付きがモリモリの時間ありがとうございました。楽笑会の帰り道、いつも心がふんわりしてありがたいです。

どこを切り取り、意味づけるか、どんなメガネで世界を見るか。
思春期に向かう間の子どもの立場からの想い。寂しさ。辛さ…。考えた事がなかった事に気付かされドキッとしました。
お孫さんに寄り添われながら、スモールステップで手を離されている過程のお話。お相手の職務としての想いには敬意をお伝えしつつ、こちらの意向もキッパリお伝えする方法。どれも、素敵なお手本として、とても勉強になりました。
 
きっと今までの子育て、沢山たくさん、思わぬところで子ども達を、傷つけてしまった事はあったと思うし、その時にはもう戻れないけれど、、、。今のこの時から、意識して子どもの心に寄り添って確認をとっていきながら、その時々の楽しい思い出を一緒に紡いでいけたら良いなぁ〜と思いました。そんな思いで過ごしながら、ゆ〜っくり様子を見ていると、家族みんな、それぞれが楽しそうに好きな事をして、ご機嫌でホワホワしてます。もうそれだけで、わたしは十分幸せ。

同じ景色でも
 「自分が見たい、生きたい世界はどんな世界?」
 事あるごとに、自分の心に聞いて、意識して心のチャンネル調整をしていきたいです。自分をいじめる事から卒業していきたいです。

楽笑会へ参加させていただくと、その後の自分が心穏やかになれていて、心スッキリ整わせていただいています。ありがとうございました。(大阪:Yちゃん)













11月の楽笑会


11月の楽笑会の様子です。今月は2人参加してくださったのですが、お一人のメンバーさんがお子さんと一緒に来てくださいました。メンバーさんが来てくださるのは勿論のことですが、ご家族を連れて来てくださるのもとても嬉しいものです。にこにこと参加してくださってありがとうございました。

私ともう一人のメンバーさんは、そのお子さんのお祖母ちゃん世代です。今の若い人たちが(と一般化してはいけませんが)どんなことに関心があるのか、どんな風に感じたり考えたりするものなのか、興味津々でいろんなことを尋ねました。

音楽系の部活を頑張っているという話をしてくれました。とても楽しそうで、充実していることが伝わってきました。また、メイクにも興味があるという話も聞きました。自分のお小遣いの範囲内で、オシャレを楽しんでいるそうです。今はYouTubeなどでメイクの仕方や化粧品の知識などを簡単に得ることができますから、お母さんよりよく知っているようでした。

メンバーさんが「もし、おばあちゃんが化粧品をプレゼントすると言ってくれて、値段は問わないと言ったら、どうする?」と質問した時のことでした。お子さんが教えてくれたのは、ひとつの化粧品だけ高価なものを使ったとしても、それ以外のものとバランスが取れなくなる、ということでした。だから、普段自分が使っているものとそう(値段の)変わらないものを買ってもらうかなー、とのことでした。なるほどなぁ、そういうものなんですね。(心の中で「えらい!!」と叫んでいたのは私だけでしょうか)

化粧には全く興味のなかった私です。お金もかかるし(昔は化粧品は高価なものでした)、面倒だし、それに私の唇は紅を付けるとすぐにばきばきになってしまったし・・・。そういえば、思い出したことがあります。学生時代に友だちと一緒に化粧品売り場で声をかけられて、お化粧をしてもらったことがありました。できあがった顔はまるで狸みたいで、とてもがっかりしたものでした(笑)。

そんな私でもこのお子さんの話は興味深く聞くことができました。しっかりと自分なりの意見を持っていて、無理せずに楽しんでいることが伝わってきたからです。

メンバーさんの話によると、お子さんは、居心地よく過ごせた、と言ってくださったそうです。中学生になると、大人の中に入って話に加わることができるんですね。是非また一緒に来てくださると嬉しいです。

他に話したのは「日記」のことでした。メンバーさんが日記、というか行動の記録をつけているというお話です。仕事を引退して家にずっといるようになると、一日が終わった時に「今日は何にもしなかったなー」と思うことがあります。私もあります。

でも、良く考えてみると、ご飯を作ったり掃除をしたり洗濯をしたり買い物に行ったり、いろいろやっています。例えば、買い物に行くにも、その日によって店を変えたり、買うものが違ったり、あれを買うつもりだったけど高いからやめて別のものにしたり・・・、「毎日違ってるのよねー」とメンバーさんはおっしゃいます。

そういう行動だけを書く日記をつけていると、結構いろいろなことをしていることに気づくし、その行動をした時に考えたことや感じたことを想い出して「おもしろい」と。

そう言えば、昔、野田先生が「ジャーナルを書きなさい」とおっしゃっていたことがあります。何だか面倒だったので、私は書こうとしなかったのですが(笑)、それにも、このメンバーさんがおっしゃるのと同じような意味があったのかな、と今ごろになって思う私です。

実は今年1年は読んだ本の記録を書いていました。去年のクリスマスに友だちがプレゼントしてくれた美しいカレンダーブックに、さて、何を書こうかと考えて、その日に読んだ本のタイトルと著者名、あとは気に入った登場人物の名前くらいを記入していました。あと1ヶ月は続けてみて、さて来年はまた違う記録を付けるのもおもしろいかもしれないと思ったことでした。














10月の楽笑会

カレンダーが残り2枚になろうとしています。時が過ぎるのは早いものですねぇ~。

さて、10月の楽笑会では、いつも来てくださる3人のメンバーさん達に加えて、すっごく久しぶり(2年以上ぶり!)に参加くださったメンバーさんとおしゃべりしました。

こういう「何年ぶり!」というご参加も、とても嬉しいです。楽笑会のことを忘れずにいてくださるだけで、長い間やってきて良かったなと思えます。ありがとうございます。

あるメンバーさんが、お母さまが入院したというお話をしてくださいました。病院に行くほかは何もできないとおっしゃいます。すると、別のメンバーさんが素敵なお話をしてくださいました。ちょうどこのお母さまと同じような年ごろのメンバーさんです。

もし、自分が入院したとしたら、ベッドの上でどう思うだろうか?・・・きっと、夫や子どもや孫たちが、彼らなりに、彼ららしく笑顔で暮らしていてほしいと思うかな、とおっしゃるのです。

そうかぁ~。子どものいない私には思いも及ばなかったのですが、親の立場から子どもや孫に望むのは、いつも彼らの幸せな暮らしだったり、彼らの笑顔だったりするんですね。そのお話を聞いて、私も想像してみました。もし自分が入院して動けなくなって(ひょっとしたら意識がないこともあるかもしれない)、その時、夫が次のような話をしてくれると嬉しいだろうと思いました。例えば、いつものように暮らしてるよ、おもしろい映画を見たよ、きれいな花を見にいったよ、おいしいご飯を食べに行ったよ、・・・と。私のことを心配して、つらい思いをして、食事も喉を通らないーーなんていうことは、望まないだろうと思いました。

今、私の義母(はは)も入院しています。意識は微かにありますが、ひょっとしたら、私の顔も分からないかもしれません。体もしんどいだろうなと思います。けれど、義母(はは)のことだから、きっと子ども達のこと、孫やひ孫たちのことを想ってくれているだろうと想像できます。

病気でいるお母さまに対して何もできないと言うメンバーさんも、お見舞いに行った時に、ご自身やお子さん達の元気な様子をお話されると、お母さまも安心されるかなと、私の勝手な思いですが、そんなことを考えていました。一日も早い回復を祈っています。

また、別のメンバーさんがお話くださったのは、お習字のことでした。何年ぶりかでお習字を再開したメンバーさん。ステキな字を書かれます。筆を使いこなせない私からすれば、本当に美しい字を書かれるのでうらやましい限りなのですが・・・。

今習っている先生がおっしゃることが良く分からない、おっしゃるようになかなかできない、・・・と大好きなはずのお習字がちょっとつらいとおっしゃいます。

お話を聞いていて私は思いました。それって、長い間お習字をずっと練習してきて、先生のお手本通りに書けるまですごい努力をしてきて、その基礎(ベース)があるからこそのつらさなんじゃないのかな?と。

昔習った先生と今の先生のおっしゃることが違うと、そりゃあ混乱しますよね。それでも、先生のおっしゃることを理解したい、そのようにできるようになりたい、うまく書きたい、という強い気持ちがあるから、つらくなるんですね。メンバーさんの強い想いに感動した私です。

振り返って、私自身は、何をやってもそんなに一生懸命に努力してこなかったので、どれもこれも中途半端だなーと思います。ま、それでもいろいろなことに興味を持って、あれこれ手を出してきました。ある程度やっったら、もういいかと思うことも多かったです。ここまで生きてきて、何も窮めはしなかったけれど、結構楽しくやれてるのでOKにしようと思ったことでした。

さらに、他のメンバーさん達から近況なども伺い、楽しい時間を過ごす事ができました。


感想

 
今日も色々と、ありがとうございました〜♪

 久々の楽笑会、やっぱり帰り道から心がホカホカ。いつ参加させてもらってもほっこりできる、みんなの居場所をありがとうございます(^_^)
今日も、沢山の勇気づけ、本当にありがとうございました(^_^)  とても心が落ち着いています。

それから、
 夫さんの手作りお財布👛細やかなご配慮が凄く素敵で✨職人さんのお人柄が滲み出る素敵な作品。大切にじゃんじゃん使わせていただきますね♪ こんなの欲しかったが詰まってウキウキします!とってもとっても嬉しいです♪
ありがとうございます♪

傘もありがとうございました(^^)
雨がよく降っていたので、とても助かりました♪ありがとうございます(^_^)
また、傘を相棒に、楽笑会へお邪魔させていただきますね💛
 ほんとにありがとうございましたー❤️(^o^)(大阪:Yちゃん)


 先日はありがとうございました。

メンバーさんの話を聴いていつの間にか自分に置き換えて考えていました。
元気だったお母さんが入院されたお話は「明日は我が身」と思って聞かせてもらいました。自分が入院して動けなくなっても、娘たちに何かしてあげられることはないか?と考えてるのだろう(そうでありたい)と想像しました。

7月の楽笑会で夕食の手伝いをしない夫の不満を話したのですが、夕食の段取りは「自分の頭の中にしかない計画」ということに気づきました。
計画をオープンにするのは美しくない(と私が思う)ので自分の頭の中に置いとくことにして手伝ってほしいことはちゃんと具体的に頼むことにしました。これで解決です!(大阪:Mさん)













9月の楽笑会

9月の楽笑会にはメンバーさんがお一人来てくださいました。ありがとー、嬉しかったー!

ちょうど前日に「近畿地方会」が開催されて、私は参加してきたばかりだったので、その話をたくさんさせてもらいました。(余りに素敵な地方会だったので、誰かに聞いてもらいたかったんですよね~!)

地方会の午前中は「居場所」についてのシンポジウムでした。タイトルは「『なかま』と『できる』って居場所につながるんやろうか?」です。3人のシンポジストの方々がそれぞれの「居場所」についてお話してくださいました。

とても印象に残ったのは、ご自身で「居場所」を作りながら(シェアハウスやカフェなど)、一番居場所(=「なかま」)を感じてらっしゃったのは、ご自身だろうなぁ~ということでした。それと、どの方も、それはそれは楽しそうにお話してくださったことも印象深かったです。きっと、人には言えないご苦労もあるだろうし、大変な思いもしてらっしゃるだろうと思えることでも、「楽しいんですぅ~」とニコニコしながらおっしゃっていました。それも3人が3人とも!!

そこにはしっかりと居場所があるんだな、そして周りの方々の居場所になっているんだなと思えて、私も嬉しい気持ちになりました。

午後からは、グループに分かれてのワークでした。タイトルは「ワーク あどら~心喜劇 ーサイコーなドラマ作らへんか?ー」です。

とにもかくにも楽しかったー!
グループのお一人のメンバーさんのエピソードを聞きます。なるべくその場面をリアルに再現します。ひとつのドラマができあがったら、「ささやき太郎」の登場です。エピソードを出してくださったメンバーさんの応援団のような役割です。セリフはひとつだけ、「なかまとできる」です。

メンバーさんの後ろからこっそりささやくのも良し、前に回って野球の応援バットを振りながら叫ぶのも良し、天使になってくるくると周りを跳び(飛び?)ながら話しかけるのも良し、・・・皆さんいろいろ工夫しながら「なかま」&「できる」の応援をしました。これでふたつ目のドラマが完成しました。

実は、この時点で既にメンバーさんの身体から力が抜けているのですが、さて、もうひと押し。今度はグループのメンバーさん達全員で、ドラマの登場人物それぞれの「なかま」&「できる」を具体的に挙げていきます。その頃には、エピソードを出してくださったメンバーさん自身からステキな代替案も出されていました。そうして最後のドラマを演じてみます。すると、本当に、サイコドラマならぬサイコーなドラマができあがりました。会場は笑いで大盛り上がり!楽しい楽しいワークになりました。

そんな話を聴いてもらえて、私も大満足でした。ありがとうございます。

次にメンバーさんのお話を聴きました。中学生になったお子さんのお話です。学校には楽しく通い、部活の練習もおもしろくやっているそうです。本当は、それで十分なはずなのに・・・と言いながらも、やっぱり勉強のことが気になって、とおっしゃいます。そりゃあ、親ですもの、気にならないはずはありませんよね。

でも、お子さん本人は、そんなに気にしてないらしく、(親からすると)振るわなかった成績を見てもあっけらかんとしているのだそうです。(それはお子さんの「できる」ですね!)

昔、塾の講師をしていた私は、中学3年生の2学期になってから初めて塾に入ってきた生徒さんのことを思い出していました。勉強する習慣も余りなさそうだったし、そもそもどうやって勉強すればいいのかも余り分かってなさそうでした。

それでも、友だちと一緒に入塾してきた生徒さんは、そこからそれなりに勉強を始めました。自分の意思で、勉強しよう!と入ってきた塾でしたから、それなりに熱心に励みました。そして、無事高校に合格しました。入学してから、良い高校に合格した、と報告に来てくれたことでした。(嬉しかった!)

生徒さん達は、自身が勉強しようと思えるタイミングで勉強を始めるのが一番身に付くし、力が伸びることを、私は経験してきました。ですからきっと、メンバーさんのお子さんもタイミングさえくれば頑張れると思います。もう既に部活では、メチャ頑張れていることも分かっています。その力を信じればいいですよね。

そんな話をしているうちに、メンバーさんの不安も少しずつ減っていったようにみえました。

今月は私の方がたくさん話を聴いてもらいました。嬉しかったです。また、お子さんのことをとても心配しているお母さんの気持ちも、改めて胸に響きました。参加してくださってありがとうございました。














8月の楽笑会

8月の楽笑会、久しぶりのメンバーさんがお子さん(小学生)と一緒に来てくださいました。暑い中電車・バスを乗り継いでやってきてくださったお二人、本当にありがとうございました。

とても久しぶりお会いしたのでので近況を伺いました。お子さんも、とてもくつろいだ様子で、学校のお話や趣味のお話を楽しく聞かせてくださいました。

どうしたらいいか少し困っていることがあるとメンバーさんがおっしゃいます。お子さんのことだったのですが、楽笑会で話してもいいかどうか、事前に了解をとってくださったのだそうです。とても丁寧です! それに、了解してくれたことも嬉しいですね(^_-)-☆

お子さんが、○○しようと誘ってくることがあるのに、その日になると時間に間に合わなかったりして、メンバーさんからすると、約束を破られたとか、言い出したのは子どもの方なのに、とか思ってしまうとおっしゃいます。

お話を詳しく聞いているうちに、メンバーさんが普段からとても大切にしていること(価値観ですね)が伝わってきました。例えば、約束はきちんと守ってほしい、自分の言ったことには責任を持ってほしい、・・・などです。そう言えば、以前にもメンバーさんのこの価値観について伺ったことがあったなぁと思い出しました。

私たちは暮らしていく中で、みんなそれぞれに大切にしていることがあります。私たちは親として、それを子ども達に伝え、子ども達にも大切にしていってほしいと願います。なので、それと少し違うことを子どもがすると、モヤモヤしたりイライラしたりしてしまいます。

そんなモヤモヤやイライラをどうしたらいいんでしょう?ーーというのがメンバーさんのお話でした。・・・そういう時には、「なかま」と「できる」をみつけるのがお勧めです。

まずは、メンバーさんご自身の「なかま」&「できる」を探しました。たくさんみつかりました。だって、メンバーさんが大切にしているのは、「約束はきちんと守る」とか「言ったことには責任を持つ」とか、とても素敵な価値観ですものね。

具体的には、ご家族のために朝早く起きたり、食事の用意したり、また、体調がすぐれなくても頑張ることができたり、あるいは、今日はそれはできないと伝えることができたり、いつもきちんと暮らしておられます。メンバーさんが普段からとても頑張ってらっしゃる姿が自然に浮かびあがってきました。

次には、お子さんの「なかま」&「できる」です。

よくお話を聴いていると、お子さんも約束を全く忘れていたわけではなかったようでした。きっとそれに向けて準備をしていたのでしょう。ですが、朝早かったのでちょっと寝坊をしてしまったみたいです。

約束を覚えていたこと、約束に向けて準備をしていたこと、時間に遅れたのでまた今度にしようとお母さんが言った時に、文句を言わずにOKしたことなど、お母さんと同様、お子さんの中にも「なかま」&「できる」がたくさんあったことが分かりました。

お互いの「なかま」&「できる」をみつけていくうちに、メンバーさんの中のモヤモヤやイライラも少しは軽くなったようでした。今後、同じことがあった時には、きっと声のかけ方が変わることでしょう。

それから、お子さんも、とてもおもしろいお話をしてくれました。バスに乗るのが趣味で、市で用意されている夏休みの子どもパスを使って、あちこちの路線に乗っているのだそうです。バスの運転手さんの案内の仕方に違いがあることも教えてくれました。また、そろそろ廃車になるバスの珍しい座席の写真も見せてくれました。面白かったのは「アリ目線」の写真です。地面に置いたカメラから(アリの目線で)撮った写真です。いつもの視線から見るより、バスがうんと大きく見え、空も広く大きく見えて、とても面白かったです。(後日、お子さんも感想を送ってくださいました。内容は、ヒミツです (*^^)v )

長く楽笑会をしていると、こうやってお子さんが一緒に来てくれることがあります。小さい頃の様子を懐かしく思い出しながら、その成長ぶりに感動します。楽笑会をしていることの醍醐味のひとつでもあります。ありがとうございました。

次の楽笑会(午前中)は、
9月9日(月)
10月7日(月)
11月11日(月)
12月9日(月) です。

土曜日版(午後2時~5時)
9月21日(土)
10月26日(土)
11月30日(土)
12月21日(土) です。

皆さんのご参加をお待ちしています。


感想

 楽笑会に久々に参加しました。 夏休みだったので子ども(本人)も一緒に参加。

喋りにくかったような、この際私の気持ちを横で聞いてて欲しいような。私が話すことを邪魔するようなことは全くなく、ありがたかったです。

『明日は〇〇しようと思う』などと口に出すのに、忘れてる・やらない事に、私がイライラしてました。やりたい事があり周りに宣言するなら、しっかりやり遂げて欲しいと思ってました。やりたい事を私に伝えてくれるのは、嬉しいことだとも感じています。

やり取りを聴いていただき、こんなにも『できる』で、できている事があると意識していませんでした。驚きました。ハートマークの色も変わりましたー。

この日以降、子どもの『宣言』(ってキツイ表現と思うようになりました)の受けとめ方も変化、私のこだわりが薄くなった気がします。『できる』をもっと応援していこうと思います。 ありがとうございました!(大阪:Yちゃん)











7月の楽笑会

こんにちは。
酷暑が続いています。お元気でいらっしゃいますか。

7月の楽笑会には4人のメンバーさんが来てくださいました。久しぶりに足を運んでくださった方もいらっしゃったので、近況など伺いました。

その後、何かありませんか?とお尋ねしたところ、一人のメンバーさんがお話をしてくださいました。

メンバーさんご自身も夫さんも退職されて、悠々自適の暮らしをされています。仲の良いご夫婦のことや、子どもさんのご家族との楽しい話題をいつも出してくださるメンバーさんです。

週に何回かお子さん達(もちろんお孫さん達も!)と夕食を一緒に食べるのだそうです。その時に、夫さんが手伝ってくれなくなってきた・・・とのお話です。

私がお話を聞きながら思っていたことがあります。

私の夫は、いろいろ段取りを考えてくれて、いつも先々のことに気を配りながら暮らしています。すごくありがたいことでとても感謝していますが、時々夫の頭の中にある「段取り」が分からなくてウロウロしてしまうことがあるのです。夫は自分の頭の中で考えた「段取り」を、私も当然分かっているものだと思い込んで動くことがあります。特に難しいのは、”○○があって□□があれば、当然**と考えるはずだ!”と夫が思っている場合です。それは夫の当然であって、私の当然でない場合があり、「なんで分かれへんねん!」と叱られても、分からないものは分からないです。

そこまで考えられないよと抗議してみたり、そんなの聞いてないよ!とプンプンしてみたり、「段取り」の変更は口に出してほしいとお願いしてみたり、私も工夫はするのですけれどねぇ~。

そんなふうに自分のことを思い出しているうちに、ひょっとしたらメンバーさんの夫さんもそうじゃないかしら?と思えてきました。

仲良しご夫婦のことですから、きっと夫さんも手伝いたい気持ちはたくさんお持ちだろうと想像します。そんな夫さんが手伝ってくれない、というのは、多分何をどう手伝えばいいのか分からないんじゃないかな~? つまり、夕食の「段取り」を主に担っているメンバーさんの頭の中にあることが、夫さんは分からなくて具体的な行動にならない、それがメンバーさんからすると、手伝ってくれないように見える、ということです。

メンバーさんは、そうかもしれないなーとおっしゃいました。また、頼んだことは快く引き受けてくださったり、お孫さんのことは自ら動いてくださったりしていることも思い出されました。

長く夫婦をやっていると(笑)、同じことを同じように考えているに違いない、と思い込んでしまうことが時にあります。それでもやっぱり言葉で伝えることはとても大切なことなんですね。改めて、私自身のことを振り返って思ったことでした。

お知らせを3つ。
1)9月8日(日) 近畿地方会があります。
  詳しくはこちらをご覧ください。
2)10月6日(日) 萩昌子さんのオープンカウンセリングがあります。
  問合せ&申込みは北風まで。
3)9月14日(土)から EOLECTのコースをします。
  問合せ&申込みは北風まで。

皆さんの是非ご参加くださいませ。

次回の楽笑会は、
8月5日(月)来週の月曜日です!
9月9日(月)
10月7日(月)
11月11日(月)
12月9日(月) です。

土曜日版は
8月24日(土)
9月21日(土)
10月26日(土) です。

皆さんのご参加をお待ちしています。











6月の楽笑会

梅雨の中休み。猛烈に暑いですね。いかがお過ごしでしょうか。

6月の楽笑会にご参加くださったのは、いつものお二人でした。とても楽しくて嬉しくて話に花が咲きました。

例えば、お子さんが学校に行かない選択をした時とか、全く勉強をしている様子が見えない時とか、就職しようとせずにじっと家に居る時とか、・・・。親は不安になります。確かに不安です。この子、いったいどうなるんだろう?と思います。

ですが、ちょっと立ち止まってみます。

学校に行っていない間、勉強をしていない間、家にじっといる間、お子さん達はどんなことを考えているんでしょう?何をしているんでしょう? またどれだけ成長しているんでしょう?

例えば、学校に行きたくなくて家に居る子どもがいたとします。彼/彼女は、心と体を休めて、それから、たっぷりある時間にいろいろなことを考えることができます。また、学校では知りえない情報に繋がることもあります。学校で勉強していては行けない場所にも行くことができます。学校で出会えない人たちに出会うこともできます。学校では習わないことを学ぶチャンスもあるでしょう。そんな中で、ゆっくりじっくり考えて、学校で学ぶこととは違う何かを得ていくはず
です。それも沢山たくさん得ていくはずです。

そんなふうに考えていくと、子どもはどんな環境でもさまざまなことを吸収して成長していくんだなー、周りの人々から、物事から、学んでいくんだなーと気づきます。そして、それがたまに目に見える形で親に示されて感動するのですね。

卒業する時に先生やクラスメイト達に「ありがとう」と言えること、家族に的確なアドバイスができること、・・・そんなメンバーさん達のご家族のお話を聞かせてもらって、これから先もきっと今まで以上に成長していくだろう、そんな姿が想像できて嬉しくなった私でした。

そして、メンバーさん達ご自身も、いろいろなことに挑戦しているお話も聞かせてもらいました。そういうお話を聞くだけで元気がもらえます。私も何か始めたいと思ったことでした。ありがとうございました。

そうそう、今年初めてプチトマトを植えてみました。といっても、苗を植えて世話をしているのは夫ですが(笑)。先日、初収穫をしました。ちっちゃなトマト2つ。夫と半分コして食べました。甘くておいしかったです。これはアイコという品種ですが、アイコと純アマと2種類、4株を植えています。これから、次々と赤くなってくるでしょう。楽しみです。

これからの楽笑会は、
7月8日(月)
8月5日(月)第一月曜日です!
9月9日(月)
10月7日(月)第一月曜日です!

10時~開けてます。
皆さんのご参加を心からお待ちしています。











5月の楽笑会


5月の楽笑会にはお二人のメンバーさんが来てくださって、素敵なすてきなお話を聞かせてもらいました。

メチャ行動力のあるMちゃんとお習字が得意なYちゃんのお話です。

MちゃんがYちゃんを「マルシェ」に誘いました。そこでは、地元の農家さんが作った野菜や手作りの小物などを売ったりする小さなお店が出ます。そこで、Yちゃんにお習字の体験ブースをしてほしいとのお誘いでした。

私たち(Mちゃんと北風)は、前々からYちゃんに、お習字サークルみたいなのを作ってよ~とお願いをしていました。それがきっとみんなの癒しの場所になるんじゃないかなとの期待を込めて!・・・です。

その第一歩というか、お試しというか、そんな場所になるかもしれないとのお誘いでした。

そこで、Yちゃんは筆や墨や半紙などを用意して、お習字体験ブースに臨みました。何人かの方が体験に来てくれたり、またYちゃんの作品を手に取ったりしてくれたそうです。Mちゃんはご自分の得意な津軽三味線を時々弾いてみたり、子どもさん達に三味線を弾く体験をしてもらったりしたのだそうです。

その時の様子を、口々に聞かせてくれました。また、その時の写真や動画も見せてくれました。そのお二人の様子、口調、表情がキラキラと楽しそうで、私まで楽しく嬉しくなりました。

こんなふうに、人と人が繋がって、ひとつの場所で楽しい雰囲気を作ってステキな時間を過ごせることは、本当に素敵なことだと思います。きっと誰一人欠けても同じ雰囲気はできなかったんだろうなと思います。みんなが自分の「得意」や「好き」を持ち寄って、それらに興味のある人たちが集う・・・いいですねぇ~。

コロナが流行している間は、人との距離がとても広がってしまいました。近くに座っても、間に透明の衝立が立てられていました。大きな声でしゃべること、一緒に歌うこともしないようにと言われました。・・・そんな3年余りがあって、私たちは人と顔を合わせて集うことの大切さを実感しました。

楽笑会のメンバーさん達がこうやって繋がりを広げていってくれることが本当に嬉しいです。

それから、Yちゃんが「得意」を使って、勇気づけの書を書いてくれました。「印も押してねー」と強引にお願いしました!(^^)! 素敵でしょ~。

次の楽笑会は6月3日(月)です。一週目なのでお間違えなくね。
皆さんのご参加をお待ちしています。









感想

 今日も楽しくてあっという間の時間をありがとうございました♪
かぜさんと夫さん、お二人の様に豊かでゆったりと丁寧に、趣味を活かして日々を楽しめる生活、とても素敵ですね!
 私も、そんな風なこれからを過ごせる様に、楽しみたいなぁ〜って、ホッコリさせていただきました。
 穏やかな時間、ありがとうございました!
 自分の好きな事や楽しいと思える趣味を活かして、周りの人たちに貢献できて、それを楽しめる生活、豊かで、本当に素晴らしいですよね!!
 そんな生活ができる様になりたいなぁーって夢が広がりました。
 Mちゃんの夫さんのお話、これぞ!今までの出来事、全て必然の事なんだなぁ〜って、、一つが欠けても無いお話、、。きっときっと、、未来が明るい方向へと進んで行くに違いない!って感じて、鳥肌物で感動しました!!
 
毎回、楽笑会から帰る時には、「なかま」も、「できる」も、安心も、沢山いただき、身軽になっています。ご機嫌で足取りもステップを踏む勢いです。
 本当に楽しい時間、ありがとうございます♪
 
手先が器用な夫さんの、数々の革細工!本当に素敵!!
 ブックカバーも、快く引き受けていただき、嬉しいです!(大阪:Yちゃん)











4月の楽笑会

楽笑会の皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

4月の楽笑会にはお二人の方が来てくださいました。ありがとう。

先月ケガをしたというメンバーさん。今月は元気に参加してくださって、ほっとしました。いっぱいお話をしてくださいました。ケガをした翌日にあったお子さんの卒業式。ケガの痛みがあったものの出席できたのだそうです。そのあとで担任の先生から素敵な話を聞いた、と紹介してくれました。

お子さんは、学校になかなか行けず、苦しい学校生活を送っていたのですが、卒業式には参加して、最後に教室でクラスの友だちの前に立って挨拶をし、感謝の気持ちを伝えたのだそうです。

聞きながら私は、とても感動していました。先生や友達にきちんと挨拶して卒業するなんて、なかなかできることではありません。お子さんの中には確かに「なかま」ーー同じクラスの友だちに対する「なかま」、担任の先生に対する「なかま」があったんですね。学校に対する「なかま」もあったんでしょう。だからこそ、みんなに挨拶できた、ちゃんとけじめをつけることができた!その「できる」もすごいなと思いました。

お子さんが苦しんでいる間のお話を、時々メンバーさんから伺っていたので、お子さん自身の苦しさも、もちろんメンバーさん自身の苦しさや不安も知っていました。それだけに、立派に成長したお子さんがキラキラと眩しく、すてきだなぁーと思いました。

もう一人のメンバーさんも、3月から4月にかけて、ジェットコースターのような日々だったとおっしゃいました。お仕事がしんどかった夫さん。それでも、ご自身で決めてご自身でできることを精いっぱいにされているようでした。苦しそうな夫さんを見ているメンバーさんもしんどかっただろうなと思いました。ところが、素敵な上司の人に出会えたそうで、今は少しほっとしているところだとおっしゃいます。

仕事のしんどさは、やはり人間関係にあるんだなと改めて思いました。どんなに忙しくても人間関係が円滑なら、しんどさはあまり感じないかもしれません。逆に、そんなに忙しくなくても人間関係がうまくいっていないと、それはとてもしんどくてつらくなる可能性が大きいです。

メンバーさんの夫さんが上司の方と出会えたのも、ひょっとしたら夫さんの「できる」のひとつだったかもしれないな、と思いました。

苦しかったり悩んだりしている時に、手を差し伸べてくれる人が周りに現れることがあります。それは、もちろん助けようとしてくれる方たちの力ではあるのですが、この夫さんのように、手を差し伸べたいな、助けたいな、と思ってもらえる「できる」があるからこそ、助けてくれるんですね。つまり、夫さんはそれまでのお仕事の中で、沢山貢献していて、それを上司の方が知っていてくださったのでしょう。素敵な出会いだなぁと思いました。

そして!皆さんに報告です。
お習字が得意なメンバーさんがEOLECT(エオレクト)の「なかま」&「できる」、それから「勇気づけ」を説明するための文字(もちろん、筆で!)書いてくださることになりました。完成したら、皆さんにもお披露目します。楽しみにしていてください!

5月の楽笑会は、13日(月)です。
皆さんのご参加をお待ちしています。

感想



 先日、お会いできてとても嬉しかったです。ホッコリとても元気になりました♪いつもありがとうございますかぜさんからいただいた言葉の数々を、家族に伝えました。みんな、とても嬉しそうで、一日の疲れも吹き飛ぶような、誇らしげで照れながら明るい表情をしていました♪^ ^ 美味しいお菓子もありがとうございました。
  息子も、金沢のお土産を口に運びながら、「かぜさんは、丁寧なカウンセラーさんで信頼できる人だよね」金沢の方でお泊りされた理由も伝えると「さすが!できる人って、やっぱり考え方から行動まで、なんか一味違うよね」って。「尊敬やわ」って。「親を通してですが、僕はとても尊敬していますって、お母さん是非!かぜさんに伝えといてー。 ^ ^」って、言っていましたよ。 コレは是非お伝えしなければと思いました。
 不登校、ダブル受験、沢山のお役に当たり、(周りの人のお役に立てる時期)私自身も色々といっぱいいっぱいの時期でしたが、周りの人たちに支えられ、見守ってもらったり、力になってもらったり、話を聞いて頂いたり、寄り添い勇気づけてもらって乗り越えられた今があります。
 かぜさんからのメッセージ、確実に我が家の皆んなにとって、とても勇気づけられて今があること。とても感謝でいっぱいです!
  Mちゃんも、住む場所は離れていても、こうして出会える場所や機会があって、つながっていられる事、お互いに勇気づけ合いながら、今日からまた頑張ろう!って、元気になっていける事がとても嬉しくて。そう思える事、いつも心が温かくなる、なかまでいてもらえる事って、幸せな事だなぁと、しみじみ思いました
  ワークでは、自分が見逃してしまうような、「できる」「なかま」が見つかって、この「できる」「なかま」は、消える事のない物だと教えてもらえたのが、とても心に響きました。自分を信じられる気がして、嬉しかったです。毎回、深く勇気づけられるワークをありがとうございました。(大阪:Yちゃん)











3月の楽笑会

3月の楽笑会にはお二人のメンバーさんが来てくださいました。お一人は久しぶりのご参加です。ありがとうございます。

近況を伺いました。2人のお子さんはそれぞれ素敵な夢に向かって進んでいるのだそうです。お一人は海外に短期留学中、もうお一人はお気に入りのスポーツを頑張っているとのことでした。大好きなものが見つかったら、時間とか距離とかには関係なくまっしぐらにそこへと向かっていけるものなんですね。

もう一人のメンバーさんも、ご家族がそれぞれ前を向いて頑張っているお話をしてくださいました。学校や仕事でしんどいことがあっても、自分にできることがやれていて、また、リフレッシュする方法も持っているとのことでした。

そんな話を聞きながら考えていたのは居場所についてでした。どうやら最近の私のブームは「居場所」のようです。

メンバーさんの夫さんはお習字を習っていて、とてもお上手なんだそうです。先生からは、誰かに教えてもいいよ、とお墨付きをもらっているそうですが、まだそこまでは・・・と思ってらっしゃるとか。それでも、ご近所では夫さんに教えてもらいたいという方がちらほらと出ていると、メンバーさんはおっしゃいます。

今、夫さんは家庭と仕事以外の居場所としてお習字の練習に通ってらっしゃいます。それも、とても素敵なことだけれど、夫さんが自分の近くでそういうサークルを作れれば、ご近所さんの居場所にもなるし、夫さんの居場所にもなるかもしれないなー、などと私は思いました。

そんな話をすると、それはいいかも!とメンバーさんの目がキラリンと光りました。(というふうに私には見えました)このメンバーさんは、そういう居場所づくりが得意です。夫さんが一人でやるのはハードルが少し高いかもしれないけれど、メンバーさんがうまくサポートすれば背中を押せるかもしれません。「楽しそうなので考えてみますぅ~」と嬉しそうにおっしゃいました。

もう一人のメンバーさんにも居場所について伺いました。すると、小さなお子さんを持つお母さんたち(もちろん子連れ参加!)と一緒に、簡単にできるコーラス(歌の一部分でもハモって歌う)のサークルをされているとおっしゃいます。子育てをしていると、歌を歌う、ましてやハーモニーを付けて歌うことはなかなかできません。それでも、人と声を合わせて、心を合わせて歌うことが、とても気持ちいいことを私も知っています。そんなことができる時間が少しでもあれば、お母さん達もリフレッシュできるし、それが居場所になるなと思いました。素敵な試みですね。

アドラー心理学は「勇気づけ」が大切と言います。EOLECT(エオレクト)のテキストには、共同体感覚のある人の行動として、自分が好き/居場所がある/人を信じ任せる/人々の役に立つ/の4つが挙げられています(p.2)。今の私は「居場所がある」と感じられることで幸せも感じているんだなと改めて思いました。

次回の楽笑会も、皆さんのご参加を心からお待ちしています。











2月の楽笑会

初夏のような暖かさがあったと思ったら、急に寒さがぶり返すなど、変なお天気が続いています。皆さん体調はいかがでしょうか。

2月の楽笑会には3人のメンバーさんがいらしてくださいました。いろんな話題が出たのですが、印象に残ったことをお伝えします。

ひとつ目は、お習字の話です。2ヶ月前の楽笑会で筆で遊ぶのって楽しそう!という話をしました。筆文字はそれだけでも美しくて素敵ですが、例えば半紙に色を付けてから文字を書いたら楽しそうね、という提案でした。すると、持って来てくれたんですよー、色付きの半紙に文字を書いた素敵な作品を!

聞いてみると、半紙(半分の大きさ)を並べて、歯ブラシに絵の具をつけてピッピッと色を飛ばしたんだそうです。いくつかの色を飛ばして模様になった半紙に、素敵な言葉が筆で書いてありました。とても美しい文字です。書いている時のお話も伺いました。お子さんと一緒にできて楽しかった、自分も気分が上がった、・・・とおっしゃっていました。それに、一文字一文字、字の形だけでなく、文字間の空白のことも考えて、全体のバランスが取れるように書くんだ、と教えてもらいました。同じ文字でも、それぞれ微妙に違っています。それも意識してのことなんだそうです。・・うーん、奥が深いなぁ~、とみんなでその魅力に感じ入ったことでした。

ふたつ目は、お義母さまの誕生会をしたというお話です。お子さん達、お孫さん達、曾孫さん達、総勢17名が集まったんだそうです。メンバーさんのご家族はみんな仲が良くて、いつも和やかなステキな雰囲気のお話をしてくださいます。今回のお話を聴きながら、おばあちゃん/おじいちゃんの役割のようなことについて、私は考えていました。歳を取ると、少しずつできることが減っていきます。忘れっぽくなったり力が弱くなったりします(私もそうだなぁ~)。“何にもでけへんなー”と思うこともあるかもしれません。でも、たとえ何もできなくなったとしても、おばあちゃん/おじいちゃんが居るだけで、このメンバーさんのご家族のように、みんな「誕生会」に集まることができます。

私の義母(はは)は今入院していて、ほとんどベッドに寝ている状態なのですが、先週姪っ子と一緒にお見舞いに行きました。義母がいるお蔭で、私たちは姪っ子と会うことができました。もし、病院の許可が出るようになれば、姪っ子の子どもも一緒に行けるでしょう。“病院で寝ているだけなんて悲しい”と言う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。そこに居る(存在している)というだけで、そこに「なかま」&「できる」があるんですね。メンバーさんのお話を聞いて、そのことに改めて気づきました。ありがとう。

三つ目は、メンバーさんの夫さんが習っている書道の先生が「とても素敵な先生なんですぅ~」というお話です。それで、ひとつ目のお話をしてくださったメンバーさんに、その先生を是非紹介したい、とおっしゃいます。あぁ、それはとても素敵だなぁ、と私は思いました。なので、私も強くお勧めしました(ごめんね、圧が強くて・・・笑)。こんなふうに、メンバーさん同士のつながりだけじゃなく、メンバーさんの周りの人たち同士が繋がっていくことは、本当に嬉しいことだと思います。

最後に、EOLECT(エオレクト)のホームワークについてのお話です。EOLECTでは、レッスン毎にホームワークが出ます。レッスン2とレッスン3はエピソードシートを書きます。このシートは、「相手のしたこと言ったこと」と「私のしたこと言ったこと」を順に書いていって、そのあとで「私が考えたこと感じたこと」を書くようになっています。ここで、自分のことを客観的に観ることができます。相手のことも冷静に観られるようになります。そうして、最後に気づきや感想を書くのですが、これを書くだけで「完成するね」とメンバーさんのお一人がおっしゃいました。確かにそうです。

私がEOLECTを受講した時は、ファシリテーターさんのコメントが嬉しくて、ホームワークを書きました。それはそれで、良いことだと思います。ですが、自分で書いて自分で振り返って、自分の行動を見直すことができるとしたら、自力解決できて素敵です。

既にEOLECTを終了したメンバーさんも、「今でも時々エピソードシートを書いています」とおっしゃっていました。それで、自分の行動のクセを見つけたお話もしてくださいました。いやぁ、嬉しかったなぁ~。ありがとうございました。

次回も皆さんのご参加をお待ちしています。


感想

 先日は、本当に最高の癒しタイムありがとうございました😊パワーを沢山いただき、充電完了ー!! 毎回、少し軽くなって、前向きな舵を取れそうな、根拠のない自信を持って帰らせてもらっています。
 そんな居場所作りをされているのが、本当に素晴らしいなぁ〜と、思いながら、かぜさんに感謝です。ありがとうございます。ワークシートも、ありがとぅございます^ ^
 ふと、思ったのです!
人と繋がれているから、色々な感情が出てくるんだなぁ〜!それこそ、なかまやなぁ〜っ✨
色々な色のハート❤️塗れるのも、「できる」やなぁ〜今更ー!笑。
でも、しばらく忘れてました。
 このワークさせてもらうだけで、それが視覚的にもわかりやすく、勇気づけられますよね。コレを作られたかぜさん、素晴らしい〜(^^)
 先日「こんな先生と出会えたら、、」「こんなお祖母ちゃんだったら良いなぁ〜」って思える、あったかい良いお話や、あれだけの困難から更に開花されて、行動力で目の前の人生を切り拓かれている、明るいMちゃんの姿とパワー、沢山の勇気づけシャワー。
 そんな素敵な方たちと一緒に過ごさせてもらって、出会いって、ありがたいことだなぁと思いながら帰りました。
 私も負のエネルギーを撒き散らさない自分になりたいし、自然に、人を勇気づけられる人になりたいし、自分を整えて、自分を強く柔らかくしたいです。
 自分を整える大切さ!! 実感中ーです! ありがとうございます♪ (大阪:Yちゃん)


 先日はありがとうございました。
 YちゃんがS先生に書道を習うかも、、、の展開にワクワクしています^^
 Mさんのバレンタインのお話。 「ここから何を学べるか」という視点も勉強になりました。
 勇気付けのシートありがとうございます! 次回の茶話会に持っていきます。 たぶん、お話で時間が過ぎると思うけど、、、 時間があればやってみます^^
 時間が無くても 自分の中で、「なかま」や「できる」を見つけて コメントできたらいいなと思っています。
 来月もよろしくお願いします^^(兵庫:Mちゃん)













1月の楽笑会

新しい年が明けたとたんに災害のニュースが届き、動揺したり不安になったりした方もいらっしゃると思います。被害にあわれた方々が一日も早く日常を取り戻せるようにと願うばかりです。

さて、1月の楽笑会ですが、誰も来ないかな~と本を読んだりして待っていると、お一人のメンバーさんが来てくださいました!ありがとうございます。嬉しかったです(^^♪

ご家族の近況など伺いました。それぞれ少しずつ前に向かってできることを始めているようで、明るく「元気ですよ~」と笑顔で話してくださいました。子どもさんが今年小学校を卒業されるそうで、卒業式に着る洋服を一緒に買いに行ったんだそうです。試着している時の写真を見せてもらいました。とてもかわいらしくて、でもちょっぴり大人っぽい様子で、いいな~、うらやましいな~と思って私も思わず笑顔になりました。

そのあと話題はあっちへこっちへ行きました。そして、お話を聞きながら、また話をしながら、アドラー心理学を広めていくことの大切さについて考えていました。

私は30年以上前から、楽笑会をやっています。最初は、子育てプログラムを一緒に受けたメンバーさん達とこのまま離れたくない!という思いから、自助グループ(=楽笑会)を立ち上げました。それは、ひとえに自分のためだったと思います(我欲ですね 笑)。そのうち、大好きなアドラー心理学のことを、少しずつでも皆さんに知ってもらえるといいなと思うようになっていきました。

子育てプログラムを自分がやるようになってからも、受講してくださったメンバーさん達に、自助グループに参加してくださるようお誘いしてきました。あるいは、自助グループをやってみませんかとお勧めもしてきました。

今回楽笑会に来てくださったメンバーさんは、親御さんのための「茶話会」を立ち上げて、不登校のお子さんを持つ方々の居場所づくりをされています。振り返ってみれば、彼女が子育てプログラムのEOLECT(エオレクト)を受講したのは、たった1年前のことでした。その行動力はとても素敵だと思います。そして、何より私が嬉しいのは、アドラー心理学を学んで良かったと思ってくださって、次は自分がアドラー心理学を伝えようと動いておられることです。

アドラー心理学が生まれてから100年以上が経ちます。アドラーは「争いのない、協力的な社会の実現と人々の幸せを願いました。」(EOLECTのテキストより引用)。実際には、世界にはまだまだ争いは絶えませんし、協力的な社会が実現しているようには見えません。ですが、アドラーが願ったように、私もまた争いのない世の中と協力的な社会の実現を願っています。そのためにできることは、やはりアドラー心理学を広めていくことしかないとも思います。

私一人でできることはとても少ないし限られています。ですが、私がお伝えしたアドラー心理学の考え方を、今日来てくださったメンバーさんのように、誰かに伝えていきたいと行動してくだされば、私一人でやるより、もっと早くもっと多くの人たちに広がっていくでしょう。そして、もしかしたら、彼女から伝えてもらった方が、また次へ伝えていってくださつとすれば、どんどん広がっていきますね。

そんなふうに広がっていけば、そのうちアドラーが願った社会に近づいていくでしょう。そんな「新年の夢」を見ていた私です。今年もどうぞよろしくお願いします。