20数年前子どもたちが巣立ち始めたころ、このままの関係では老後2人の生活は成り立たない、と思ってアドラー心理学の講座をいくつも受けて様々な努力を積み重ねてきました。その甲斐あって(?)楽しく平穏な毎日を過ごすことができています。その中で、久しぶりに起こった「決裂寸前!」の事態を話しました。
うちが主催するホームパーティーの数日前に中学生の孫娘が発熱しました。熱はすぐに下がったのですが「コロナの疑いもあるから、参加しないほうがいいとは思うけど、ちょっとはパーティーを味わいたいから、ベランダ越しに参加してもいいか?」と本人から相談を受けました。「ベランダ越しはあまりにもかわいそう」と思い、そこまでは夫と意見は一致したのですが、夫は「パーテーションで仕切ったテーブルを作る」私は「それはおおげさだから2メートルほど離れた洗面所からの参加」で意見が分かれました。そこでケンカになりそうになったけど、「これって私たちがケンカすることじゃないよね、本人に決めてもらえばいいんだから」と言って一旦は収まりました。(休戦?)その後、孫娘に「どうなった?」と聞かれたので「パーテーションと洗面所って案が出てる」というと「洗面所でいいやん」と言ったので夫にそのように伝えると、それでもパーテーションを主張して「作るからそれを見てもらって本人に決めてもらう」と言いました。私はちょこっとむかつきました。が、決裂しない程度に修正案をいくつか出して(私のテリトリーを侵すことは変更してもらって)しぶしぶ承知しました。出来上がったパーテーションを見て孫娘は大喜びでした。(夫の勝ち! 私の負け?)
「どう?」という夫に「なんか暑苦しそうやな」と私。 夫は「その言い方ちょっとケンあるなぁ」で 争い? は収まりました。
パーテーション越しに乾杯するのが面白くて、パーティーは大いに盛り上がりました。(大阪:♪Mさん)
7月の楽笑会
楽笑会だより
7月の楽笑会です。3名の方がいらしてくださいました。夫さんとのお話、お子さんとのお話など伺いました。
ひとつは、ベテランのメンバーさんのお話。
今まで夫さんとのやり取りでは、頼まなくてもちょっと気遣ってほしいなとか、頼む前に少し動いてほしいなとか、そんな風に思っていたのに、ある日、自分からその「美学」を破ったんだよね~というお話でした。
アドラー心理学では「(私の気持ちを)察して動いてね」ではなくて、「ちゃんと言葉で頼むのがいいよ」とお勧めするのですが、夫婦の間では、ちょっと甘えさせてもらって、言わなくてもやってほしいなと思うこともあります。このメンバーさんは、今まで夫婦間でいろいろなことを話し合ったり相談し合ったりしてきて、その上にこの「美学」があるからうまく行くんじゃないかな、とベテランらしく教えてくださいました。さすがだなぁ、と聞かせてもらいました。
ところで、この時メンバーさんが自分の「美学」を破ったには、何か理由があるに違いない!それを知りたい!と私は思いました。いろいろ伺う中で、私が思ったのは、きっとメンバーさんにとってささいなことだったから、また、ここで「美学」にこだわらなくても日常の暮らしの中で夫さんから大切にされていることが、もう充分に伝わってきているから、・・・だろうなぁ、と思いました。何だかほっこりしました。
もう一人のメンバーさんのお話も夫さんのことでした。体調が悪くて休職を決断された夫さん。今年は、夫さんだけでなく家族みんなでゆっくりできているのだそうです。聞いていると、夫さんはとてもまじめな方で、職場に迷惑をかけたらその分頑張らないといけないとか、仕事を休んでいるなら家族のために家事をこなさないといけないとか、そんなふうに考えて、いろいろなことに一生懸命になる方のようです。それは、とても素敵な考え方だと思いますが、時に、しんどくなってしまうこともありますね。
せっかくお休みするのだから、本当にゆっくりしてもらえたらなと思います。そして、家事が好きな夫さんだそうなので、好きな時に好きな家事を好きなようにしてもらうと、それが体も心も癒すことになりそうだなと思いました。
また、これからお子さんも夏休みに入るので、何か無理のない範囲で、家族みんなでできるちょっとしたイベントがあると楽しいかもね、という話もしました。例えば、ちょっと豪華な外食に出かけるとか、花火を見に行くとか、水族館に行くとか・・・。
最後のメンバーさんはお子さんとのやり取りをお話してくださいました。お子さんが困ったなと思う行動をした時にお勧めなのが、“「なかま」と「できる」をみつけて知らせる”なのですが、これもなかなか難しい時があります。
他のメンバーさん達もいろいろな意見を出してくださって分かったことがあります。それは、メンバーさん以外の家族(夫さんと弟ちゃん)の存在を、お子さんも意識していたし、メンバーさんも意識していたんだということでした。
そこで、メンバーさんの口から出た代替案は、お子さんの「できる」を夫さんに伝えるのがいいかもしれない、ということでした。もちろん、お子さんにも聞こえる声で言います。それができれば、メンバーさんの動きもお子さんの動きも変わりそうな気がする、とおっしゃいました。
このお子さんが、自分の居場所を確保するために、さまざまな行動をしているんだということが、私自身にもすごく伝わってきて、健気だなぁと感じました。メンバーさん達のお話のお蔭です。ありがとうございました。
6月の楽笑会
今年は米原の天の川でホタルを見ることができました。「天の川ほたるまつり」が開催されていることを思い出して寄ってみました。ほたるまつりはすでに終了していたのですが、午後8時を過ぎたころからあちこち飛ぶ姿(光?)を見ることができました。「まだ居るねぇ~」「結構飛んでるねぇ~」と言いながら、しばらく楽しむことができました。
6月の楽笑会はお二人が参加してくださいました。
まずは、勇気づけについての話をしました。一人のメンバーさんが「ネガティブの箱」の話をしてくださいました。これは、あるEOLECTコースの中で出てきた(流行った?笑)のですが、受講中のメンバーさんがネガティブな感情になった時のイメージとして、自分が四角で囲われているような感じになると絵を描いて話してくださったのです。それ以来、そのコースでは「ネガティブになった時にはその箱に入ろう!おー!」というような感じで「ネガティブの箱」をみんなで楽しみました。
自分がネガティブになった時にはその箱に自ら入ろう、自分で入ったら自分のタイミングで出てくればいいのだし、箱の隙間からこそっと外を見ることもできるし、時にはひょこっと顔だけ出して様子を伺ってもいい、もちろん、ずっと箱の中に居ることもできる・・・、すてきな箱だよねぇ~と、私はこの箱がとても気に入りました。
このメンバーさんも、ネガティブになった時には箱に入る、そうすると何か自分が守らているような気になって落ち着く、しばらくすると気持ちが整理されてきて、相手の「なかま」や「できる」に気がつきやすくなる、というようなお話を聞かせてくださいました。
それを聞いていたもう一人のメンバーさんが、また別の素敵なお話をしてくださいました。どうすればいいか分からなかったり迷ったりした時に水の底(海の底だったっけ?)にブクブクと沈んでいく・・・どんどん沈んでいって底に着いたら「お告げ」が降ってくるというワークをしたことがある、というお話でした。
当時仕事のことでとても悩んでいたメンバーさんに降ってきたのは「消える」というお告げだったそうです。そのお告げの意味をじっくり考えて選んだのが異動を願い出るという方法だったそうです。仕事の性質上、その時期に異動することは普通はないことだったのだそうですが、願いは聞き届けられ、次の場所でのそれはそれは素敵な実践のお話も聞かせてもらうことができました。(具体的には、何かの折にご本人に尋ねてみてくださいね)
ネガティブの箱に入ることも、ブクブクと沈んでお告げを待つことも、どちらも「勇気づけ」になってるよね、自分が勇気づけられるためには良い方法かもしれないね、など話をしました。
次の話題は9歳のお子さんの能力についてでした。たまたま、お二人のメンバーさんのところには、どちらにも9歳のお子さんがおられます。お二人が話してくださった合計3つのエピソードは、9歳という年齢の子どもの能力の素敵さを表すお話でした。
彼らはもう、大人と同じだけの能力を持っているようです。例えば、時間がないから少し休憩したらすぐに出発するよと言われた時、小学校低学年までの子どもだと、大人の言うとおりにするか、大人の言うことは聞かずに遊び続けてしまうかのどちらかになるような気がします。ですが、9歳になると、このくらいの時間なら遊べるんじゃないか、これ以上は無理そうだなどと周りの状況を判断してから自分の行動を決めることができそうです。
あるいは、「○○をしたら自分はこうなる」という未来の予測が立つようになるので「こうなった時には□□をしよう」「それでもだめなら△△をすることにする」などと、自分の行動を決め、その通りに行なうことができるようです。
ただ、ようやく判断や予測が立つようになったものの、まだ経験が少ないですから、少し予測と違うことが起こってしまう可能性もあります。(ま、大人でも予測が外れてしまうことがありますけどね)つまり「いけると思った」んだけれど、ちょっとずれちゃった~!という感じです。
大人は、この「ずれ」の方に注目しがちですが、そっちよりも「いけると思った」という判断の方が、うんと素敵だなぁと改めて思いました。つまりそれはEOLECTで言うところの「できる」ですね。もちろん、その判断の中には周りにいる人たちへの配慮も含まれていますから「なかま」もあります。
最後に、パートナーさんのお話もしてくださいました。体調が少し下降気味になってきたパートナーさん。そばにいると、このままどんどん下がり続けるんじゃないかと心配になる気持ちはすごく良く分かります。ですが、以前に体調が悪くなった時にパートナーさんがどんなふうに行動されたか(つまりはパートナーさんの「なかま」と「できる」ね)を考えてみると、そこに勇気づけのヒントがあるかもしれないというような話をしました。パートナーさんの「なかま」と「できる」に気づけたことでメンバーさん自身の気持ちが軽くなったようでした。良かったです。
今回はいろいろな「勇気づけ」(自分を勇気づけることも含めて)について話ができて嬉しかったです。こんなふうに「勇気づけ」とエピソードが結びついていると、何かの折にとても役に立ちそうだなと思えました。ありがとうございました。
感想
今回学んだのは「未来の出来事を予想して行動できる能力」です。
9歳の孫が最近同じような失敗をやらかした事例を話しました。
ひとつは私と年下の従弟たちとお風呂に入ってるとき、はしゃぎすぎて私の頭にお湯をバサッとかけてしまいました。 私は頭が濡れた不快感で怒りが収まらず、何度も「ごめんね…」と謝ってるのに「今怒ってるから5分たってから言って」と冷たく突き放しました。彼はだまって一人で風呂場から退場し、その後ちゃんと5分後に私の前に現れました。
もうひとつは同じく年下の従弟とお出かけの帰り道の公園で「時間がないのでお茶だけの休憩でいい?」「うん!」と約束したのに勝手にブランコに乗りました。私はお茶を飲み終わった年下の従弟だけ連れてさっさと公園を出ました。「待ってー ブランコ止めるのに、ちょっとかかるからーそれくらい待ってくれてもいいやんかー」と叫んでるのに応えずに歩き続けました。するとしばらくして走って追いかけてきて、何も言わずに私たちを追い越してニチャッと笑い、3人で仲良く帰りました。
私にはどちらもそれなりに陰性感情があったけど、彼の行動はけっこう冷静でいい判断をしてるような気がします。どう感じて、どう考えて行動したんだろう? と不思議でした。
みなさんからは「9歳くらいでこうやったらどうなる、という未来予想がかなりできるようになり、自分で予想して判断して行動する。きっと彼はお湯はかからないと思った。ブランコに乗っても間に合うと思った。そう判断して行動したから、失敗してもすぐに自分で取り戻そうと思えたし、その能力もある。」…そんな意見をもらいました。
メンバーさんの「いけると思ったんじゃないかな?」の言葉がヒットしました。
これから彼が何かやらかした時は私の方から「いけると思った?」って聞いてみようかな? と思いました。(大阪:Mさん)
仕事の事、息子の事、夫の事、色々とアドバイスや気づきを頂き、すっきりして帰りました。
シンポジウムの話から、アドラーが開かれた心理学であること。自助会を通して継続することの大切さ、後続に譲っていく大切さなど。
自分の仕事のヒントになるお話でした。また、アドラーを長く学ぶ仕事仲間が、仲間たちの共同体感覚を育ててくれたことに気づき感動しました。
9歳男の子お孫さんの気持ちが分からないというお話から、9歳男子は思ったよりしっかりしている。でも、まだ予測できない部分もあることに気づきました。キーワードは「いけると思った!」でした。
個人的に、このお話からMさんがお孫さんに怒った気持ちを伝えたことや、その後に、お孫さんと素敵な時間を持てたことに感激しました。私は、怒りの感情を抑え込む癖があるので。。。(怒るとうまくコントロールできず傷つけてしまうかも、、、と思いつつ、やっぱり怒ってるから不機嫌が続く悪循環)
今後は、このように怒っている気持ちを伝えて、その後ゆっくり話してみようと思いました。(兵庫:Mちゃん)
5月の楽笑会
5月の楽笑会、4人の方が参加してくださいました。あちこちに話題が飛びながら、いろいろなお話を伺うことができました。印象に残っていることをお話します。
まず、お料理のお話。あるメンバーさんが、退職してからお料理に時間をかけられるようになった、と楽しそうにお話してくださいました。お子さん達、お孫さん達みんなが集まると10人になるそうです。結構頻繁にお子さん達が来られるとおっしゃるメンバーさんのご自宅は、きっと居心地の良い温かい場所なんだろうなと想像します。
大人数分を作るために色々と工夫をされています。例えば、ハンバーグの増量には高野豆腐を削って入れるとか、鶏のフライを作るのにむね肉を半解凍して薄切りにして揚げるとか・・・。参加メンバーたちは「今日、早速やってみよう!」と興味津々で聞かせてもらいました。
このメンバーさん曰く「私は料理で(家族たちを)支配しているのよね」と。ーーいえいえ、これってライススタイルを貢献的に使ってるってことだよね!! ステキですぅ~♪ さすがアドラー心理学を長年やってらっしゃるメンバーさんです。メンバーさんが料理を作ることで、お子さん達、お孫さん達も幸せになって喜んでおられる様子が目に浮かびます。料理が苦手な私としては、ただただうらやましい限りでした。
次に(私が)とても共感したお話です。そのメンバーさんのお子さんは、強い雨や風の音、雷などをとても怖がるんだそうです。小学校の高学年になっているのに音が怖くて眠れず、メンバーさんに怖いと訴えてきます。メンバーさんも眠いのを我慢して付き合うこともあるそうです。
私は、すっごく分かるなぁ~~~と思いながら話を聞きました。ところが、そのメンバーさんも、他のメンバーさん達もそんな音が怖いと思ったこと、余りないなぁとおっしゃいます。え~、そうなの!
で、私の、雷が怖いというエピソードをいくつかお話しました。本当に怖くて手足が冷たくなり、時には気持ち悪くなるほどだったんですけど、・・・(泣)。 今度はメンバーさん達が、え~、そうなの!となりました。おもしろいですね。
怖いものって、人それぞれです。そう言えば、若い頃、夜にバス停から家までの道を歩いていたら、同じような年ごろの女性に「怖いので一緒に歩いてもらえますか」と頼まれたことがありました。「いいですよ」と一緒に歩き始めると、彼女は「ここは病院でしょ。病院って怖いんですよね」と言います。確かにその道はずっと病院の裏側の塀に沿っていましたが、、、。彼女は何が怖かったんでしょうね。今でも分かりません。
というわけで、メンバーさんには、お子さんの怖い気持ちを受け止めてあげてほしいこと、他にも(私のように)雷が怖い人がいることを知らせてあげてほしいこと、そして、怖くなった時のために、安心できるものを用意しておくのはどうかななどお話しました。例えば、ぎゅっと抱きしめられるようなぬいぐるみとか、頭からかぶれるパーカーのようなものとか、体全部をくるめるタオルケット・・・などなど。楽笑会では「怖いものボックス」に入れておくといいねと話したのですが、「安心ボックス」の方が名前としては良さそうです。「安心ボックス」に入れておくものは、お子さんと相談すると楽しそうです。
それにしても、夜の間ずっと、怖がるお子さんに付き合ってらっしゃるメンバーさんが、本当に温かくて素敵なお母さんだな、と私はとてもうらやましい気持ちになりました。私は、雷が怖いなんて、親に言えなかったもので・・・。
さて、次のお話は夫さんの親御さんや親せきの方がお正月に泊まりに来るかもしれない、気が重い~・・・というお話でした。それは、大変ですねーー断れないの?ーーいやぁ、夫さんは長子さんだから断らないだろうし、私はしんどいなと思っても受け入れてしまうだろうし・・・もやもや・・・。
では、どうすればいいのでしょう。~~~、そうだ! これって、家族全員で乗り越える「大イベント」と考えればいいんじゃない? このイベントを通じて家族が協力することを学べたら素敵だね。夫さんだけじゃなく、子ども達も巻き込んで、どうやったら楽しくおもてなしができるか相談すのはどうかしら? それに、手を抜ける所は大いに抜いちゃおう! ・・・って、皆さんからたくさんアイデアが出されました。メンバーさんは、ちょっと気持ちが軽くなった~とおっしゃってくださいました。良かったわ。
メンバーさん達と一緒にわいわいとおしゃべりする中でも、やっぱりアドラー心理学の要素がそこここに現れます。なんといっても、皆さんがお互いを勇気づけたいという気持ちにあふれていることがよく伝わってきて嬉しくなりました。今月もありがとうございました。
次回は6月5日(月)です。第1週目の月曜日なのでご注意くださいね。
皆さんのお越しを心からお待ちしています。
感想
今日もありがとうございました♪
とっても温かくリラックスした楽しい時間を過ごさせていただきながら、新しい刺激を沢山いただきました。帰宅してから、少し身軽に動ける自分がいました。本当にありがとうございました!!
やっぱり、何でもない事でも1人だけでは、悶々としてしまったり自分で自分を追い詰めたりしがちな事も、、ここでお話を聞いていただく事で、解決の糸口が見つかっていくように思います。肩の力が抜けるのが自分でも分かりました。
常に自分と向き合っておられたり、ご自分や周りの人達にとってどちらも幸せになる方法で、あったかくてみんなの事を大切に想い合う素敵なファミリーを築いておられたり。とても大変な状況からメンバーさんの学びを通して、ご家族皆さんを勇気づけられた結果、ご家族みなさんがのびのびと、過ごされている素敵なご家族のご様子のお話‥。どれも心地よい風景が目に浮かび、始終ホッコリさせていただきました。また、とりとめないお話を聞いていただくん中で、勇気づけに溢れた空間、とても心が前向きになれる時間で今日過ごさせて頂いて、素敵な風さんや、メンバーさん方と共に時間を過ごさせていただいている私は幸せだなぁ〜と感じながら過ごさせていただきました。
モヤモヤも溶けた今夜は、やっと、ゆっくり眠れそうです。
もっともっと、自分を楽しませる事を探して明るく過ごしていけたらいいなぁと思いました。ピンチをチャンスに変えるパワーを蓄えるために、もっと自分も周りも楽しめる事を探していきたいです。
そして、心地良い空間となるように自分の事も周りの人にも、緩やかに見つめていけたら良いなぁと思えました。
Mさんの「家族を食で支配している」話。支配とおっしゃっていましたが笑。食を提供するのは、お腹を満たし、居場所も提供し、心も満たして、本当に素晴らしいことだと思います。楽しそうにご家族に貢献する姿に、あこがれや勇気を頂きました。家族に貢献する、自分も周りも幸せにする。私に出来ることは何かなーと思います。早速、月曜の夜に高野豆腐ハンバーグを作りました。みんな高野豆腐と気付かずに美味しいと食べてくれました。鶏むね肉も冷凍したので、薄く切ってカツにします。
Yちゃんは、お子さんのこと、まだまだしんどい時期かと思うけど、すごく前向きにとらえていて感動しました。お正月の話も、視点を変えるとどんどん前向きな話になって驚きました。
Jちゃんの、お子さんに怒ってしまう話。人それぞれ、怖いものが違う話。私も「なんでそんなん怖いんー!?お母さんなんか子供の頃…」みたいな勢いで話していたので、大反省です。まずは共感ですね。お仕事に子育てに大忙しの毎日だと思いますが、さらに栄養の資格も取られたとの事。頑張る姿を尊敬します。
Mさんのおっしゃった、イライラ=向上心。 「さらに良い母になろうとしてるのね~」というお言葉にハッとしました。私は目下、夫とのコミュニケーション.が上手く取れずにイライラしていて、「あっこれも向上心ともとれるのかぁ」とハッとしました。
私は、「自分がアドラーで変わった」と言われて、正直、客観的に見られなくて分からない部分もあります。確実にわかることは、めっちゃげんきになりました。そして家の空気もめっちゃ楽になりました。
1月から訪れた風さんのご自宅のあの部屋の、誰もが安心できる居心地のよさ、心がほっと温かくなる空気で、どんどん元気になっていったと思われます。あの空気感を日々の生活の中でも再現したいなーと思っています。(兵庫:Mちゃん)
工夫してうまくいってることって印象に残らないんですね
メンバーさんの「子どもへの対応でイライラしてまた失敗した!」みたいな話を
3月の楽笑会
今月はEOLECTのコースを終えたばかりのメンバーさんお二人が来てくださいました。何となくEOLECTの同窓会みたいで楽しくおしゃべりをしました。改めてEOLECTの感想などを聞いたり、その後の様子を伺ったりしました。
その他話題になったのは、お子さんの勉強のことです。お子さんが小学校に入ると心配のタネがひとつ増えるのですね。どの学年になっても、それなりの心配があります。少し勉強に困っている様子が見えると、塾に通うことを考えてみようかしら?と親は思ったりします。
以前塾講師をしていた私の経験では、塾に通うことを考えるのは、お子さん自身が塾に行きたいと言い出したタイミングがベストかなと思います。何も言わないうちからあれこれ準備しない方が良いでしょう。
かといって、そのまま見守っているだけでは、やはり心配です。気づいた時に手遅れになっていたらどうしよう・・・と不安になります。まあ、学習に関しては手遅れになることはないと、私は思っていますけれど・・・(*^^)v
とはいえ、親としてできることはしたいなと思います。もし、お子さんが小学生なら、本の読み聞かせ、というか、本を一緒に読むのがお勧めです。昔、新聞記事で読んだことがあるのですが、ある小学2年のクラスで、毎日朝の会の時間に先生が本を読み聞かせたところ、1年の間にそのクラスの読解力がぐんと上がったというのです。ただ読み聞かせただけで、感想を聞くわけでもなく、それについて話し合うわけでもなかったそうです。
よく聞くのは、本が大好きで子どもが生まれた時から熱心に読み聞かせをしていた親御さんも、子どもが小学校に上がるとやめてしまうという話です。それは、とてももったいないと思います。小学生になれば字を習いますから自分で読めるようになります。自分で読むのももちろん楽しいですが、誰かに読んでもらうと、また違った楽しさ嬉しさがあります。ですから、私は、子どもが大きくなっても嫌がらない限り読み聞かせをしてほしいと思っています。
今は、子ども向けの素敵な物語がたくさんあります。夜寝る前の5~10分を親子の本読みタイムにするのはいかがでしょうか。
友だちに勧められて私が大好きになった本があります。安房直子さんの物語です。『きつねの窓』というお話は教科書にも載せられています。動物や花などがたくさん出てきますし、ちょっと不思議な世界の話が多いです。
「お母さんが読みたい本があるので付き合ってほしい」などとお子さんにお願いをして、親子のほっこりタイムにするのはどうでしょう。そのうち、お子さんの方から読んでほしい本のリクエストがあるかもしれません。
そして半年も経てば、きっとお子さんの読解力も上がっていることでしょう。読解力さえつけば、学校の勉強もおもしろくなると思います。塾へ行くよりは安上がりだし(笑)、効果もあると思うのでお勧めです。
あとの話題は、マメな夫さんの話、のんびりタイプの夫さんの話、きょうだい順位によってタイプが違うという話、相手の行動を変える前に環境を変えるのがお勧めという話、・・・などなど盛り上がりました。今月もありがとうございました。
楽笑会の今後の予定です。
4月10日(月)、5月8日(月)、6月は第1月曜日の6月5日(月)に開催予定です。
以降は7月10日(月)にしようと思っています。
みなさんのお越しを心からお待ちしています。
感想
月曜日はありがとうございました!風さんがせっかくテーマを用意して頂いていたのに、色々話したいことがあってあっという間の2時間でした笑
風さんご夫婦のお話を通して、私は夫に対して、グレーのメガネを掛けがちなので、自分も夫も信じて、気を付けようと思いました。
Yちゃんのお子さんA君の京都お出かけの話では元気をもらい、Bちゃんの話では、うちの子どもの5年後を想像したりしました。私の中学校へのモヤモヤとした不安もほぼ軽減されて、どっしりと構えられそうです。
安房直子さんの『白いおうむの森』ですが、あれから2日間読み聞かせをしています。鳥好きな子供たちはタイトルで食いつき、風さんに言われたとおりに「母が読みたいから聞いてね」というとスムーズに聞いてくれて、「もっと読んで」とか感想を言いながら読み進めていて、めちゃくちゃ幸せな気分で眠りについています。物語や雰囲気も大好きです。
アイデア次第で、できることや幸せな気分になれることがたくさんあるんだなぁと実感しました。
風さん、幸せな時間をありがとうございます。改めて今回も「楽笑会、ほんまにすごい!」と思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(兵庫:Mちゃん)
月曜日は、Mちゃんにお声掛けて頂いてとっても嬉しくて!ウキウキで参加させて頂きました。Mちゃん、誘ってくれた勇気に感謝!本当にありがとうございました♪
かぜさん、今回も、ホッコリと楽しい時間を過ごさせて頂きありがとうございました。あっという間の時間の速さに驚きです!
今回、Mちゃんのお話の中で、Cちゃんと、Dくんの姉弟愛があったかくて、とても印象的でした。
お姉ちゃんが、弟を見守ってあげながら、彼にとっての、より良いタイミングを考えてくれている姿が、とても優しくて頼もしいなぁ〜って思いました。
また、小学生のうちから、今の現状よりも更に良くしていきたい意識の高さに、とてもかっこいいなぁ〜って思いました。
EOLECTテキストの33.34を読んで復習させてもらって、、「あ、そっかぁ〜」と肩の力が抜けて、「何だか(BもAも)なんとかうまくやっていける気がするなぁ〜」と思えました。
すると、たまたまかもしれませんが、その日の夜、姉と弟がとても仲良く、寝るまで語り合っていたり‥。私が、体調を崩して動けなかった時には、長女と長男が協力分担しながら、私の代わりになって末っ子のフォローをしてくれていたり‥。家の事をやってくれたり‥。頼もしい姿を発揮してくれて、あれだけ学校へ行かない生活から逆転した今週です。
何だかさっぱり分からないですが、やっぱり、こちらの心の内が、知らないうちに表に出ているのかなぁ〜と、感じる出来事でした。
そして、わたしは、本当に周りの人たちに恵まれて、幸せに生かしてもらっているんだなぁーって思いました。
楽笑会へ今月参加させてもらって、心が春色になり、幸せがいっぱいで、本当に良かったです。ありがとうございました♪(大阪:Yちゃん)
2月の楽笑会
「やっぱり1ヶ月に1回は来ないとダメみたいですぅ~」といらしてくださったメンバーさん。ありがとう、嬉しかったです。
子どもさんのお話をしてくださいました。小学生のお子さんです。
ある休日、朝ご飯を前にして、食べるでもなく食べないでもなく、じっと座っているお子さん。あまりにも長い時間座っているので、マイナスの声をかけてしまって、結局食べないままになってしまったというお話です。やってしまったーと思ったメンバーさんでしたが、だからといって、どう切り替えればいいのか分からなかったとおっしゃいました。
そんな時のお勧めは、EOLECTの“「なかま」と「できる」をみつけて知らせる”です。
「なかま」=ほかの人との間の肯定的なつながりのこと
「できる」=自分の能力や得意なことなどの強み(有用な側面)のこと
メンバーさんと一緒に考えてみました。私もあとからもう一度考えて付け加えてみました。
(皆さんも是非考えてみてください)
食欲はないけれど、せっかく作ってもらったんだし、食べた方が良いと思っていた。(なかま)
今日は休日なのでゆっくりしても大丈夫と判断していた。(できる)
食べることができたらお母さんは喜ぶだろうなと思っていた。(なかま)
時間をかければ食べられると思っていた。(できる)
自分のペースで食べようと思っていた。(できる)
食べたら片づけようと思っていた。(なかま・できる)
ひとりで食べるのは寂しいと思っていた。(なかま・できる)
お母さんに(食べるのを)手伝ってもらおうと思っていた。(なかま・できる)
もう少し時間が経ったら食べられるかもしれないと思っていた。(できる)
・・・・・・
もっといろいろあるかもしれません。
メンバーさんがお子さんの「なかま」と「できる」をみつけたところで、今ならどんなふうに声をかけられそうですか、と聞きました。そしたら、「単純に、少し(食べるのを)手伝おうかとか、少し減らそうかって言えば良かった」とおっしゃいました。普段、「手伝って」とか「減らして」と頼んでくれることもあるのだそうです。素敵な代替案がメンバーさんご自身の口から出されて嬉しかったし、温かい代替案だなと思いました。
こうやって、あとからゆっくりと考えると「なかま」も「できる」もみつかるし、それで気持ちも切り替わります。ですが、そのやり取りの最中はなかなか難しいです。でも、難しい時には、無理をしなくてもいいと私は思っています。ゆっくり考えれば切り替えられるのなら、あとでゆっくり考えればいいですね。そして、代替案を思いついたら、次は試せるかな、試せるといいな、・・・ぐらいのことで充分だと思います。
また、お子さんの他の行動について、「なかま」や「できる」がみつからなかったり、みつかったとしてもそれを認めたくなかったりすることがあるかもしれません。そんな時も無理は禁物です。とりあえず、その行動については横に置いておくのがお勧めです。そして、日常生活の中にあるお子さんの「なかま」と「できる」をみつけていくのが良いなと思っています。つまりは、二段構えですね。
第一段階! ネガティブな感情が起こったエピソードの中で「なかま」と「できる」をみつける。
それが難しいなら、
第二段階! 何気ない日常生活の中で「なかま」と「できる」をみつける。
ということです。
え?それも難しいと感じたらどうするか、ですか。
それにも答えはあります。
そういう時には、自分の行動の中に「なかま」と「できる」をみつけましょう。きっとあります。それがみつかってくれば、少し気持ちも上向きになってくるかもしれません。(もし、みつけにくかったら、ここでも無理せず、しばらくぶら下げて暮らすのもアリです)
「何回も穴にはまる」と感想に書いてくださったメンバーさんですが、「穴にはまれば出てくればいいです。必ず出られますから、安心してはまってください」って言いたいです。穴にはまるのにも、きっと良い意図があるはずですからね。
今月もありがとうございました。ステキなエピソードを聞かせてもらって、その中の「なかま」「できる」を考えることができて、楽しかったし嬉しかったです。
感想
今日もありがとうございました。
どんどんマイナス思考になって、自分ではなかなかリセット出来ない時も、風さんにアドバイスをもらうことでリセット出来るなと本当に思います。
子どもに良いところいっぱいあるってわかってても、普通に話しかけられてるだけなのに、抱きついて来てるのに、、、嫌な態度をとってしまう私はなんか欠陥があって、どっか治さないといけないんじゃないか とか 子どもとうまくいかない根本は母と私の関係が影響してるんじゃないか みたいな考えがグルグルしてる状態から、また前向きになれる感じです。
1月の楽笑会
今年初めての楽笑会への参加者はありませんでした。1989年に始めた楽笑会、(コロナでお休みした月を除いて)毎月開催してきた楽笑会で、参加者がいなかったのは初めてのことでした。これはすごいことだったなぁ、と改めて思いました。メンバーさん達が足を運んでくださったからこそ続けてこられたわけで、そのお蔭で私はアドラー心理学を学べてこれたんだと思います。ありがとうございました。
さて、どなたも来られない部屋で、ぽっかりと空いた時間をどうしよう?と考えて・・・そうだ!EOLECTの予習をしようと思い立ちました。1月24日からコースが始まります。1月初めに改訂されたテキストをもう一度読んでおこう、と思いました。テキストは声に出して読み、ファシリテーションガイドとテキストを照らし合わせながら、テキストを繰りました。また、改訂前のテキストも一緒に開いて、改訂箇所を丁寧に読むこともできました。受講者の皆さんのご意見、ファシリテーターたちの意見を参考にして改訂されています。流れがスムーズになったり、理解しやすい言葉に変更されていたり、もっと理解できるように参考資料が加えられたりしていました。
昨年3つのコースを開催し、その後受講されたメンバーさんと話をしたりして、私のEOLECT理解もその都度深まってきたように思います。(まだまだ拙いコース進行だったと思いますm(__)m) “「なかま」と「できる」をみつけて知らせる”という勇気づけが、とても力強いことも実感してきています。
そんなことをしたり考えたりしながら2時間を過ごしました。とても良い時間になりました。
来月は是非皆さんいらしてください。心からお待ちしています。